風が薫るって言うのか、その時代時代の宗教・倫理観・哲学などが小説に息づいていて、
いにしえの人が活動しているような雰囲気を感じるよね。
   (NHK大河は、現代人がタイムスリップして、大コケしている感じ)
他の方が、関羽は塩の密売組織に近かった、裏の世界感を持っていたような書き方をしていたけど、
宮城谷さんの描き方っていうのも、一つ理にかなっていておもしろいと思うよ。