>>362
おいおい、「人工心臓」と「人工弁」をごっちゃにするな

現在、「心臓置換型埋め込み人工心臓」や「心臓温存による補助人工心臓」で、そのまま生活できる人なんてまずいない
重篤な心不全で死ぬ一歩手前を、なんとか数週間から数か月生きながらえさせるのが精いっぱい
 (サヤマ製作所に移籍してコアハートの開発している中里が、
 部品の耐久性能を90日から180日にしろと言われていたのは、もともと永くは使えないからだ)
その短い間に、心臓移植の適合ドナーが奇跡的に現れるか、自分の心臓の状態が回復するのを待つというのが基本

そんな状態だから、もちろんまだまだ人工心臓の手術数は少ない
下町ロケットでは、コアハートは補助人工心臓らしいけれど、その場合の日本での手術例は

http://www.ncvc.go.jp/cvdinfo/pamphlet/heart/pamph42.html

>日本臨床補助人工心臓研究会の集計によると、2002年までに補助人工心臓は557例の治療に使われました。
>このうち、心筋症以外の急性心不全に使われたのは398例で、大半が「国循型」と「東大型」でした。
>使用期間は平均18日で、成績は補助心臓から離脱した患者が42%、生存は25%でした。
>
>心筋症の159例では、体外設置型の「国循型」「東大型」に加え、「ノバコア」「ハートメイト」が使用されています。
>
>全例の平均使用日数は185(最長1090)日で、国循型では「左室脱血方式」で264(最長1005)日でした。
>また、159例中 17例が後に心臓移植を受け、19例が補助人工心臓による補助が不要になる状態に回復し、
>補助人工心臓を取り外すことができました。

こんな状態だから、周囲に人工心臓つけている人なんている方が不思議なんだよ