ぬけている =  間が抜けている  ?

間が抜ける
@ 拍子抜けがする。当てがはずれてぼんやりする。 「 − ・けた返事」
A 大事な点が落ちる。おろかにみえる。 「間の抜けた顔」

大辞林 第三版

間が抜ける
1 調子が外れる。拍子抜けする。「―・けた音楽」
2 大事なことが抜け落ちている。「―・けた話」

デジタル大辞泉

まぬけの「間・ま」とは時間的な間隔の 間 である。
芝居や舞踏、漫才などで 間 は、音や動作の休止の時間的長短のことを言い、
拍子やテンポの意味にも用いられる。
間が抜ける ことは、拍子抜けする 調子が崩れる ことであり、テンポが合わ
ないことを意味した。
転じて、行動に抜かりがある、意味となり、さらに愚鈍な人を罵る言葉になった。

語源由来辞典より

悦子さんの自己評価は残念ながら当たっていた。

明るくてぬけていた悦子さんは、いつしか、暗くて間が抜けた悦子さんに変身して
いた。