「ノルウェイの森」について語ろう
いよいよ明日から映画が公開される「ノルウェイの森」。
出版から20年以上経った今再ブームキテマス。 小説冒頭に登場した30代後半?になってるワタナベのこと >>676
そう原作の雰囲気は出てたよね
なにせトラン監督は原作のファンで、村上春樹に映画化を直訴したくらいだ
春樹氏は脚本を見てから決めましょうと言う
その後の二人のやり取りは本が一冊書けるほどだったらしい
その後は監督におまかせモードだったそうな
そうマツケンは役者陣の中で一番ハマってた
表情がまさに「僕」そのものでこの役は彼しかいない感じ
水原の演技が棒とか批判はあるけど、初演技にしてはそれほど酷くはなかったと思う
なによりミドリはあんな感じだし自然体でいい
でも水原自身はうまく演技できなく泣いたりもして相当苦労したと言ってた
ああリンコね…頑張ってたし演技もうまかった
目の動きは良かったと思う
でも直子役は一番透明感が必要だったと思う 危うい透明感というか
敬遠された役だから一度落ちたリンコを採用したのかもね
世界的に有名な小説なのにな
ビートルズの曲も基本映画の使用は認められないのに、
原作が世界的に有名という理由で許可されたんだし
突撃隊のシーンはカットしたらしい 残念! 当時の町並みを再現すると莫大なコストがかかるからだろうね
ただでさえ相当カネがかかったとプロデューサーが言ってた気が
オレは何度もみることを想定してはじめから買ってしまったw
後悔はしていない 三回みたかな
この映画は数年に一度はみたくなるんだよ
音楽も良かったし
今再びみたくなってきたし
レビューの低さは、読者の持つ原作のイメージが個々に違うだろうから、
合致していなかったのかもね >>680
ミドリとは別れたかもしれないし別れてないかもしれない。
小説では語られていないからね。
俺は勝手にミドリは村上春樹の奥さんだと思っている。
昔、この小説が話題になったとき、春樹自身が自伝的小説と言っていることから、
ファンの間では、ミドリが奥さんに違いない、と言われていた。
俺も素直にそう信じていた。
春樹は学生結婚だったしミドリと結婚したんだろうなと。
恋人同士が別れる理由なんていくらでもあるけど、
ミドリとワタナベのような境遇で結ばれた二人はそう簡単には離れない。 直子のことを思い出すのは、思い出さずにはいられないからだと思う。
俺がワタナベであったとしても、ミドリとの事は無関係にきっと思い出すだろう。
ただでさえ容姿端麗、統合失調症、数々の哀しき言動、消えてしまいそうな存在感、自殺…
思い出すなと言われても思い出す。
そして何より直子のあの言葉。
直子の、1つお願いごがあるの、に対しワタナベが、3つきくよ、と言ったとき。
「一つでいい。私という人間がいたことを覚えていてほしいの」
でも直子は、人の記憶など徐々に薄れていくと解っていたから、
愛してさえいない男に性技を尽くしたのだ。
自分を忘れないでほしいから。
この小説はエロいと言う人は多い。エロしかないと言う者もいる。
でも俺はエロさより哀しさを感じるよ。
直子の悲哀を感じるよ。
直子はこんなことも言いながら口でしてあげてる。
「これも覚えていてね」
なんて哀しいんだ。
俺がワタナベならこう思う。
直子よ、そんな性技を尽くさなくても俺はお前のことを忘れはしないよ、と。
誰と付き合おうと、誰と結婚しようと、永遠に。
忘れないという約束がなかったとしても… >>685
あーそういうことか
ミドリ=村上さんの奥さんがモデルならハッピーエンドだ
さすがにどこかに救いがないと読んでられないよね
映画は直子は重症化の末、勝手に死んで結果ワタナベとミドリが結ばれる風に描いてる
原作のワタナベがレイコへ送ったミドリへの思慕を書いた手紙と
直子の病気は多少快方に向かったてたあたりは無難なハッピーエンドにするために意図的に省いてる
映画の監督さん、日本語のイントネーションはどうクリアしたのか不思議
基本的にキャストは単調なセリフ回しだったから、まさか小津調?なんて思ったりしたけど
まさかそうんなわけない 監督は日本人ではないんだから
でもその単調さがうまく活きて一般的な恋愛メロドラマにはならないですんで良かったと感じた >>687
映画の公式ガイドブックの中で、監督は確かこんなことを言っていた。
日本語が分からなくても役者の喋り方をみればそれでOKかNGか判るんです。
フシギだね。
そういうものなのかね。
役者の喋るときの表情でも判断してるのかもね。 にしても、この時代は自殺ってよくある話なんかな?
いくらなんでもワタナベの周りの人自殺しすぎやんっ 村上さんと同世代だと思われる谷村新司さんの楽曲「それぞれの秋」(1980)の詞は
学生仲間同士で
幸せになろうとしてはいけないとか
人は死に場所を探すために生きるとか
友人が見知らぬ街で命を絶ったとか
この時代の学生って戦争を経験してるわけでもないくせナニに影響されたかわからんけど
こんなこばかりと言い放って生きてたのかと
きっと死がとても身近に感じられる世代なのかもしれん
ほかこれから自殺します的な曲もある 初美が死ぬ理由は少し解るようになった。
絶対に愛してはいけない男を愛してしまったから。 直子 なおこをおれは小説の半分読んだところまでちょくこと読んでた思い出 ちょくこてなんやねん ミドリの両親共に頭の病気だったはず 真っ先に遺伝を心配したね 確かに。なぜ直子を残して死んだのか。そのあたりから直子はおかしくなったらしいし。 情報量が圧倒的に少ないキャラだよね
ネットの個人サイト(ブログ)で村上作品について持論かまして断定してるの多くて
色々うっかり信じちゃうとこだったよ() キズキは「鼠」だから死ぬ理由は鼠三部作を読めば解るという人もいる。 そのキズキ=鼠説って
ブログとかではなく出版された本や雑誌の中で提唱されたもの?
ブロガーの意見は信用しないとかではなく、誰か名の通った人がそんなこと言ってたっけと思って
加藤典洋あたりそんなこと言ってるのかな 風の歌の鼠とノルウェイのキズキが同じ人とは思えない キャラ全然違うし
そもそも作家本人がノルウェイは単独作品だと表明してるし あたりまえだけど羊をめぐる冒険の鼠の自死とキズキがつながる要素って特にないよね
1973年のピンボール鼠パートのラストは鼠の自死を暗示だか何だかという話があって、それくらいならうなずかんでもないけど 直子とキズキが女同士ならセックスは不可能なのは納得できる
同室レイコとのレズニュアンスは当然の流れ
基本直子はレズなので男は受け付けない体
しかしストーカーヤリチン猿ワタナベの猛追に苦悩して自ら命を絶つ
繋がった! ワタナベと初めてのセックスの時は濡れぬれでいっちゃったよな
初めてなのに
直子の絶頂の声をワタナベは悲しい声だったという
そりゃそうだ
愛するキズキとでは濡れもせずローション使ってもセックスできなかったのに、愛してもいないワタナベとでは濡れてしまいイッてしまったのだから
こんな悲しいことはない
心と体が一致しないことに苦しむ直子
可哀想すぎる 性描写を淡々と描いてるからエロくないんだよね
あまりにも描写が客観的過ぎて単なる文章の1つだと感じて違和感なく進んでいく 俺は、キズキはLBGTだったんじゃないかと思うね。
LGBTだから直子を愛せない。
LGBTに対する社会の理解がない時代だから、自分を追い詰め自殺したんじゃないだろうか。 家族同様に育った対象に異性としての性欲が果たして沸くかって問題もあると思うな
キズキ役の高良健吾さん「潔く柔く 」って映画に同じような役柄で出ててカタチ違うけど相手を残して逝ってしまう
この映画はヒロイン側が高良さんを異性をとして捉えられなく友達以上恋人未満という設定だったけど
あと若年性勃起不全の可能性も捨てきれないな
そもそもキズキが童貞か否かは説明されてたっけか 「僕/鼠三部作」と「ノルウェイ」が別個の物語なのは当然だけど、
作者の中の核になるモチーフは同じなんじゃないかな、とは思う。
それのフィクション化の方向性や濃度が異なる、というだけで。
そして、「ノルウェイ」が自伝的な小説だという作者自身の言葉もある以上、
「ノルウェイ」で書かれたような
(いくらかフィクション化のフィルターがかかってるのは大前提として)
背景があった上での「三部作」だ、と考えた方が腑に落ちるところもあるんだよね。
「ピンボール」で突然名前付きで登場する「直子」とか。
「ピンボール」のラスト、あの幻のピンボール台との会話は、
既にこの世にいない「直子」との会話だと考えた方が納得がいくんだよね。
作者としては、「直子」からああいう赦しの言葉を聞きたかったのだろうな、と。
(それは都合のいい甘えだ、という批判もあるだろうけど、フィクションの中だけでも
そう書かずにいられないくらいの罪悪感を抱えていた、ということなのでは。)
「羊」でも(フィクション化した形であれ)鼠の死に向き合うことで、
作者の中でもいくらか納得ないし昇華したところはあったんじゃないか。
(その後にも、まだ繰り返して「親しい知人の裏切りと喪失」という題材は書いてるけれども。) 確か小説の中で直子は、(どんなに濡らしても)痛くてできなかったと言ってたような。 処女の経験談だと個人差はあれど女性の入り口が狭くて入らなくて
ベッドだと体が動いてさらにやりづらくて床に降りて相手の頭を壁に固定してやったことがある
何度目かのトライで成功したけど相手が背中に擦り傷によるヤケドを負ったらしく(後日聞かされた話)申し訳ないことをした
僕20才相手20歳のあのとき 処女だから最初は痛いだけだよ(最初からイク人もいるんだろうけど)
オレのナニも狭い中に押し込んだせいか打撲でしばらく痛かったもの そういうこともあり
直子の処女喪失の流れには違和感はある 色ボケばかりの少年少女が死にも向き合ってる不思議な物語
でも性と死ってコインの表裏かも?
友人がバアイグラ服用で目指せ腹上死だし >>725
少なくともこの作品においては「性」は「生」とニアリーイコールという感じだろうね。
ラストでレイコさんと主人公が性交することも然り。 おれ。ふと思ったんだが映画の直子役菊池じゃなくて満島ひかりだったな。
おれの直子のイメージ像がまじ満島ひかりだわ >菊池凜子 満島ひかり
これドラマモテキのキャストだよw(あと野波麻帆、松本莉緒も出てる)
凛子はホラーテイストだったけど満島なら生身の人間を演じたかも
映画悪人の満島の静から動への錯乱ぶりは印象的 >>728
いや実はドラマのモテキ見ておもったんだw クドカンドラマで新規ファン開拓したと思いきや、いきなり舞台降板(恋愛絡み?)でマイナス面だけが残ってしまった残念な人 凛子姐さん、相川七瀬に似てる やっぱヤンキー顔なんだな〜() ガッキー新ドラマでの凜子姐さん、チョイ役だけどかなり印象的
このパンチ力。やはり直子役は間違ってなかったのかもしれないと再認識(役の良し悪しは別にしてだけど) この間の村上ラジオで、ミドリに同じミスを何回もやるから怒られると言っていた。 聴いてたけど半分寝てたから内容は覚えていや
そんな話をしてたんだw 長澤まさみの「嘘を愛する女」にハツミさんが出てた
ホラーテイスト(役柄的に)な風貌で全然イメージが違う
ノルウェイの監督さん、凜子さん以外は実物以上に綺麗に撮ったと感心 すこし前に読んだけれど、なかなか面白かった。
特に、レイコさんに共感。 すこし前に読んだけれど、なかなか面白かった。
特に、レイコさんに共感。 村上春樹の特集していた本で、村上春樹といったらノルウェイの森と紹介されていたので図書館で借りて読んでみたら、作品名はオシャレだけど本の中身は、淫乱女と、ヤリチン男の恋物語みたいな本だっあ。
確かにノルウェイの森というタイトルも、作品の中にでてくるとはいえ、作品名と本の中身が違いすぎると思いました 浅い。そんな単純な話だったら1000万部も売れていないし何度も読み返さない。 心に問題を抱え、好きな男とはどうやってもセックスできず、好きでもない男とは簡単にできてしまう直子の苦しみ哀しみが解らないのか。 小説に書いてある
心と体が一致しないんだ
好きな男なのに全く濡れない 男で言えば好きな女だと勃たなくてそれ以外は勃つというインポテンツとはまた違う症状。しかもそれが治らない。
なんて不幸なんだw そういう話って「濡れない」「できない」とかサラッと表記されてると軽く聞き流していけるけど
突き詰めて考えると「なぜ」「どうして」となりよく分からなくなる
単なる精神病でくくっていくしかなくなると思うわ 直子は統合らしい。昔で言う精神分裂病。幻聴幻覚があることからしても。
相当きついらしい。自殺者も多い。
「おーい直子ぉぉお前は俺からは離れられないんだぞぉぉぉって死んだキヅキ君が言うの。そうなると私どうしようもなくなるの」
可哀想な直子。 作者はなぜ直子に可愛い顔と美しい体と大きなおっぱいを与えたのか。
何かを失うと何かを得る法則か。
いや昔、現実にそうだったのかもしれない。 映画で喜劇女優菊池凛子が凛子を演じたから役として悲劇性は薄れてしまったけど、それはそれで良かったかな
それくらい女優人生として十字架を背負うような役になると思う 身長が165あれば満島ひかりに演じてもらいたかった 30代後半になった僕は、飛行機の中で、ノルウェイの森という曲が流れ、青春時代の淫乱女達と、ヤリチン先輩達の思い出が蘇ってきた ビートルズのあの曲は確かに聴くと時々頭が混乱する
なんか異質な曲 読むのも観るのも面倒臭いからあらすじ教えてください ガッキーのドラマ獣になれない私たちは野木版ノルウェイの森だわ
基本病んだ連中が集まっててフリーセックス三昧の竿姉妹、穴兄弟の話になってる
凛子姐さんはピンピンしてて健在な役ですがw 映像だけは観たほうがいい
YouTubeでただでみれるし 村上作品は小説だけで満足してるくちなので大きなお世話です いや768
ああそうか直前は見てなかった、何だか失礼しました 俺はいつもマスターベーションしたら手帳にチェックするようにしている。
新年を迎えたので総括として去年の俺のマスターベーションの回数を発表する。
去年俺がマスターベーションした回数は65回。
ちなみに07年47回、08年58回、09年51回、10年61回、11年63回、12年56回、13年61回、14年53回、15年63回、16年52回、17年55回。
年齢は48歳です。 週に3回がノルマだろ
3×4週=12回
12回×12ヶ月=144回 村上春樹・作 バースディガールという漫画(海外作家担当)を読んだがチンプンカンプン
こういう作品も書くんだね