岩波文庫総合スレッド 18 [無断転載禁止]©2ch.net
レス数が900を超えています。1000を超えると表示できなくなるよ。
当時の人間ですら読むのしんどかったらしいから今の日本人にはなあ 角川のはえらく直訳っぽい訳ではあるけど原書もわりとだらだらした文だからねえ…
悪意があって変に訳してるというか、本の性質上、読み易くするために補ったり文を切ったりするべきなのか迷った末に原文の雰囲気を残したという感じ。
それでも確かに硬すぎるけどね。指示代名詞くらい補ってくれと。 あれそもそも本国では出版禁止だし、日本は著作権が曖昧な時期にドサクサで出したのが版を重ねてるんじゃなかったっけ
普通の人がわが闘争を簡単に入手できる国は日本くらいしかない、ということらしいよ
もしそうなら、岩波で出るのはまぁ難しいでしょうな どこで聞いたのか知らないけど、日本以外の国でも普通に翻訳が入手できるぞ。
本国では出版差し止めになってたけど、ついこの間分厚い解説付きで出版されたから、入手が難しいということは別にない。 映画セブンだと、サイコパスの犯罪者が図書館で借りた本のリストに
わが闘争が入っていたよね
角川のわが闘争はいちおう持ってるけど積んだまま >>814
そうでしたか、もっと調べてから書くべきだった。反省
文庫のようなもので容易に手に入る状態で戦後ずっと読めたのは日本だけという話だったかもしれんが、
気になる人はウィキペディアなどを参考に調べてください
ドイツでは最近著作権切れに伴い発売されたようですね ヒトラーって悪魔化されてる悪の権化みたいな感じだけど
別に歴史的に見るとそこまで悪人でもないよなぁ
スターリンや毛沢東のほうが殺してるし
最近のチベットウイグルでの中国のホロコースト、ジェノサイドのほうがよっぽど悪魔な気がするが
こういうこと言うとネトウヨ扱いされるけどさ ヒトラーが文明の中心ヨーロッパから出てきた、ということが西洋社会にとって衝撃的だった。
スターリンや毛沢東は後進地域の野蛮な革命が生み出した野蛮な指導者に過ぎない。
ヒトラーは文明の中心の西欧で革命でなく形式合法的に政権を獲得した。
ヒトラー政権は第一次大戦後の大衆社会化した西側諸国ならどこでも起こりえた。
ヒトラーの悪魔化は西側諸国が自らの影に怯えているのだと思う。
だからアジア・アフリカ・ラテンアメリカ諸国にはピンとこない。 なるほど
それは納得できる説明だな
なんだかんだで欧米は非欧米圏の事下に見てる感じあるし ネトウヨ扱いされて一蹴されるかと思ったが真面目に答えてもらえて意外だわサンクス 右翼ってヒトラー支持してるの?
そりゃさすがに偏見でしょ >>821
ヒトラーは社会主義者だし、ムッソリーニも社会党から出ている。
一国社会主義とファシズムは同じものだ。
北一輝のような天皇制社会主義を目指した右翼はヒトラーを讃美したが、
保守主義者にとってヒトラーはレーニンやスターリンの同類だ。 >>814
セリーヌの反ユダヤ文書もフランス本国では出版できないと言われてたけど、実際には出版されてるのかな?
日本語訳は国書刊行会の全集に全て収録されてる。 >>818
スターリンとか毛沢東は歴史上の独裁者と同じように民衆や政敵を虐殺した訳だけど、ヒトラーはシステマチックにユダヤ人を虐殺したのが恐ろしいよな。
ホロコーストに関わったドイツ人のインタビュー集を読んだことあるけど、あまりにも合理的にユダヤ人を大量に殺していて、読みながら恐怖で手が震えたわ。 >>825
ヒトラーの最初の計画では、ユダヤ人を大量虐殺するはずではなかった。
ソ連を占領後、共産主義者とその疑いのある者を500万人くらい始末し、人口が減ったところにユダヤ人を入植させるはずだった。
しかし、ソ連を占領できなくなったので、ユダヤ人の行き場所がなくなり、ユダヤ人を始末することになった。
ユダヤ人より、共産主義者を500万人始末した方が、世界はよくなっただろう。
Book offで100円の文庫本を4冊買ったのだが、その中に
岩波文庫 オイディプス王 160頁 定価400円 62刷 7ヶ月/刷
紀元前427年作 書き込みが多いので興味深い。
文学部ギリシャ哲学科か
なかなか面白そう 昔の岩波の文字小さすぎてもはや潰れとるよな
なんであんな本作ったんだろう 頭が悪いとしか言いようがない 自分は昔の新潮や岩波文庫の小さな文字が好きだから、電子書籍端末でも
文字を最小に設定し、43〜45文字/行×18〜20行/頁にして読んでいる
むしろ最近の文字と行間を大きくした隙間だらけの本は、ページ数ばかり多く、
中身を減らして値段だけ上げた水増し本のようで好きじゃない
>>829
若者だな。 何歳だあ?
今は 老人が多いから 大きい文字が好まれるのは 当然だな。
文庫本はどの出版社のも大きい文字になったので好ましい。
また 文字が大きくなっても 17行はあるから
文字数減は意外と少ないのではないかな。7%減ぐらいかな 文庫が活字を大きくし始めて、もう30年は経つから、小さな活字好きが若いとは限らない
あと、文庫程度の字が小さい小さいと騒いでいる人たちは、辞書とかどうしてるの?
うちは大辞林とリーダーズ英和使っているけど、字のサイズは昔の文庫よりずっと小さい
世の中の情報が増えた分、小さな字で面積当たりの情報量を増やす必要性は高いはず
上記両者の辞書など、追加すべき新語が多く、字を大きくしページ数を増やすのは無理
もはや紙の一冊本でこのレベルの辞書を出すことには限界が来ており電子化への移行
も時間の問題だと思う
結局、老眼の人には、老眼鏡やハズキルーペを利用してもらうしかないはずなんだよね
あとは電子書籍端末で、字を大きくして本を読むという方法もある
電子書籍端末であれば、大辞泉という大型辞書も搭載しており紙の辞書を引く必要もない
いずれにしても、文庫を老眼向けに大きな字と行間にして値上することに良心は感じない
余計なお世話、または値上げの口実というふうにしか見えない
いま私の手許にある 『論理哲学論考』 など、39字x15行なので、43字x18行の25%減だね
下は、43字x19行の文庫とリーダーズ英和辞典での活字の大きさの比較
http://umetake.d.dooo.jp/kindle/photos/006.png
こちらは最近の字の大きな文庫との比較
http://umetake.d.dooo.jp/kindle/photos/005.png >>836
iPhoneの電子辞書使ってますよ、おじいちゃん
大辞林もリーダースも日本国語大辞典もプチロワイヤル仏和辞典もロベール仏和辞典も全部iPhoneで使ってる >>838
まだ初心者に毛が生えたようなもんなので、アゴタクリストフの小説とか自伝とかかな
一般言語学講義の対訳本ってのがあってそれを読んだりもする 辞書こそスマホやタブレット
ヤフーでただで検索できるし、有料アプリで辞書はたくさんある
本より遥かに早く引けるのが最大のメリット 電子辞書は、となりの項目とかが見れないというデメリットはあるものの、メリットがはるかに凌駕するね PCの辞書アプリまで含めると、電子辞書はもう20年以上使っている
でも、紙の辞書とはいまだに併用している状態
紙の辞書の良い点は、調べた単語の周辺の項目まで広く見渡せる点
また辞書をパッと引けるのも技術なので腕が鈍らないよう時々紙の辞書も使う
紙の辞書のページをランダムにめくり、知らない言葉や語義に出会うのも楽しい それは紙辞書のメリットだね
なお、iPhone版大辞林にはこういう風に単語がズラーっと並んだ状態で見れる機能が付いていて、
これで知らない単語に出会うこともできる
https://i.imgur.com/Jx6XF6t.jpg >>843は>842のリクエストに答えるものではないね w うちは太陽電池パネルを購入し、災害時でもモバイル機器は利用できるよう対策している
冬至に近い日照時間でも、晴天であれば10000mAhのバッテリー2個に80%は充電可能
ラジオ、携帯電話、電子書籍端末は停電しても使えるようにできると思う
でも、それとは別に、紙の辞書を引いたり手書きで字を書くという身体的能力についても、
劣化しないよう気をつけるようにしている
頼れるのは自分しかいない、というのは、どんな時代になっても変わらないと考えるからだ >>847
>>843だけど、>>842のリクエストに応えるものとしてこの機能の紹介をしたんじゃありませんよ 紙の辞書 vs. 電子辞書 これは長い闘いになりそうだぜ・・・ 岩波文庫3月
『20世紀ラテンアメリカ短篇選』(野谷文昭 編訳)
『意味の深みへ――東洋哲学の水位』(井筒俊彦)
『日本漫画史――鳥獣戯画から岡本一平まで』(細木原青起)
『源氏物語(五) 梅枝‐若葉(下)』
(柳井 滋,室伏信助,大朝雄二,鈴木日出男,藤井貞和,今西祐一郎 校注)
『明治政治史(下)』(岡 義武) 井筒先生「意味の深みへ」の文庫化は嬉しい。
井筒先生の晩年の著書は岩波から出ていたのに、なぜかこれまで文庫化されていなかった。 「新エロイーズ」は「エミール」とセットで読むと良い
自分は「新エロイーズ」を読んだ数年後に「エミール」を読んだのだが、「エミール」読了後に無性に「新エロイーズ」を読みたくなり再読した。 ルソーなら社会契約論と人間不平等起源論を読め。後は告白とエミールくらいか。散歩者と新エロはくだらん。 理想主義的な教育論と実生活のダメ親さのギャップが面白い ルソーよりヴォルテールがいい
ヴォルテールのコントにはデヴィッド・リンチのような味わいがある 源氏ヤバい兵藤祐己氏による「太平記」に次ぐガチ企画これは文庫の決定版になるわ
編者も多いし採算なんぞどうでも良い感じ岩波文庫は死んでなかったと思う最期の輝きかも知れんが / / ,, ―― 、
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/ / \ 〉 井筒さんの「神秘哲学 ギリシアの部」
何この俺得な本!
とか思ってたら、結構売れてるんだね。 法の原理っていつの間にか品切れになってるけど
揉めてたりするのかな 「大古典」で角川ソフィア文庫に完全に負けてるてのがいくつかありますので岩波さんにもお願いしたいところですね 伊勢物語は校注とあるけど実際は校訂、建礼門院右京太夫集は幾分マシだが
まあほぼ校訂、でも竹取物語は校訂なのに懇切な校注
大系本読めって事なんですかね、でも古今和歌集は文庫版の方が読みやすくて好き >>876
ホッブズ著『法の原理』田中浩・重森臣広・新井明訳 (岩波文庫、二○一六年)
https://konan-u.repo.nii.ac.jp/index.php?action=repository_view_main_item_detail&item_id=2275&item_no=1&page_id=40&block_id=38
この書評と読むと何らかの対応する必要あるしね >>879
その書評が事実なら、共訳の話があって、渡しておいた原稿を勝手に岩波用に転用し、手を入れた箇所がことごとく改悪だったというのだろ。
あまりにも鬼畜すぎて、すぐには信じられないが、名誉毀損で訴えずに、絶版にしたところを見ると、書評の言い分が正しいのかもしれないな。 第二の『小津安二郎』事件、もとい第三の『治安維持法』事件、もとい第四の『マルコ・ポーロ』事件かっ! >>879
ですよね
行路社の「法の原理」あとがきでも指摘あるし
やはり絶版しないはずの岩波文庫から絶版となるのかなぁ >>879
これが本当だとするとものすごい事態だな
Yahoo!ニュースとかasahi.comとかで大きく扱われてもいいレベルだ
岩波文庫にもひどい誤訳や悪訳の例はあるが、剽窃ってのは過去に思い当たらない
まあ、この人の主張が本当に正しいのかを細かく検討したわけではないけど 大学の時に読んだ本が300冊。うち翻訳SFが170冊。
四十一歳で読んだ本が1968冊。うち、岩波文庫が翻訳で116冊。翻訳SFは300冊くらい。
読みたい本が150冊くらいあるから、それ読んだ方が神学に貢献できると思ってるよ。
文系の仕事は、アマゾンによって刷新されるのだ。
なんでも、むかしは岩波文庫を一冊でも読んだら学者だといわれたらしい。
岩波文庫がオンボロの装丁だった頃は、一冊読むと本が壊れたらしいからね。
そんな岩波文庫をぼくは数百冊読んでいるんだから。
訳書を積極的に読むことを推奨して、ぼくはなかなか先見性があったと自負しているよ。
数百冊はいいすぎだった。今数えたら、116冊の岩波文庫を読んでる。 そんな君には岩波のショウペンハウエルをお勧めするよ
私が君に言っている意味、わかるかな? 資本論の向坂訳が先行事例というには
もう少し悪質か >>883
あんまり表に出ることがないだけで下訳とのあれこれは色々あるでしょ むかし、岩波文庫は薄くて安い本が多く、金のないとき本を買うのに最適だった
そうやって岩波文庫を何冊も読んだ自分だが、学者と言われたことは一度もない >>887
今回のケースは下訳でもなんでもないんだなあ >>879
この田中浩って岩波新書の『ホッブズ』書いた人か
積読になってるけど読むときにこの書評は役に立ちそうな予感 ▼2019年4月
『モナドロジー 他二篇』(ライプニッツ/谷川多佳子,岡部英男 訳)
『転換期の大正』(岡 義武)
『ミゲル・ストリート』(V.S.ナイポール/小沢自然,小野正嗣 訳)
『破れた繭 耳の物語1』(開高 健)
『浮沈・踊子 他三篇』(永井荷風)
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▼2019年5月
『三島由紀夫スポーツ論集』(佐藤秀明 編)
『夜と陽炎 耳の物語2』(開高 健)
『コスモスとアンチコスモス――東洋哲学のために』(井筒俊彦)
『独裁と民主政治の社会的起源(上)――近世世界形成過程における領主と農民』
(バリントン・ムーア/宮崎隆次,森山茂徳,高橋直樹 訳) 「転換期の大正」まで入れるんか
「明治政治史」の解説見てればそうなるかなってふいんきだったけどさ 開高健ってそこまでの作家かなぁ
むしろ筒井康隆を入れるべき ケインズの「平和の経済的帰結」入れてくれないかなあ >>895
筒井は岩波的価値観の対極にあるような人だから無理だろう。 唯野教授は現代文庫で一番売れたんじゃないかまである そういや、最近現代文庫で赤版(文学)出てなくない? 同時代ライブラリーも岩波現代文庫も文学部唯野教授の廉価版を出すために創刊された 人生で一度もおもしろかったことのないオヤジが、どの口でそれを言うのか? レス数が900を超えています。1000を超えると表示できなくなるよ。