おお…久しぶりに肯定意見!

ほんとそうだよな
1000万も売れるといろんな読者がいるのは解るけど、エロとかも解るけどさ、この小説の醍醐味はそんなことじゃないんだよな

オレは10回は読んでるけど、
なぜ読むのかど言えば、直子の救いのない哀しみに近づきたいというか、ワタナベと直子のどうしよもない切ない関係を感じたいというかさ
読むとブルーになるのについ再読してしまう

結局尚子は死を選ぶこととか、
私を覚えていてとか、そのあとのワタナベのとった行動だとか、
思い出すだけでも泣きそうになる

直子の美しい顔とカラダ、何かを得れば何かを失うもので、
心の病気を患ってしまった

ミドリも魅力的だけど、とにかく直子が気になって仕方ない
もっと直子を理解したい
不憫な直子の宿命を…

だから何度も読むのかもしれない
苦しくなるのに…