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さだまさし氏は、プロのバイオリニストを挫折した際に、
今後の人生についてかなり思い悩んでいた時期があり、
その際に宗教書を読み漁っていた…と、本人も語っている通り、
仏教や、それ以前から好きだった歴史にも造詣が深い。

昨年の「東大寺コンサート2010」のステージトークでも、
バイオリンの英才教育を受けるために、
亡き父・雅人氏が諫早大水害で家業の材木商が破綻したり、
「保証かぶり」で多額の借金を抱えておられたにも拘わらず、
東京に下宿をさせてもらっていた中学以降の話の中で、
長崎への里帰りの途中に立ち寄った京都・朱雀門跡で、
「ここから北に向かって朱雀大路があったのかと思った時、
頭のてっぺんから電気が走ったような気がした」
と、往時のことを語っている。