『ハリー・ポッターと私に舞い降りた奇跡』P78より

>初めての文芸書翻訳
>幸男の命日を目前に、「ハリー・ポッター」の翻訳・出版権を得たものの、私は翻訳を教えたことはあっても、文芸書の翻訳は一度もなかった。
>(略)
>最初に頼ったのは、ジェリー・ハーコートだ。独りよがりの訳はしたくない。
>翻訳の大先輩として、私の翻訳が使い物になるか評価してほしかったし、誤訳は徹底的に指摘してほしかった。

(以下続きの要約)
慎重だったジェリーは、無謀にも初めての文芸書を翻訳に挑戦するのを放っておけなかったのか松岡裕子の要請を受諾した。
森沢万里が訳した本・ロアルド・ダールの作品・日本の児童書などを、どんな文体が読みやすいのかなどを考えながら読んだ。

素直にゴーストライターの翻訳者を雇ったほうが…