年の初めに今年がこの国と私にとってどんな年になるかについての考えを伝えさせてもらう。
さて、予想通りと言えば予想通りなのだが、オミクロン株なるコロナの変異ウィルスが大流行しているようで、沖縄、広島、山口にまん延防止重点措置に指定されたそうだ。
毎週、木村盛世先生とユーチューブチャンネルをやっているが、木村先生もその馬鹿馬鹿しさをいつも嘆いておられる。

何度も話題にするが、ウィルスというのは基本的に弱毒化して宿主を殺さないようにしながら、あるいは宿主と共存できるようになり、そして感染力が高まって仲間を増やすというのが進化の基本的な方向性だ。
だから風邪は根絶やしにできないし、年間一人1.3回感染する。
木村先生によると、それが思ったより早く最終形に近い形で進化したのではないかということだ。
私もそう思う。
確かにボチボチ死者が出ているが、日本ではまだである。ただの風邪でないと煽り医者やWHOは騒いでいる。
WHOという組織は、この手の怖い感染症や仮想敵がいないと存立の危機となるので、昔から感染症を騒ぐところがある。WHOというとすぐ信じる人がいるが、眉につばをつけないといけない。
そもそも、WHOの自殺報道のガイドラインもアルコールの広告のガイドライン(どちらもかなりの死者数だ)も視聴率や広告収入のためにずっと無視してきた日本のテレビ局が、コロナだけはWHOのいいなりというのはまさにダブルスタンダードである。
さて、ただの風邪でないというが、ただの風邪でも高齢者は死ぬ。
日本では毎年10万人の人が肺炎で死ぬ。
実は肺炎で亡くなる方の97%以上が65歳以上が占めている。
実際、死因分類では肺炎ということになっているが、風邪をこじらせてという人は1万人くらいいるはずだ。
死ぬ人がいるからといってただの風邪より怖いとは言えない。