橋本治★5 [無断転載禁止]©2ch.net
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あれこれ悩んでいた20代に、「89」を中心に、
人生の指標というくらい影響を受けました。
だけど、「完全依存しちゃダメ」と
突き放されるところもあって、それが苦いけれど、
本当にありがたかった。
著作、全部持ってないし、読んでいません。
(こんなに出されちゃ、追えないよ〜ちくしょー)と
思ったりもしたけど、もうその気持ちも味わえないんだな。
ありがとうございました。合掌。
ユリイカとかあちこちから特集が出るだろうけど、
時間かけてじっくりと作ってほしい。未掲載原稿とか、
未収録言行とか網羅したようなの。
黄金夜界が単行本になるの待ってます。寂しいな。 89好きな人多いね。自分も好きだった。
いろいろ、目を見開かせらる感じがあった。
今は、2019だね。 学生だった自分が遠くの実習に行くってんで道中のお供に文庫を二冊買ってった
それが『ロバート本』『デビッド100コラム』だったのが運の尽き
この人のおかげでものを考えるということがどういうことなのかと意識するようになった
しかしさ…ちょっと早すぎだよな
寂しくて油断すると涙が止まらなくなるよ
いつかまたきっとあえると信じてるけどね webちくまの連載が来月単行本になるけど去年の8月分までなんだな
残りの分も筑摩でちゃんと書籍化して欲しいなあ
あといまさらながら、訃報のネットでの反響に驚いてる
あの人もあの人も影響うけたんか!って
少女漫画からサブカル、編み物、古典と滅茶苦茶守備範囲広いもんなあ >>341
右手に文庫を持ち右を向く
頭は固定したシャワーの下で左手で洗う
本はシワシワになったけどね…続きが読みたくてそれくらい夢中だったんだよ 「いつまでも若いと思うなよ」あたりから
再び読んでたんだけど 残念だなあ 俺も89はものすごく好きな本だな
もうしばらく読み返してないが、今も心の支えになってる
>>343
俺も中学生だったかの時に初めて買った橋本治の本がその2冊の文庫本だったような 89好きな人多いんだね、あまのぞいたら結構な高値だった
Kindleで再販されないかな 自称弟子?の
内田樹が
追悼文書いてた
追悼・橋本治 (1/2)
ttps://blogos.com/article/354356/ 亡くなったんか
ちょうど古典の勉強しようと読んでたところだわ 橋本さんがいつまでも歳をとらない人だった
だけど人生は通り過ぎる 「89」は、表紙が指の垢とタバコの脂でぼろぼろになるまで読みまくったなあ。
後書きが、「先輩にやられちゃいました」という男の子へのカーテンコールっていうのが、
人によってはドン引きするかもしれないが、俺は、その男の子が羨ましくて感動しましたね。 >>339
>黄金夜界
あの幕切れは橋本治がうそをつけなくなったからかもしれないね
わりともう当人は予感してたのかもしれない 村上春樹が何か書かないかと期待している
ちょっとは関係あるようだし j-pop j-pop j-pop j-pop j-pop j-pop j-pop j-pop j-pop j-pop j-pop j-pop j-pop j-pop j-pop j-pop j-pop j-pop j-pop j-pop j-pop j-pop j-pop j-pop
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Rock54: Caution(BBR-MD5:1341adc37120578f18dba9451e6c8c3b) >>355
橋本治書簡集のあとがきに村上春樹との交流が載ってたね
他のエッセイでも読んだ
春樹が「えーっ、過去の手紙なんか取ってあるの?」と言ったとか、源氏物語の話をしたとか
村上春樹のエッセイでも「日本で一番源氏物語に詳しい橋本治さん」というのが出てきた 昭和は、その後の「終わり」が見えなくてまださまよっている――としか思えない。
昭和が終わる前に日本が終わりそうだ 第一報はただショックだったけど
今は泣けて困る
一時期は一種の親離れしたような気になってたんだけどな 私も巣立ててくれてありがとうとお礼を言いたいです。 ポプラ文庫の桃尻娘が3冊で終わってしまったのが悲しい
重版とともに残り3冊も出ないかな
カバー絵がいいんだよねー
他にも河出文庫のパンセが2巻で止まったし、橋本治小説選集も12冊刊行予定があったが6冊で止まってしまった >>361
これから出るかもしれないよ
売れそうだから 桃尻娘シリーズと枕草子しかまともに読んでないけど、「春は、あけぼのよっ!」に衝撃を受けた
ただの暗号文だった古典が初めて血の通った文章に感じられました
ご冥福をお祈りします 「春って曙よ!」だね
「春は曙」の訳は、従来の訳は「春は曙(がよい)」などと原文にない言葉を補っているが、
これはそのような原文にない言葉を使わずに訳してるからこっちの方がより原文に即した正しい訳、
という説明には唸った
奇をてらっているようで実は正統、というのが実に橋本治的だ 変な人扱いも多々あっただろうけど、ちゃんとした人だったなぁ
もっとやりたい事もあったのかも知れないけど、ちゃんとした事を言うって役割が大きかった
ちゃんとした事を言わなきゃいけない世の中ってのもね、、、 もっと美術とかマンガとかイラスト関連の評論やってほしかった >>357
読者とのやり取りの中でもそんなこと言ってたな 闘病してたのか……
まだまだ同時代人としての文章を読み続けたかった
春って曙よは
有名な冒頭だけじゃなくその先も忠実な逐語訳だよね
もちろんあの文体で
すごいわ >>369
超絶技巧だよなー。しかも細かいところで訳文に手直しをやって正確無比な訳を目指しているという
2000年くらいに「徹子の部屋」に出ていて、もう完結からだいぶ経ってるのに
メインの話が桃尻語訳枕草子だったと記憶している
世間的にはイロモノ扱いだったよね・・・ 桃尻語訳については、井崎脩五郎が良い事書いたんだよな
「偉大な才能の開花」みたいな意味の内容だったと思うけど、、、忘れた 逝去の一報から少し経って
落ち着いてくると
なんか甘酸っぱい思春期・青春時代の思い出が
よみがえってくる
「大人の汚い手で若い子(男の子)をいじっちゃいけないよ!」
この橋本大先生の言葉にコクンと頷いた自分は
いろんなことがあったけれど、若い子をいじってはいけないという先生の
いいつけはやぶらなかったと思う(相手がどう感じたかはわからないが…)
相手から「見る?」とか「来る?」とか言われたこともあったけど(誘われた?)
断ることができたのは常にこのいいつけが頭をよぎったからだった
ありがとう橋本先生
あなたはこんな私に
ねぇ、そのまま生きていってもいいんだよ
と教えてくれた命の恩人です
合掌 このスレの人達は礼儀正しいけど。
他スレとか他の掲示板とか行くと、全く無知の書き込み(こち亀とかw)や、自称関係者の粘着ディスリ、見てて辛い時がある。
誤解されやすい人だったろうし、生身で接点があった人達の中には敵も多かったんだと思う。
でもなんか、心ない言葉で「総括」されてしまうと、橋本治の繊細さとか気丈さとかが思い出されて、「やーめーてー」ってなる。
でもそれって、思春期の人格形成とか思考回路とかを橋本治を通してやってきたから、自分を守りたいってエゴがすげー働いている気もする。 これを屁理屈と捉えるか、ああそうだなと捉えるかで知性のほどが窺えるね
どっちが知性があるかって?自分で考えよう! >>375
屁理屈でしかないと捉える方がまともだと思う >>190
今の状態を「不都合がない」って感じてしまうのは、何だかんだいって東大出で支配者側にシンパシーを感じる人だったからじゃないかと思う
下の放送で宮台が、橋本さんは「思想」が嫌い(正解を求めて他人を変えようとするから)で、他人の考え方を学ぶ本が好きだったとか言ってた
正解を求めずに好き勝手なこと言ってたんだから、誤解されたりディスられたり>>373っていうことがあってもしょうがないような気がする
書評家・豊崎由美が芥川賞・直木賞と橋本治を語る!2019.1.31
https://www.tbsradio.jp/337337
「ボイス」宮台真司 2019.02.01
「橋本治さん、亡くなる」 宮台さんが先日亡くなった作家の橋本治さんを偲びます。
https://radiocloud.jp/archive/dc/ 豊崎由美、宮台真司か
誰が語っても自由だけども…って感じの人たちだな 橋本治を越える名訳正確な訳の稿を練っているお方なのだろう
上梓を心真理にしよう(棒) 豊崎さんは「花咲く乙女たち〜」を興奮して読んだろうなあってのは伝わってくるわ
小説家って括りで短く紹介するのは難しいね
宮台のは今は聞く気がしない >>376
あとがき読んで制作方法知ってからコメントしてくれ >>380
名訳正確な訳という発想が馬鹿げていると思っている シンデレラボーイシンデレラガールと悩み相談の本を読んで勇気をもらいました。ありがとうございました。
最近は上司は思いつきでものを言う、を読んでいました。 橋本さんの講演に行ったことのある方はおられますか? >>387
一回行ったことがある
派手な服を着てきて、出てきてすぐにクルッと後ろを向いて「後ろはこうなってます」と言った
その時書いている「人工島戦記」の話をしていた
あまり話の内容を細かく覚えていないが、夫婦別姓について、
「あるひとつのやりかたを認めつつ、こういうのもありですよね?と提示することができる世の中であるべき」
と話していた
源氏物語が完結したあとなので、90年代後半だったと思う あともうひとつ、源氏物語を書いたから、光GENJIの「ようこそここへ〜」で登場すればよかったかな、とか言ってた 博覧強記の才人なんだろうけど、ハマると痛い目に遭いそうな人だな〜、程度に横に眺め
ていたら何時の間にか亡くなってたな、、、。
著作はあんまちゃんとは読んでない。
古典関係の仕事とか教養量は凄かったんだろうなとは思う。
本人も「ボクは実は努力の人」と、、資料費で借金したみたいな話もあったね。
コラム・エッセイ・時評っぽい仕事は実のところ、そんなに面白いとは思えなかった。
実際、頓珍漢な事も多かったと思う。
それでも人生指南本や時評新書を出し続けたのは生活費稼ぎ&バブルの不動産投資で
負った借財の為かねえ。。
初版は1980年の『秘本世界生玉子』の東映ヤクザ映画評・日活ロマンポルノ評などは
割とマジメに書いてあった様に思うが、今さら読み返す事もない。
『完本チャンバラ時代劇講座』は図書館で内容の一部を確認の為に見ただけでちゃんとは読んでいない。
今後も読む事はないだろう。
映画・TVで映像化作品は幾つかあり観たものもあるが、今さら原作を読む気もない。
『桃尻娘』TV版の監督は橋本(1948生)と同じ東大卒の中原俊(51生)だが、
制作当時、橋本と中原が会ったのかどうかも知らない。
TV版は名作というが劇中で流したオールディーズの権利関係がネックで再放送・ソフト化が
困難なのでしたっけ? 自分は観たことないんだよね。
中原も今や某映画大の教授で口に糊するつまらない「老後」だよ。 例の東大駒場祭ポスター(68)は所詮は当時の東映仁侠映画ポスターの何の捻りもないパロディに
過ぎず、当時の橋本治本人も特に深い事は何も考えていなかったと思うが、「あの天下の
東大生がこんなポスターを作るのか! 東大もこういう時代なんだなあ」と同時代マスコミ的に
妙に持ち上げられてしまったのが真相かと。。。
「あの頃は全共闘学生が健さんに熱狂したんだ!」と似た「伝説」だよね。
それ以後になるとそもそもが「同時代の東映ヤクザ映画の何の捻りもないパロディ」という文脈それ
自体がイマイチ通じなくなってしまい、「あの橋本治が昔は東大でこんなことを!」と
妙に「深読み」されて神話化してしまったという事だろう。
ファンの方には申し訳ないが、橋本の本はたぶん殆ど残らない。
古典現代語訳は「受験古文のアンチョコ」的に読まれるかもだけどね。。。
いかにも『広告批評』的時代の人だったので、あの辺のサブカル系媒体・文化人が
「消えて」「亡くなって」いったここ十数年で「旬」はとっくに終わっていた。
ファンの方には申し訳ないが、本人が生涯に渡り費やした努力とは無関係に、著作は殆ど残らない。
正直、ファンが思っているほどは「面白く」なかったから、仕様がない。
ただ本人も労力と資金を傾けた古典現代語訳は残るかもね、、まあその程度、、 「残るかもね」と言われる著作のある作家が、現在どの程度居ることか。
批判的にみてもそうなんだから、凄くない? 人生相談の本を書店で手に取った時のことは今でも覚えてる
文中で相談者が書いてた「超人的な論理の力」を僕も感じて、その後桃尻娘やシンデレラボーイシンデレラガールを手に取ったが、こっちは全然ピンと来なかった
でも広告批評が好きなのと引きこもりなので、89は面白く読んだ
橋本が若いときの足の踏み場もない部屋に立つ写真を掲載して「これが生産性が高い部屋、中途半端に整理してある宮崎勤の部屋は頭悪いオタクの部屋」というようなことを書いてた
宮崎については、精神疾患(多重人格か何か)じゃないかと書いてたな、つまり死刑執行してはいけない人だけど、示しがつかないとして執行してしまうのかもしれないと書いてた
あと橋本が雇っていたアシスタントにも統失の人がいて、発症した状態の相手と真正面から話して対応したとか 89だっけこういうこと書いてたの
そういう僕の若いときの20年後ぐらいに、スーパーで野菜を買ってるのに出くわしたことがある 声はおかけできなかったけど「あっ、橋本治だ」と思ってるのはわかったんじゃないかと思う、無表情だったけど… アルミ合金製っぽい伸縮式の杖を携えていらした >>383
自分も面白く聴いた。ディスられると思って身構えてたが、ディスリもなくベタ褒めもなく、聞きやすかった。
ラジオって保守的な媒体だと思ってたけど、ドサクサに紛れてこんなこともやれるんだね。
「思想が嫌い」って、橋本治の読者だったから自然に身についたのかと思う。半分は、タモリかなw
自分はリアルタイムで知らないけど、学生運動時代の異常なうねりと、それに対するアレルギーって凄いものがあったんだと思う。
橋本治やタモリが銀魂の銀さんみたいに、「戦中」の生き残りとして飄々と生きてる。その背中を見ることで「過剰に他人の内面に介入してくる奴らはヤバイよ」ってことを学んだ気がする。
人間って、数が多いからね。一本筋を通して切々と語る人もいるけど、混ぜっ返し担当もいる。そういう役割分担がちょうどいいんじゃないの? 東大卒でオバサン顔で強靭な知性の持ち主と言えば橋本治と高畑勲
かたや絵が上手い文筆家、かたや絵を描かないアニメ作家と好対照 >>387
私も1回行った。
いとうせいこうとの共著出版記念で、紀伊国屋だった。
客席で目ェキラキラさせてガン見してたら、苦笑されたw
橋本治と遠藤周作と柳家小三治は、生で見ておかないと後から後悔すると思って、1回ずつ見に行ったんだ。
そういう情熱を注ぐ対象って、もういないかな?
あ、岡林信康? http://www.nhk.or.jp/suppin-blog/300/313621.html
高橋源一郎が「源ちゃんのゲンダイ国語」というコーナーで語ってる。
「朝の一曲」のコーナーでも少しエピソードを。
なお、2月8日18時に公開終了。 講演会みたいなのは何か気恥ずかしくて行かれなかったな
だけど20年ほど前だったかばったり遭遇した
誰かを待ってたみたいだったけど長身で立ち姿が綺麗で
ニットの上に真っ赤なジャケット、白っぽいパンツの脚が長くて格好良かったなあ
「本物だああああ!」と心で叫びながら通り過ぎてしまったけど嬉しい思い出 90年代初頭になんかの講演会行ったけど内容と場所の記憶がないw 上で愚にもつかない長文書いてる独り言なんちゃらとは別の意味でだけど、
橋本治は小説より評論に固定読者がついてたことが若干不幸だと思った
愛の矢車草みたいな作品は、
それこそ倉多江美なり大島弓子なり高野文子のマンガの方がもっとうまくやれそうに思えてしまうところがある >>404
小説は本人も試行錯誤だっただろうし、隅から隅まで完璧というわけではないからね。そもそも、小説はそういうものではないし。
評論の方が圧倒的な知性を感じることがたやすかったよね(少なくとも、ある程度昔のものは)。 背高かったよね
185センチくらいあったかな
>>404
でも晩年は小説を精力的に書いていて、しかも評価されてたからわりと理想的だったんじゃない? ここ十数年、粗製乱造気味の新書で糊口をしのいでたのが、
今の30代以下の人にとっての印象を悪くしてると思った ひらがな日本美術史みたいなのをもっとやってほしかったよ
粗製乱造新書は図書館で借りて済ませたわ あれ口述筆記だったのかなあ
新書の類はほとんど読んでなかったけど、失われた近代を求めてとか長編小説をたくさん書いてたから晩年も充実してたと思う 本屋で新書を見た時はああ遂に…って気持ちになってしまった
読めば流石な部分もあったけど2、3冊かな買ったのは
虹のヲルゴオルって絶版なのかね
今の女子でも楽しめそうなのに
七転八倒してた頃にグサグサ刺されながら何度も読んだなあ >>391
時評は?なのが多かったな
若い頃はそうでもなかったんだろうけど
中年期以降雑誌で連載してたのは
読むとこういうのは向いてないんだなって
金井美恵子が一回、橋本のその類のものを取り上げて
超絶技巧嫌味で絡みつつ、自分のエッセイを展開させていて
それで、そのエッセイをまとめた本の書評で
亀和田武が、なぜかあまり悪口を言われることのない橋本治を
批評的に書いていのをはじめて読んだ、と書いてて
それで、ああ橋本治ってそんなに批評されたり文句言われたりしないで
ずーっとやってるのか、と、田舎の本好きは思ったのでした。 >>412
長大で掴みどころがないから、みんな怖くて触れなかったんじゃないの?しかも「権威」じゃないから、戦っても評価してもらえないし。険峻だけど、登山家が相手にしてない山、みたいな。
その金井美恵子、読んでみたい。
金井美恵子てば、ずっとタイトルが思い出せなかった小説、たぶん金井の「文章教室」だわ。
「金妻」とか「鈴木健二」とかが天下とってた、そういう時代の雰囲気が再現されてて面白かった。あの頃の大人は、すごく大人にみえた。実のところどれだけ大人だったかわからんが、少なくとも今みたいに堂々と大人コドモやってはいなかった。
そういう意味でも、橋本治は浮いてたんだろうなと思う。 >>412
>亀和田武が、なぜかあまり悪口を言われることのない橋本治を
>批評的に書いていのをはじめて読んだ、と書いてて
>それで、ああ橋本治ってそんなに批評されたり文句言われたりしないで
>ずーっとやってるのか、と、田舎の本好きは思ったのでした。
たしかにそういう批評を受けないというか、橋本の悪口を言うと逆にバカにされるみたいなところはあったね
今、文壇でほとんど文句を言われてない人ってのは保坂和志かな
あからさまに批判した人ってほとんどいなくて、へへーっみたいな感じ
(山形浩生がある本をすげえ的確に貶してたけど)
読者ならご存知のように保坂和志と橋本治は「恋愛論」の元になった講座で縁があり、
保坂和志の最初の小説の帯は橋本治が書いてた 山形浩生のファンかよw
あいつの害悪甚だしくてやばいレベルだわ 山形浩生のある書評について言及したらお前の中では「ファン」になんのかよw
たいした知性だな 交遊録で言うと、村上春樹がいちばんしっくりこない。
新潮社の缶詰用施設で、一緒にお泊まりしてましたーって文章をどっかで読んだけど、「芸能人と喋ったミーハー小学生」みたいなことになってたorそういうのを演じてた。
文壇内の疎外がキツすぎて、つい虎の威を借る狐っぽくなってるのかなと。あんなカマトト爺さんよか、キミの方が個性的で面白いよって、ちっちゃい橋本治に言いたくなるような文章だった。 >>417
村上春樹はとくに橋本治のこと何も言ってなさそうですね
そういう面も含めて、村上春樹に会ったんだよ、てのは書きやすかったのかもです 源氏の訳してる時に中公の別荘で村上春樹と一緒だったとは読んだな >>418
そうなのか。
たぶんあなたの方が対人スキルが高くて、深いところで理解してるんだと思うけど、よくわからない。
>>420
ごめん。中央公論だね。
窯変源氏物語のどの巻かのあとがき。 源氏途中で挫折した自分も読んだ記憶あるから他でも書いてたかも
それか源氏供養かな >>418
言及してるよ
>>357参照
以下、村上春樹「夢のサーフシティー」より
At 8:06 PM 97.10.2
> 私は村上春樹さんと橋本治さんのファンです。
>
> 先日(かなり前のことですが)橋本治さんの講演で「村上春樹さんと話してて、
> 云々」とあったのですが、村上さんと橋本さんはどこであったのでしょうか?
> その後、「出版社の寮にいた時、・・」とつづいたので、軽井沢かどこかの出版
> 社の別荘かどこかで一緒に原稿を書いていたのでは?と考えたのですがよく分か
> りません。
>
> 最近村上さんのエッセイと橋本さんのエッセイを交互に読んだ後、実は、この2
> 人はかなり話が合うのではないだろうか?と思ったのでメール致しました。
>
> ではまた
それは軽井沢の中央公論社の山荘です。南原にあります。橋本さんは半年くらいそこに、家族同然風にべったりと入り浸っておられました。
僕はたまに行きました。たしか食事の時に「源氏物語」の話をしたと記憶しています。世間にはいろんな変な人がいますが、橋本さんも間違いなくその一人ですね。いや、悪い意味じゃなくて。
しかし山荘のおばさんも、僕と橋本さんのことを「先生」と呼ぶんだから、けっこう疲れると思うな。いちばん「先生」ってのが似合わない人たちだと思うんですが、まあ習慣なんですね。
村上春樹拝 >>399
ありがとう。面白かった。
先月でローン完済だったって話にゾッとした。
「気力」とか「責任感」て意味合いでは、オカルトでもなんでもないんだけど。
そうなるとなんか、飄々と借金を背負い込んだって感じだったのが、実は結構重かったんじゃないかなと胸が痛くなる。
巨額の負債なんて月並みな意味じゃなく、そんな風にひとり遊びして周囲に見せたくなるくらい、深い孤独の中にいたのかなとか。 >>424
40歳で30年のローン組むって
まるでかぼちゃの馬車だけど
あの時代はめずらしくなかったんでしょうかね? >>425
今でも30年ローンで家買う人はいくらでもいるだろう
もっとも、これからの時代には合わない買い方だけどね もう一つあった。
村上春樹「村上さんのところ」より
なくなってしまった中央公論社の作家用の寮?で橋本治さんと村上さんが源氏物語について話したと聞きました。
村上さんは、海外や日本を問わず他の作家と交流して、何か面白い対話ができたことはあるのでしょうか?
(かつ「匿名希望」、男性、45歳、会社員)
以前、軽井沢にあった中央公論社の「山荘」で仕事をしていたとき、橋本治さんとよく一緒になりました。当時、橋本さんはあそこに半分住んでいたようなものだったから。
でも僕は朝早く起きて仕事をして、橋本さんは徹夜で仕事をする方なので、顔を合わせるのは朝食の席だけという、文字通りの「すれ違い」だったです。
で、朝食の時に源氏物語の話をよくしました(橋本さんはそのとき源氏物語の現代語訳の仕事をされていたので)。それから橋本さんは「おやすみ」と言って部屋にひきあげていって 、僕はまた仕事にかかりました。二交代制の夜番と朝番みたいな感じで。
海外ではけっこうたくさん作家に会っています。会って楽しいこともあり、そんなに楽しくないことも(たまに)あります。
日本では僕はあまり外に出ないので 、ほかの日本人作家に会う機会も多くありません。つきあいってあまりないですね。
村上春樹拝 最近のは知らんが「プレーンソング」は好きだし「残響」くらいまでは面白かったな保坂和志
オカドメ編集長も亡くなったのか
橋本さん噂の眞相に連載コラム書いてたっけ? 大学生の時に渋谷西武で橋本氏と横田順彌(彼も一月前にお亡くなりだが)の対談を見に行ったことがある。
その時に今枕草子の訳をやっていて「春って曙よ」と訳している と言っていた。
其2年後ぐらいだったかな 桃尻語訳の単行本が出たのが 「春って曙よ!」には相当の確信があったんじゃないかな
この訳文しかない、と思ったのだろう
>>399で高橋源一郎が指摘しているのは「現代作家は古典を踏まえないようになったが、
橋本治は最も古典と格闘しそれを踏まえて書いていた」という点
豊崎由美、宮台真司、高橋源一郎、それぞれに評価のポイントが違っているあたりが
評者の個性が現れていて面白いし、それだけ橋本治が多面的な作家であったことを図らずも示している 考えると追悼文も因果なもんだな
数日前なら本人に聞かせてあげられたのに >>432
笑った。
解説でも年譜でも、何でも自分で書いてたもんな。 古典の内容にひかれてだけじゃなくて文体も意識したものだからすごいね
桃尻娘書いたんだから当然か 物事をちゃんと見るのがどれくらい難しいか教わった
何か変な事が起きた時にちゃんと評価するのは難しい
橋本さんはそれが出来た
東大出ってのがいつまでもついて回ってちょっと変な感じになってるけど、橋本さんは戦後民主主義の子なんだよね >>387
95年か96年に紀伊国屋ホールでやったやつに行ったよ。がっしりした大柄な人で少しびっくりした。人工島の話してたよ。 村上春樹については「大人って、やーね。」ってやっちゃった過去もあるし、つかみネタとして使った事があった程度なんだろなぁ
2人ともあまり興味ない感じだよね >>432
あ、ごめん。433だけど。
「聞かせてあげられたのに」ね。「書かせてあげられたのに」かと思った。 ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています