【富士日記】武田百合子【犬が星見た】
作家武田泰淳の妻で、武田泰淳の死後に、泰淳と過ごした富士山荘での日記『富士日記』を出版し、
処女作にして高い評価を受ける。
その後、寡作ながら、結晶度の高い随筆作品を発表して多くの熱狂的なファンを得る。
娘は写真家の武田花。
どうも過去に何度かスレが立ったのですが伸びなかったようです
お好きな方ぜひ語りましょう!
はじめて武田百合子に触れたのは、中学か高校のテスト問題になっていた「枇杷」。
>ひょっとしたらあのとき、枇杷を食べていたのだけれど、
>あの人の指と手も食べてしまったのかな。―そんな気がしてきます。
「気になる文章だけど、ちょっと女流文学っぽすぎる、湿ってて生々しい」
当時はそんなふうに思って他の作品を読むまでに至りませんでした。
それから何十年もたって、すっかりおばさんになった今、
「富士日記」が面白くてたまらない。
百合子さんは湿っているどころか、カラカラに乾いててかっこいい女でした。
あの時「湿っている」と感じたのは、
もうこの世にいない人のことを思って書いた文章だからなのかな、と思います。
花さんの方は結構湿ってるからなあ
自分は断然百合子派です 富士日記の舞台は「富士桜高原別荘地」だそうですね。
HP見つけて興奮しました。
本当に、富士スバルラインの脇なんだ。
新規別荘も売出し中。 (⌒Y⌒Y⌒)
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( (6 つ | < かあさん、このティンポどうかしら?
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「考える人」2001年 秋号 に
高山なおみさんの
「犬は星見た」をめぐる旅 連載開始しました。
境港からウラジオストックに船で行き、そこから鉄道に乗っていく旅。
今となっては、百合子さんルートをまったく同じに辿るのは不可能だとか。
百合子さんは、横浜から船出でしたね。 武田百合子を好きになって、泰淳、花の文章も読むようになったけど、
共通とも言えるあの独特の文体はなんなんだろう?
特に花さんの文章は・・・
ものの捉え方、文章の硬質さでは両親にかなわないのだが
世界をひっつかんでたたみ掛けるような文体、
あれは血なんだろうか?
それともあの夫婦は普段からああいうしゃべり方をしていたんだろうか?
>>8
あんたのカレンダー、十年前で止まってるのかい? 川上弘美さんが好きな本で「富士日記」を挙げてたので6年ほど前に初めて
読みました。
以来、二年に一度くらい読み返してます。子供が肺炎で入院
して付き添った時にも持って行きましたw
ロシア(旧ソ連)に興味があって『犬が星見た』を読んだのですが、
著者の感性や視点が新鮮で、とても面白かった。 >16
それ、積ん読本の中にあったはず。捜さなきゃ。 この人の
言葉の食卓
だっけ?
買いそうになってる
(石井好子『巴里の空にオムレツのなんちゃら』をアマゾンで購入したら
おすすめとして挙がった) 犬が〜読んだらロシア料理が食べたくなった。
不思議な人だね、百合子さんは。
この人の文を読んで、この人は本当は一人きりでも
平気な人なんじゃないかって感じがした。 泰淳が死んだ後に書かれたエッセイが好きだな。
百合子に関しては、泰淳が邪魔。 感性があまりにも独特で、
ガチの芸術家という感じ
夫に尽くしたということが不思議でもある グレーテルのかまど にて百合子さんのチョコレートパフェ。
百合子がテレビで紹介される時、花が出てくることってまず無いけど、なんか理由あるのかな? どうして断ってるのか誰か知ってる? 昭和の食事日記としてみると趣があるよ。
こどもに見せたら普段の食事のモンクも静まった。
簡単ですまーな神レシピだとおも
最近ハマってしまい色々読み漁ってる
何だろあの強烈な魅力は・・・
しかもこんなスレまであるとは 「ものくう女」っていう泰淳の短編は
百合子さんをモデルにしているらしいのだけど、面白かった
百合子さん自身が書く文章から伝わってくるものと
短編に出てくる女性の姿がほぼ完全に一致する
当たり前だけど泰淳も並みの男じゃないなあと >>36
好きになった女性のことって美化しちゃうじゃん。
てか生身の女性を書けない男性作家は多いのに(良い悪いは別として)
あれは自分の妻なのに、暴いてたな。
そういう「見抜いてしまう」ていう感性が二人には共通してたのかも。 >>32
たびたび出てくる「ムスロー」ってなんだろう・・・と思ってました
木須肉(ムースーロー)、きくらげと卵の炒め物のことなんですね
今はなんでもネットで検索できるから良い時代だ 富士日記、まだ上しか読んでいないが、不思議な魅力に取り憑かれて他の本そっちのけで読んでいる。他の本が読めないときでも読めるな。
しかし作中に出てくる「パイナップルとキュウリのサラダ」、俺は食べられる気がしない。 朝、昼、晩と、食生活が充実していて驚く
泰淳は幸せだったろうなと ま、経済力のある男をみつけるとそういう生活が出来るという事だな。 「犬が星見た」のソビエト旅行の食事
チーズがよく出てくるなぁと思った
あと生野菜が少ない きゅうりの薄切りやトマトくらい
生野菜が貴重だったのだろうか。 「日々雑記」に「富士日記」より後の山荘での出来事が出てくる
外川さんが時々畑で取れた野菜を持って来てくれる
百合子さんはもう車を運転しなくなったらしい
みんな段々年を取ってゆくんだな
寂しさと過ぎた時への懐かしさを感じる。 >>45
運転されなくなっていくんだね。
富士日記の上を読み終わったところ。
車を運転する百合子が好き。
泰純と喧嘩して車をかっ飛ばすところとか。
車は何に乗ってたのかな?
オートマの時代じゃないからかっこよくギヤチェンジして飛ばしてたんだろうな。 山荘を買うときに泰淳に一言も相談しなかったなんてかっこよすぎる >>48
あの話面白いね
百合子さんの怒りっぷりにスタンドのおじさんとノブさんが
ちょっとひびっている感じがw >>46
ユリイカ 百合子さんの本に載っていない文章があれば
読みたいと思ったけど ないみたいね
来年2014年は富士日記が書き始められた年から
ちょうど50年なんだな。 テーブル拭く白タオル悪臭が酷い
ラバー(トイレの便器)やトイレの床を拭く尿やウンコつきの青タオルを洗う
バケツといっしょにいれてるから臭くなるんやw
それでお客様がつかうテーブルを拭いているのだからJALの衛生面は最悪
こいつらは所詮お客様の姿を金としかおもっていないからそういう掃除しかできないんや
口ではお客様のためとか言ってるけどなw 車の中で機内のお菓子を食べたりしていたよ
あと係長が機内においてあった古新聞を一人で別の仕事をするとき車の中に持ちこんでいた
これ二つともやってはいけないこと
飛行機の中の物は外に勝手に持ち出したらいけないのにもしかして係長になったら許されるとおもってんのかな?
フィロソフィとかつくってもなにも役に立たないね
こんなことばかりやってるからJALグランドサービスは屑会社とか馬鹿会社とか言われるんだよなw ロッカーの一番奥の壁を誰かが蹴っ飛ばしたのかなんだかわからないけど
大きな穴があいて破損させた馬鹿がいたよね?
犯人つかまったの?
あれだけの穴があいていて音が聞こえなかったなんておかしいよね?
こんな不祥事はこの会社しかないだろうしあれだけ人が多いロッカーで誰も気がつかないのもこの会社だけw
アホJALグランドサービスw 飲食店で自分から全裸になって踊り狂っていっしょにいた男性社員や女性社員などに
自分の小さい下品なチンポ見せたっていうキチガイもいるよw
名前だしてもいいのかな?
必ず酒を飲むと裸になってしまうというJALグランドサービスの社員の名前をw JALグランドサービスはパートやアルバイト、契約社員に対し若い正社員ですら横柄かつ高圧的な言動(恫喝行為など)を取ることが常態化されていて
それを正せる上司が一人もいないというのが特徴の会社 中国系列の飛行機を掃除していたとき 班長 その他数名が仕事中喋ったりふざけて遊んでいました
私はラバー(トイレ)を夢中で掃除をしていていました
そのときトントン トンと私の肩を叩く人がいたので振り向いてみるとその飛行機のクルーの一人が
目を吊り上げて私の前に立っていました
そして私に「あの人たち 口を動かしてばかりで仕事しない 注意してきてくれ」と私にいいました
私は急いで係長にそのことを報告しにいきました 班長はその横で口を緩ませてヘラヘラしているだけでした
他社からあいつら喋ってばかりで仕事をしないといわれても恥じもなく 適当な仕事を他社に見られても平気な
JALグランドサービス
このことでその飛行機会社からは信用を失い二度とJAL系列に仕事を任せないと
決断してくれることを切に願うばかりである 人が見えにくい場所で係長がとある気弱な社員のわき腹を殴ったり
蹴っ飛ばしたり頭を殴ったりしていた
あれをパワハラといわずになんていうのか?
こんな屑なことばかりやっている悪質な会社JALの傘のなかでふんぞり返っているのだから
JALそのものがたいしたことがないといえるだろう
班長 係長 課長とも人間としての品格を疑うことがおおい
常軌を逸した行動を認知していながらそれを容認しているJALグランドサービス
フィロソフィなどただ毎日口にだして読んでればそれで満たされる
ただそれだけのもの どんなりっぱな言葉を並べたとこでそれを毎日読んでる人間が
バカじゃ意味がない 陵辱 ひとの足をひっぱったり人を不幸にしている
JALグランドサービスが物心両面の幸せだと? 笑わせるなw クズ会社がw JAL客室ではゆすりたかりが毎日普通に行われている!缶コーヒーをある一般職に班長係長課長までが当たり前のようにたかっている!全く腐りきった会社だよ!!何がコンプライアンス教育だ(笑)先ずたかっているおまえらが襟を正せよ。 昭和45年9月4日のところがすごい
朝 山を下って中野の歯科医で奥歯を抜いてもらって
顔半分と頸が(多分麻酔で)しびれたまま山荘に帰って
お昼と夕食を作る(自分は抜歯の後なので食べられない)
すごいパワフルだな、と思った
抜いたのは親知らずかな あれ結構たいへんだよね。 大岡昇平が時々出てくるけど、繋がりで『成城日記』も面白いよ >>63
そうそう、ごめん、間違えた
突然有名になった坂本龍一の父、伝説の編集者一亀さんが出てきたりしてね >>64
へえ、以前からちょっとだけ気になってたけど読んだことなかったんだ
今度書店で見かけたら買ってみる(あんまり置いてないけど)
富士日記を読んで梅崎春生にも興味を持ったけど、これまた読んでない…駄目だな 富士日記(中)、遊覧日記、ムック本図書館で借りてきてmy武田百合子フェア開催中。
クソババアと言われて「クソくらい誰でもすらぁ」がお気に入り。
クソ、おしっこの話よく出てくるね。 >>66
百合子さんみたいな美人から言われたら
その男の子達すごいトラウマになったんじゃないかな、と思ったよ
まあザマミロだけどw この季節になるといつもなんとなく
また読み始める「富士日記」 >>71
自分はとがわさんだと思ってましたが
「鳴沢の四季と薪ストーブ」というブログに富士日記のことが載っていて
見たことの無かった写真などを見ることができておもしろかったです。 >>72
ブログ見て来た。ありがとう。
今まで想像だけだった山荘の写真とか見れて面白かった。
自分は東京や富士山周辺のことさえよく知らないので、
地図で地名を追いながら富士日記読んでるけど
位置関係や距離、気候などなかなか実感としては
分からない部分も多いわ。 日経の一面コラムで紹介されていて、ピンときたので買ってきた。
富士日記三冊、ソ連旅行記、遊覧日記、日々雑記、ことばの食卓
代表作はこのくらい? 冬になくした鍵が春に見つかったのは他人事ながらホッとした。 ビールを飲んだあと運転。酒飲んでスピード出すと気分爽快。手を離して運転してみた。
今なら許されないだろうな(^_^;) ノブさんてかっこいいよね
肝が据わっていて頼りになる人という感じ 時々背中が痛くなるのが気になる。
追突されたからだっけ? 旦那さんから見た百合子さんも面白い。
めまいのする散歩とか、新東海道五十三次とか。 運転しながら夢見たりするの、怖いです。まあ、あるあるだけど。 富士日記で
娘さんから見た百合子さんはちょっと怖い。 結構子育ては雑だったみたい。家に放置して出かけたり、砂浜に放置して泳いだり。 放心した感じで一日中ギター弾いてるお母さんなんてちょっとイヤだ。
それを当たり前のように描写してる娘… ちょっと変わった人ですよね。百合子さん。
それが味なんだろうけど。 「富士日記」はすごく面白いけど
あれでも人に読ませても問題ない部分のみを編集したんだろうから
ほんとはもっとスゴイことも書いてあったんだろうなあと思う 普通のライターなら露悪的になったり中途半端な照れ(結局は自己愛)を見せたりするような内容なのに
そういった要素が全くない。
なかなかそうはいかないものだ。 富士日記は一応清書してから出したらしいからね。イラストとかもっとたくさんあったらしいし。
カットされた部分を見ることはないだろうな。 実はこの人天然ではなくて、天然の振りをするのが上手なのかも。 花さんの本は面白いのかな。富士日記にも何回か登場しているけど。
百合子さんにかなり雑な子育てされたらしいけど、無事大きくなってよかった。 富士日記以前の百合子さんもなかなかキレがあったみたい。
お寺で好きに木魚を叩いたり、お経を読もうとしたり。 急ブレーキでハンドルに頭ぶつけて顔を腫らしたり、原チャリでコケてぶっ飛んで通りすがりの人に救出されたりね。実は運転かなりあやしいw >>94
あー、それ読んでしばらく思い出し笑いしてた時期があったw
正直DQN行為なんだけど何故か憎めない 姑にも、あの娘はちょっと変わってるって遠回しにけなされていたみたいだしね。 文章だけ読んでも当然面白いけど、どんな人物だったか考えても面白い。
天然でエキセントリックなだけではなく気遣いや繊細さもある。 ちょっとユニークで、とても魅力的な女性だと思う。
生きていたら90歳かな?オレの祖母と同い年だと思うけど、そう考えると百合子さんってかなり今風な人だったんだと思う。