修辞で言ってんだよとか、本来の使い方じゃないのは分かってんだよって点で
似てるのは知恵熱の話だな

あれは「子供の脳が成長する時に熱が出る」とか、「子供は脳がまだ出来上がってないから、頭を使いすぎると筋肉痛みたいな感じで熱が出る」って迷信があって
それが由来で幼児の一時的な発熱を知恵熱と呼ぶようになったんだし
大人に対しても皮肉とか冗談で「そんなに頭使うと知恵熱が出るぞ」って言う様になったわけで

辞書を引いて「乳幼児期に突然起こることのある発熱」とか覚えただけじゃ知恵熱の意味や使い方が分かった事にはならないってのもあるし
話を修辞に戻して言えば、皮肉とか冗談が本来の意味と同じわけもない
普通みんな「大人は知恵熱は出ない」って分かった上で、大人に「知恵熱が出るぞ」って言ってんだってばよ