読んだのが20年以上前なので作者もタイトルも忘れたけど、女医が主人公のサスペンスがエロかった覚えがある

ヒロインは勤めていた大学病院が絡んだ臓器密売に巻き込まれ、命まで狙われてしまう。
その後、病院の同僚が医療実験を名目に医療機器メーカーの社員に扮した密売人達に
密売用の臓器を横流ししている事に気づく。気づいたのがその実験日なのと自分の職場で
そんな事が行われているのを信じたくなかったヒロインは、別の同僚に自分が30分経っても
戻らなかったら事件の担当刑事に連絡する様に伝えた上で、実験が行われている病棟に侵入する
しかし、その病棟で密売人達に気づかれて頭を殴られ気絶してしまった。

意識を取り戻したヒロインは、ベッドの上に全裸で寝かされた上で大の字に広げた四肢を
ベッドの四隅にロープで拘束された状態で密売人達の下卑た視線に晒されていた。
密売人達はヒロインの体を弄び、恥辱に顔を歪め身を震わせるヒロインの反応を楽しむ。
ヒロインには自分達の犯罪が以前からバレていると思い込んでいる密売人達は、証拠を抹消した上で
共犯者も、何故か強迫も告発もしない不気味な存在だったヒロインも殺して高飛びするつもりなのだ。

その後弱ったヒロインを再度辱めてから殺すつもりで小部屋に閉じ込めた密売人達だったが、このまま殺されるのも事件の証拠が消されるのも許せないと奮起したヒロインが全裸のまま必死の
大立ち回りを繰り広げ、結果として警察が到着するまでの足止めに成功して事件は解決した

ちなみに密売人達がヒロインが自分達の犯罪を知っていると思い込んでいた理由は、ヒロインの弟が
小説賞に出して入賞した医療ミステリーに、たまたま自分達の犯罪のやり口と丸かぶりしたトリックが
使われていた事を共犯者の同僚から知ったとかいう言いがかり同然の物だったと思う

正直うろ覚えもいいところなので内容は大分違うと思うが、そこまで全然エロ描写がなかったので
強引に入れたとしか思えない終盤の唐突なエロ描写が妙に印象に残ってる