橋本治★5 [無断転載禁止]©2ch.net
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ポプラ文庫版は、2巻目も3巻目も「前の巻が売れないと次が出ないー!」としきりにさべあのまがツイートしてた記憶
やはり出版業界厳しいんだな
いま品切れ状態みたいで売れそうだから、続刊出るといいね 能町の攻撃性は橋本治と違ってエレガンスを感じない。「徒党」内での義憤とか多いから 橋本駅(相模原市)で降りてラグビーの試合を見に行く夢を見た
目が覚めてからなんで行ったことのない橋本駅って思ったけど、これかな >>475
夢って、そういうダジャレみたいな繋がりで出てきたりするよね。
あんま関係ないけど。
Googleで橋本治を調べようとすると、橋本環奈がダーッと出てくる。「内田樹 はし……」ですら、橋下徹とかな。
「この状態を漢字四文字で表しなさい」って言われれば「世代交代」「諸行無常」ってだけなんだが。
みぞおちに捻りが入るようなダメージがある。 歌舞伎画文集はいいよ
イラストや切り絵もできる橋本治の強みが実感できる >>476
ウィキペディアの記事も分量が少ないし、英語版は無かったんじゃないか?
フジテレビ「軽チャーっぽい」とか糸井との対談本「悔い改めて」の表紙の画像とかを
検索してみたら出てこない。若いころの写真がとても少ない。 プイグ『蜘蛛女のキス』のオカマの末路を思い出すな。
いろんな人の心の病を治してきたはずだけど、死んでもあんまり相手にされない。
死後の主人公はいくらオカマが呼びかけても昔の恋人とばかり喋っていて
オカマの存在に気づかない 内田樹が説明のうまい文章を書く三人として、橋本治、村上春樹、(三島由紀夫)をあげてるな
気が合いそうな二人だと思われる 最近橋本病に罹患
あー、名前だけでもおそろい(はあと
なんて思ってたら置いてかれちゃった
ついでにも1人大好きな人が引退決まって
(嵐では断じてない
なにかもう落ちまくっている せっかくと言っては悪いが病院と縁があったんだから、早期発見できてればよかったのに 一病息災とはいかなかったか > 昨秋頂いたお手紙には、蓄膿症かと思って病院に行ったら上顎洞がんと診断されて、16時間の手術を受けたけれど、さいわい転移はなく、いま療養中ですとあった。
https://dot.asahi.com/aera/2019020500041.html?page=1 追悼で好きな本を挙げようぜ!
まずは1冊目 雨の温州蜜柑 ・初期のテレビに出まくっていた頃の様子
・ヤンサンで人生相談かなにかの連載を打ち切った顛末
・保坂和志と絶縁した顛末
・借金のこと
昔からのファンだけどこのあたりはあまり良く知らない
他になにか事件ってあったっけ? >>487
60までは並み以上に健康な人に見えてましたね
そのせいか、若いときは病人にいささか心無い発言もしていました >>489
俺は「雨の〜」は好きではなくて
このシリーズなら一作目から四作目(無花果と瓜売)までが好き。
特に四作目は神(ホモとかそういうのは関係なく)
他の小説では『暗野』と『ふしぎとぼくらは〜殺人事件』
評論は『蓮と刀』だな。 「COOL LADY」という女性書評ブロガーは四作目だけは嫌いと言ってたな
他にも、ある関西女子も四作目は嫌だと
女性だと、いわゆる腐女子やヤオイじゃなくても、ホモの話に好意的かと思ったら
そうでもないのね。
俺も別にホモじゃないけど、男の子の青春小説として、これは傑作だと思う 橋本治は山田詠美あたりとは接点はあったのかな
301: 2011/02/20(日) 12:26:34.22
>>288
ふと思い出したので書くけど、沢木耕太郎とタモリが酒の席か何かで、
女の掌に射精することにはどんな意味があるのか?という話をしてて、
そばで聞いていた山田詠美が、それに刺激されて短編を書いたんだよね。
読んだこと無いからタイトルは知らんけど。
303: 2011/02/20(日) 13:08:53.69
>>301
「天国の右手」 >>493
橋本の小説は苦手なんで
いい読者ではないとことわってから言うけど
桃尻シリーズで覚えてるのは無花果と瓜売だけで
だからあれだけはけっこうおもしろく読んでる
そして、読んだ感想として橋本治は小説じゃないほうがいいなあという個人評になった
私は性別は女ですが、あれ苦手な女性がいるんだね
桃尻ものはわりと女性受けがいいのかとばかり思い込んでた >>494
2chかどこかで、詠美と橋本がファミレスで笑いながらベタベタしてたのを目撃したっていうのを
呼んだ記憶がある。お互い少女マンガ好きだから気が合うのかもしれない
こういう目撃談があっても、誰も男女関係とは思わずに、
オカマとサバサバした女の友情ということでスルーしてしまうのが笑える。
まあ、なんとなく、この二人が仲良しだったらいいなあっていう文学好きの妄想のような
匂いのする書き込みだったが。 >>495
無花果と瓜売、いいよね。
単行本と文庫本の両方の表紙の絵も好きだ。
磯村君が一人暮らしをしたがると兄貴が茶々入れてきて、そこに磯村兄の人格への
橋本による辛らつなコメントが入る、とか
木川田君が、親父と喧嘩して、取引相手との飲尿プレイを暴露した後で
お母さんが、夜中に色々思弁に耽ったかと思うと、パートの仕事の反省をするとか
ああいう細かいところがいい。 ”木川田「うちの親父、絶望的に古いのな。ゼッツボー三匹とか言ってな」
木川田くんが、あまりにもしょうもない駄洒落をいったので、磯村君はお茶を噴いてしまいました。”
なんていうところも、良かったな。「お茶を噴く」とかネット用語を先取りしてた? 続編の、無花果&桃尻は、ちょっとパワーダウンだな
玲奈ちゃんの田中君への辛い仕打ちとか、リアルだけど。
『雨の温州〜』は番外編だと思ってるから問題外 >>498
ああいう男の子いそうだし
それでリアルに感じたし
(ただし女なので男子がどう思うかは不明)
学校なんかで隣にいそうなんだけど
ほかの小説ではなかなか描かれてないなあって
桃尻だと私はそこに出てくる女子がいかにもいそうだけど
あんまり好きになれなかったからw
無花果と瓜売なら男の子のはなしだから距離置いて楽しめたとこはある
黒木香が出てきたとき、しゃべりかたから醒井さん思い出したわ
(若い人には意味不明かもね、黒木香?誰それ?で) 黒木香=醒井
なるほど。抑圧された性が反転して大胆になる、みたいな。 プリンストン大学教授の話まであったのに、ウィキペディア英語版に記事が無い、
というのが寂しい。一時はあったと思うんだけど、削除された?
いま外国語であるのは、なぜかタガログ語。 下がってなかった。タガログ語ってフィリピンなのね。
「ざわちん」とか黒木華みたいな、フィリピン系のハーフ、クォーターが
桃尻娘とか読んでるのかな? 黒木華がフィリピン・ハーフってガセネタだったのね。
同名のフィリピン系モデルがいたってだけ。
訂正します。
あんな純和風の顔だからおかしいと思ってた しかもタガログ語じゃなくて、カタロニア語じゃないか。二重に間違ってた。orz
カタロニアってスペインらしいけど
闘牛士が、桃尻娘とか読むのか?
糸井重里の「牛がいて、人がいて」を読んだ闘牛士が、糸井つながりで橋本にも興味を持った? >>496
山田は漫画家、橋本はイラストレーターだもんね 詠美の漫画の絵は酷いよ。
双葉っていう本名で描いてたやつ。
いしかわじゅんの紹介で描いたらしいけど。
橋本は、絵も上手く話も作れるのに、なぜ漫画家にならなかったんだろう。
東大出の漫画家って意外なことに凄く少ない。亜月裕とあと誰かいるか?
橋本の絵は、あんまりポップじゃないというのは、一因かもな 「カタロニア讃歌」を書いたジョージ・オーウェルの研究者が橋本さんと東大同期なんだよ
スペインつながりでいえば天本英世も東大だ 詠美は、エロ漫画描いてる時に、描きながら欲情してきませんかと訊かれて、怒ったらしい。
合意で撮ったヌードを再掲載されたときも、編集者に殴りこみに行ったとか
ちょっとセコくないか。ケツの穴、ちいせえんだよ!
治ちゃんみたいに(略 >>509
じゃ、その研究者が書いたのかな。
それとも天本さんが死神博士の扮装で
ヒヒヒヒなんて笑いながら、パソコンに向かって書いたのか?
そもそも天本さんの存命中にwikipediaなんてあったのかな?
天本さんの霊がオーウェル研究者に憑依して書いたと考えれば無矛盾か?
これぞ弁証法? >>506
カタロニアって独立したいとかいってたあの地域か
スペイン人がぜんぶ闘牛士って
日本人はぜんぶすもうとりみたいなあれだから
ポリコレ的にはアウトな気がした スペインの先住民はバスク人
バスク語は他のヨーロッパ語と全く類縁関係のない独自の言葉
日本で例えるなら北陸辺りに縄文語を話す人々が2000年以上生き長らえてきたみたいなもんだから がんじゃなく誤嚥による肺炎(だけ)が亡くなった原因なのかなー 勿体ない
> 数日前、女流義太夫の鶴澤寛也さんの「はなやぐらの会」の案内が届いた。今年も「お話 橋本治」とあった。春には舞台で話ができるくらいに回復するのだと知ってほっとしていた矢先の訃報だった。(>>488) 亡くなった時ツイート検索したら醒井さんが好きって人結構いたんだよな
1作目と6作目はともかく2、3あたりの醒井さんは気持ちが悪いとしか思えなかった
無花果少年と瓜売小僧は途中でなんか心が痛くなりすぎてこれだけ未だにちゃんと読めてない
この機会にまたチャレンジしてみたい 私の中で醒井さんのイメージは壇蜜だ
>>437
「おとなって、やーね。」って
糸井重里×村上春樹 の「夢で会いましょう」の中で糸井がやった春樹のパロディかと記憶してたけど
橋本さんだっけ?脳内でごっちゃになってるわ 無花果&瓜売ってそれ以前を読まずにいきなりそこから入っても読める? 「雨の…」
は桃尻シリーズとは関係なく名作、というか名描写が多いと思う
大学町の空気が美しく、希望を与える >>520
そういや橋本って、その本の村上春樹を軽くDISってなかったっけ >>523
そそ、そのディスりが、おとなって、やーね。ってフレーズがらみだったような気もするんだが、手元に本がないので詳細不明 貧乏だったときも著述で生活する(ことを目指してる)人間として、正規版を買うように努めていたと書いていた
そういう生活をしてた人が、毎月150万円の返済をする生活になったわけだ
でもそれはご自身の決断ではあったんだよね
不景気が25年も続いたから、本の売上げや、その他の仕事の数と単価が全体的に落ちて借金返済で苦労したってことだろうか >>525
古語は関西弁に近いでしょう
西日本のなまりに近いですよ
西日本の者としてそう思います
げに、とか、うちの地方では話し言葉で使いますよ
で? >>525
「健康と貯金と賢い伴侶」
春樹自己中過ぎw >>521
どうだろ。大丈夫だと思うよ。
一巻の設定の磯村君が強チンされたトラウマも後には残ってないし
二巻では、まだ磯村と源ちゃんは友達って感じだし、
単なる少年二人の話として読めると思うね。でも、読んでから前を読んだほうが楽しめる >>423>>427に加えて、もう一つ「源氏物語に詳しい橋本治さんに聞いたがわかりませんでした」
と書いていたような気がしてたが、>>525のことだな
これ村上春樹が一時期開いてたホームページのエッセイが初出だったかな >>529
健康はあったんじゃないの?あれだけの膨大な仕事は体力のない人間には絶対に無理 60代になってから急に持病が増えたようだし
だからそれまでは健康だったんでしょう 自分の体力を過信して晩年は病気のデパートってよくあるパターン >>533
馬鹿言うな
60以上で死んだ人間は若くして死んだとは言わない。ただの寿命
人の3倍は仕事したから逆によくあそこまで長生きしたとも言えるだろう
手塚治虫もとにかくあの仕事量を支えたのは健康ゆえだろう >>525
田辺聖子が関西弁の源氏物語パロ書いてるね 小林信彦の「唐獅子源氏物語」なんていうのもあったなあ
あれも確か解説が田辺聖子だったような 70歳で死んだ人は健康じゃないとかちょっと感覚おかしいわ >>541
アホは相手にできんわ
NGできないのが残念 ところで橋本の本はまあ半分近く(100冊くらい?)は読んでるまあまあの読者だが、
これ読んで、橋本が母親から虐待を受けていたと知り驚いた
http://www.webchikuma.jp/articles/-/495
これって著書とかで書かれたことってあるのかな、初めて知ったので >>543
あなたは病気で苦しんでいる人を、健康だと言うんですね けっこう、いろいろな病気に罹っているよね。この人。 >>544
講談社文庫って、巻末に著者の年譜載せるじゃん?
桃尻娘の年譜で
「1958年十歳……肥満児になって行くので絶望的に可愛くなくなる。ストレスは肥満の母というので当然ストレスがあったはずなのだが、原因が何かは教えてやんない」
ていう記述があって、気になってたといえば何十年も気になってたわ。
でも、こんな深刻な話だとは思わなかった。 > 私が退院出来ないでいる理由は、「食べ物をみ込む力が衰えている」ということです。早い話、「唾を飲み込んでみて。はいゴックン」と言われてもそれが出来ないという。なんとも情けない。
http://www.webchikuma.jp/articles/-/1555 >>547
だったら不慮の事故で突然死んだ人以外は人間全員不健康ですね >>548
ああー、、、それと繋がった
なるほど
俺は小説と評論中心に読んでたのでエッセイの類は見落としがある可能性はあるが、
これあまり語られてなかったことだよね
>>551
バカに構わなくていいと思う >>544
どこかで読んだような気がするけどね 母に比べて叔母さんはどうのこうのとか
記憶が曖昧なのですまん
しかしこの母親が喪主なのかぁ・・ 深刻な溝だったんだろうか、小学校3〜4年までのことでしょ
男の子らしくしようと虫取りに連れて行くとか、不器用な愛情だと思うけどなあ
人生相談の大家が被虐待児だったかもって自分でいうなら何も言えないが
世代が一つ上の赤塚不二夫や野坂昭如はむしろ反対のこと言ってた
子供達が母親にお人形のように育てられているのを憂うんですよ(赤塚)、今の母親はまるで継母だね(野坂)
> それで私は、その頃──小学校に入って三、四年ばかりの間の時期を思い出すのがいやです。 たしか橋本の人生相談にも、野生動物の母獣がイライラしてるのは子育てが奇麗事だけでできるものじゃないからって書いたのがあったと思うんだけどなあ 人違いかもしれないが
人生相談で思い出したが、「オミカンヒメの橋本治愛読エンサイクロペディア」というHP管理人もショック受けてるかな >>556
セクシャリティの問題があるってとこが、野坂・赤塚とは違うかもしれないよね。
「病気」「異常」だから「矯正する」「鍛える」っていう尊大な態度と、ずーっと戦ってきた故の確執なんだと思う。 >>544
これは虐待というより
母親と子供の相性がよくなくて
橋本治は物書きになるような性質なので
なんでこんなことされるのかわからなかったというのが
大きく後まで尾を引いたという話なのでは
小さい子を起こる時に手が出る親と言うのは
昔も今もいるだろうし(世間一般にいう虐待はもっと理不尽で悪意のあるもの)
菜摘ひかるが子供時代の思い出書いていたのを思い出した
そして、ああいうタイプの人が文章書いたり読んだりするのが
生きるために必要になるんだろうなと思いました 人はなぜ「美しい」がわかるのかだったかなあ
お祖母さんとのエピソードがあったよね
小さい頃、道端の何かに興味を持って夢中になっているのをずっと黙って待っていてくれて、満足した頃「もういいかい」って聞かれてまた散歩が始まる、みたいな話
それを凄く大切な記憶として語っていて、自分も痛いほど共感できたと同時に何かが抜け落ちてる感じがした
>>544を読んで納得したけど辛いな おばあちゃん子、叔母さんたちが複数周囲にいる家庭環境、母親が自分の子供を彼女たちにまかせがちだと、
母親との関係はうまくいかないような気がする 昔は専業主婦なんて金持ちでないと無理だったからね。
小さい子供がいる年齢の女は貴重な労働力。 >>553
>>547ですが、オレのどこがバカなの? >>565
あっ、本当にごめん
俺>>553だけど>>541とか>>546へのレスだと思い込んでいた
多分この人もレスアンカー間違えたんだと思うけど、とりあえず>>553は取り消します
ごめんなさい 桃尻娘をはじめ、この人の小説は苦手だった
面白さのポイントみたいなものが、ズレていたんだと思う
「ロバート本」と「デビッド100コラム」が好きです
この2冊、想定読者はおそらく中学生だと思うんだよね >>567
ロバート本もデビッド100コラムも懐かしいな
復刊しないかな >>544
虐待とまで言ってしまうといかがなものか
価値観が全く相容れなかったんだろうけど
このお母さんが喪主なんだよね >>544
エッセイで「小学生の頃の母は怖かった、宿題で間違えると物差しで引っぱたかれるんだよ〜」などのエピソードは書かれていました。
でも、セーターの編み方を「やらせてよ」と教わったり、嫌悪な関係ではなかったようです。
お祖母さんや叔母さんたちに可愛がられるので、お母様は「私が厳しくしつけなければ」と思ったのでは、ともエッセイに書かれていました。
ここに書かれた書評は、高橋和巳(源一郎にあらず)の本に即して書かれたので、
文の流れで「私の受けたあれは虐待だったのかも」となったのではないでしょうか。
肝心の高橋和巳をわたしは読んでいないので憶測ですが。 ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています