【革】 本の装丁 【布】
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最近では見かけなくなった重厚で丁寧な装丁
ヨーロッパのアンティーク本のようなきれいな装丁や
普通の本を革装丁にするDIYなど
本の装丁について語ろうよ! アラマタさんの著書で革装丁の事を知り、神田の北沢書房さんで色々な革装丁を見せて戴いたり
四谷の雄松堂さんで海外の製本術の本を紹介して戴いてました。
慶応のグーテンベルクは公開される度に見に行って、高宮先生の一般講座に参加して色々と教えて
戴きました。
英国の大英図書館ではグーテンベルクが常設展示で羨ましかった。 背バンド付きのゴツい革装本に憧れて、
ルリユールを習い始めました。まだまだ初心者です。 湯川書房の限定本かな
本なんざ読めりゃ文庫でもムックでもいいと思ってる自分が
唯一、一目惚れして購入した
中身は購入前に確認で見たきりで封されて本棚の奥に封印
本一冊に10万超出したのはこれが最初で最後だと思う Kindleで新聞や雑誌などは事足りるようになってきたけど、
書籍はやっぱりハードカバーだよな、と改めて思うようになった。
しかもカバーを外した状態の質素な手触りが官能的だ。
これを自分でカスタマイズしたい衝動に駆られる。
よく洋古書を購入するのでおのずと革装本も増えてきているんだが
ひとくちに革装といってもピンキリだね。
材質はもちろんのことデザインとか仕事の丁寧さとか保存状態とか。
日本のプロの製本家に依頼して作ってもらったのが
いまのところいちばん気に入ってる。 革装本が増えたらアンティーク家具が欲しくなってきた。
もともとそんな趣味はなかったんだが。
羽ペンと封蝋も欲しい。
ゴシックな館に住みたい。 >>10
いいですね。
家の中の一部屋でも、部屋の中の一角でもそんな空間があると落ち着きそう 部屋の一角に館ってどんな騙し絵だよ!ってとこだが。
新品の革装本は、実際に若い女性が眼の色を変えて欲しがったほどに美しい。
新規の製本費用は数万から十数万かかるので当然か。
古書としての革装本は一万円台から買える(欧米の古書サイトの通販)が、
状態の良し悪しはピンキリ。キリでも中身が良い本は
日本の製本の専門職人にお願いして修復してもらう。
製本家の職人さんは洋書に限らずどんな本でも
ほれぼれするような立派な革装本にしてくれる。
私はいずれ横溝正史『眞珠郎』初版の製本を
背角革装ブラデル製本(中の上くらいのレベル)五〜六万くらいで
お願いしようと思っている。
ずいぶん本格的な人がいるみたいだな
ところで本の中身自体は大丈夫なの?
装丁は修復したり、新たにやり直したりできるけど
本文の方はそういうわけには行かないよね? 酸性紙だともっても50年、環境によっては30年で粉々だそうだね
以前は脱酸スプレイがあったけど、今もあるんだろうか 当たり前だけど、酸性紙じゃ無くてもいつかは朽ちてしまうんだね
自分はそんなに高価な本は持ってないけど、できるだけ長持ちさせて
できたら死んだ後でも欲しい人に持っててもらいたいなあ。
本の健康に良い環境ってどんなだろ
とりあえず湿気がマズいのかな
でも本を置いてあるのは一階なんだよな もし貴重・希少な本を個人のレベルで持ってたらきちんと保管する義務を感じて欲しいな
どっかのバブルの時に名画をオークションで落とした社長じゃないけど
「一緒に棺に入れて焼いてくれ」なんてもっての他
前のほうのレスで出てきてた慶応のグーテンベルグって見られるときってあるの? >>18
昔、日本橋の丸善の奥の部屋で、ガラスケースに入れて常設展示されたね。
高宮が慶応の図書館に買わせる前の話で、もう20年位前か。 幾多の稀少な書籍たちもこんな災難を乗り越えてきたんだな・・・ この震災で装丁に傷がついたとしても、それもその本の価値として捉えたい 大地震で書斎・書庫がとんでもないことになったが、
散乱したのは未製本の仮綴本、文庫や新書などの軽い本ばかりだった。
革装など重いものはしっかり安定していたのでホッとした。
>>14
本文ページが汚れたり痛んだりしたものはどうしようもないね。
しかし保存状態の良いものは古くても綺麗だよ。
大敵は湿気と日焼け。
技術と道具はあるの?
デアゴスあたりで『週間リリュール』とか出してくれないかな。 >>27
どこに何の革頼んだの?
本物の羊皮紙を扱ってる所知ってたら教えて >>29
羊革はモロッコ革風のゴートシュリンクですか?
羊皮紙情報ありがとう
ここは良さそうですね >>30高かったので普通のブラウンにしましたよ
それより金の転写シートないですね、、、 >>31
ご希望の物とは違うかもしれないけど、これはいかがでしょう?
http://www.yoshida-leaf.com/
シボの深い革には上手く転写出来ないのが難点ですが、それ以外では簡単に金箔押し風の表現
ができました。 読書好きから製本にも興味を持ったよ。
ルリユールが習えることや、プロの製本屋さんが日本にもいて、
補修を頼めたりすることを最近、というかここで知った。
まぁこんな調子なので…製本について参考になる本とかサイトとか、もしよかったら教えてください。 手作りしてる人もいるとは頼もしいな。完成したら画像うpきぼん。
俺は洋古書購入ばかりなのでこんなサイトをよく使ってる
http://www.abebooks.com/
>>34
早速注文してみます!
勉強になりそうです。ありがとうございます。
後学のために書いておくと、 『日本の名随筆 別巻49 奇書』 (作品社) の中には、
堀口大学の 「人間の皮」 という随筆が収録されている
そう、人間の皮で装丁した本の話
趣味が高じてそういう本が誕生したというのもあるけど、様々な事情から生まれたものも多い
興味のある人は、いちど図書館ででも読んでみて >>39
その話と同じかどうかは知らないが、
庄司浅水『書物の国の散歩道』(現代教養文庫)にも書いてあった。
藤田嗣治所蔵本の荒い写真付きで。
プルーストが貴族の夫人の下着の布で製本させたことも有名だが
現存してるのだろうか。
いずれにせよ悪趣味だな。
>>38
布製は長持ちしないと思う。
皮製はたぶん持ち主の死後まで保つが布製は微妙。
なるべく汚さない、に尽きる。
手許にある皮装丁の本は、リーダーズ英和辞典だけ
どう手入れしたらいいのか分からなかったので、とりあえずハンドクリームのニベアで磨いてる >>43
保革油が良いぞ
種類いろいろニオイの強いのは向かないが 自分で製本している人とかはいる?
気に入ってる作品を自分用に作ってるだけなんだけど、
外装と花裂としおりの色を組み合わせるのが楽しくて、
最近市販の本(特に図録)でもそういうところが気になってくる
ところでどんなにズタボロでも、和本は割と本文も読めるくらい残ってたりして
和紙の強さを感じた所 ハードカバーだとおもってネットで買った本がソフトカバーだった、欝だ
自分で製本する技術はないし、、、、 装丁って「貞操」と言い間違えそうにないかとドキドキする 装丁キットをオク出ししたけど見事な程に誰も見に来ないw
でも2ちゃんにこういうスレがあるなら需要はあるのかな…
自分でやると今イチなんだよね。
革で装丁とかいつか自分でやってみたいわー >>58
そんなあなたには、次の一文を読んでみることをオススメする
http://www.vega.or.jp/~toshio/zbenisu.htm 昨日の武蔵美でやった杉浦康平の講演会
行けなくて残念で仕方がない。
おお装丁
NHKで見て、ユザワヤで布と板目紙とヤマト糊・木工用ボンド買ってきた。最初は怖いの
でブクオフで買ってきた100円のガリバー旅行記の文庫本で挑戦。
うまく行ったので、無印良品の文庫本ノート装丁した。うまくできたのでオクに出したら、キャラクタ
ーものの布だったんで違反商品の申告された。 学生のころ革の端切れ買ってきて英語の辞書を革装にしたことあるわ。
貼る工程より元のビニール表紙をきれい剥すのが大変だった。 映画ネバーエンディングストーリーの原作の、ミヒャエルエンデの「はてしない物語」って、
amazonのでも書店でも赤い布張りのやつなんだけど、子供の頃に図書館にあったのは革張りだった。
あれって、あの1冊以外見てないんだが、何でなんだろう。
誰か、革の装丁の「はてしない物語」知らないか?
マジで映画に出てくるやつに似てたやつなんだけど。 >>68
それほんと? 見てみたい
初版だけの仕様とかなのかな >>69
わからないけど、絶対にあった。
あれが何だったのか知りたくて書き込んだ。絶対にあったのに、誰も見たことあるって言ってくれないから。
誰か知らない? 私も生で見たいな
個人のコレクションから寄贈されて図書館の書庫なんかにないかなー?むしろあって欲しいなー
気になって最寄りの図書館の蔵書検索にかけたら一番古い本の出版は1982年で
そのうちの一つが貸し出し禁になっててちょっと怪しい・・・かも?
今度近所の図書館に行ったときに可能だった見てみる
あと思いつくのは古書街の児童書専門店?(あるのかすら分からないけど)とかかな?
どうでもいいかもだけど
国会図書館国際子ども図書館のイベントで
「ヴィクトリア朝の子どもの本:イングラムコレクションより」って言う
18世紀から20世紀イギリスの児童書の展示があるみたいなんだが
他にも革装丁の本あるかもね 訂正
×可能だった見てみる
○可能だったら見てみる
×他にも革装丁の本あるかもね
○他にも素敵な革装丁の本があるかもね >>71
ありがとう! できたらよろしく。
小さい頃にその図書館が無くなって、本を見なくなって、
泣きべそかきながら、ぜったいダメだけど、盗めば良かったとか思ってて、もうずっとずっと気になってたんだよ。 >>73
メールで問い合わせしたことあるんだけど、全然返事がこなかった。
電話しなきゃダメだったのかな。 >>68
可能性としては以下4つが考えられるが、どうだろうか?
1 何かの記念で発行された特別装丁版
2 通常の装丁だった本を、革で装丁しなおしたものを個人が図書館に寄付した
3 通常の装丁だった本を、図書館員が革で装丁しなおした
4 >>68は第二のバスチアンである
探すとしたら、岩波→その図書館の順かなあ。
たしか岩波が日本語への翻訳独占権を持ってるんだよね?
図書館って公立の図書館?
市町村合併でその図書館がなくなったのなら、
そこの蔵書は統合先の図書館に引き取られている可能性が高くない?
本気で探そうと思うなら、>>68は、その本を何年にどこの図書館で見たかを教えてほしいな。 >>76
1989〜1994年の間に借りた。
京都府相楽郡精華町の祝園って駅の近くにあった図書館。
そこはもう無くなってて、近くに新しい図書館が建ったんだけど、そこにはもう普通の本しかなかった。
すごいショックだったんだけど、知らない人に「あの本どこ行ったんですか?」って言えなくて、しゅんしゅんしながら帰った。
もうこのぐらいしか覚えてない。ごめん。
ttp://liber-komachis.cocolog-nifty.com/photos/uncategorized/die_unendliche_geschichte1_1.JPG >>68
参考になるかどうか分かんないけど、一応貼っとくね。
黒姫童話館
ttp://www.avis.ne.jp/~dowakan/dowakan.html
いまは冬季休館らしいけど・・・
もし4月まで覚えてたら問い合わせてみてはどうでしょう?
ちなみに開館期間は4/5-11/30まで。 最近仕事で渋谷のブックファーストによく行くんだが、あのビルでコーネル装風の手帳?を
持ってうろうろしてる人を見かける。
ビニールカバーの手帳っぽいんだが、角の革やマーブル紙の感じは中々かっこいい。
ああいうのは市販されてるんだろうか?
それとも自作か? 本人に聞けば?
あなたの表現能力じゃ、どんなカバーかわからん >>87
レスありがとう
でも、教えて戴いたのはちょっと違って
http://homofaber.exblog.jp/14394645/
こういう装丁のようなノート?でした。
こんな感じのノートをご存知でしたら、また教えて下さい。 こういうのコーネル装って言うんですね。始めて知りました。
コーネル装 ノート でググって見たところこんなページが引っかかりました。
http://kamomeyanews.blog2.fc2.com/blog-entry-84.html
これ欲しいな、、、 売り物じゃないんでしょうか?
あとご希望の物と違うと思いますが、文具店チェーンの丸善で見かけて
今僕が一番欲しいノートがこちら。
http://agendanatura.hu/en_index.php
木製の表紙を革で留めた、全て職人さんの手仕事によるノートだそうです。ハンガリー製
革装の本ってアマゾンで売ってる?
辞書以外で見てみたい 革装で箔ついているけど模様がかっこいい。
あーいうアンティークなデザインを集めた本ないですか? >>93
革装で箔ついている「けど」模様がかっこいい
この「けど」の意味が判らないのですが、本じゃなくても良ければこちらに写真があります
http://www4.ocn.ne.jp/~hisanaga/soutei.htm アマゾン.JPでも革装で引っ掛けると幾つか見つかりますよ。
聖書やシャーロックホームズなどの古典が多いみたい。 http://www.amazon.co.jp/Mark-Twain-Five-Novels-Huckleberry/dp/1607100703/
これ買って見ました。 すごい。 写真だとノッペリ沈んで見えますが
表面の金字が綺麗。 革はピカピカしててひょっとしたら合皮かも知れないけど
本自体も表紙も厚みがあるので重厚感がすごいです。 見開きはマーブル紙
小口は金色に仕上げられていまして、とにかくサイズが大きい! B5くらい?
正直、古書店や骨董店や「3万円です」って言われたら安いかも?って思ってしまう。
しかもそれが1800円弱。
内容はマークトゥエインの小説から5点集められています。 トムソーヤの
冒険・ハックルベリー・フィンの冒険も入っているので読み物としだけでも
十分値段の価値アリかと。
なんかステマ臭いかも知れないけど、一切もらってないです。 本のゴージャス感に
当てられてます。 同じ出版社みたいですね。 しかし、なんでこんなに安く作れるんだろう?
サイズをよく見ないで値段からA6サイズくらいのポケット革装本が
来るものと思っていたけどドーンとB5サイズ。 欧米では本は贅沢品の
イメージがあったんだけど。 革装といってもbonded leatherですし、おそらくマーブル紙は印刷の物を使用して、小口の金も
金では無い箔か塗装なのでしょう。
確かに古書店で触れた本物に比べるとはるかにチャチっぽいですね。
セレクティブショップとかでフェイクの洋書をディスプレイに使ってたり
するの見たこと有りますか、外装だけで中身空っぽの? ちょうどあんな感じ。
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