>>832
後半、似た様な事は他の慣用句全般にも言えるよね

例えば「敷居が高い」
これは本来「足元の敷居が高かったら跨いで入りにくい」、つまりある場所に「入りにくい」「行きにくい」という意味の比喩表現と考えるべきではないだろうか

たしかにこの言葉は「不義理や不面目のせいである家に行きにくい」という話に使われている例が多いかもしれない
しかしその用例の偏りが生じるのは「ある人の家に行きにくくなる理由は、不義理や不面目である場合が多い」という事情によって生じるものであって
言葉自体には「不義理や不面目」という意味が付随していない可能性が高い

一つ確かに言えるのは、「不義理や不面目のせいである家に行きにくい」という主題の文章の中に「敷居が高い」という言葉が使われている例をいくら集めても
「敷居が高いという言葉は不義理や不面目のせいである家に行きにくいという意味である」という証明をするのは不可能だという事だろうか