大藪春彦(18) [無断転載禁止]©2ch.net
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ハンティングナイフは投げても刺さり難いし、静かに敵を倒すのならクロスボウやブロウガン、ワイヤーソーを使った方が早いからじゃね 大藪原作の映画では小林昭二さん(仮面ライダーのおやっさん)がナイフ投げの名人をやっていたな
主人公(宍戸錠)が潜入した組織のボス >>305 あ、「野獣の青春」かサディストで愛人多数、笑い声が変なギャングのボスだったな その代わり漫画家やラノベライターが犯罪を犯してるからチャラだ 女なんてみんな雌犬には笑った
大先生は身も蓋もない 蘇る金狼の舞台は、前の東京オリンピック直前の頃
つまり昭和37〜39年ぐらいの時期
その頃に朝倉確か30歳だから、朝倉って戦前生まれなんだよね
終戦当時11〜13歳ぐらい
伊達邦彦よりは年下で、北野晶夫よりは年上ぐらいの世代
その割に朝倉には戦争の影が見えない
少年時代に交通事故で両親を失い、働きながら夜学で大学卒業したというぐらいしか、過去については触れられてない
この話の朝倉の野望の物語には、戦争の背景は必要無いと大藪先生が判断したのか
それともそれ以前の作品で、戦争に関する過去話書きまくったことで、大藪先生の戦争PTSDのセラピーが終わったのか >>311>>312
て言うか、今や昭和の話って、一種の時代小説扱いなんだと思う
テレビドラマや映画でも、昭和をセットや衣装や小道具で再現するのは、時代劇並みの手間や予算かかるし >>313
うちの親父がその世代だけど、その年代だと父親が兵隊に取られない年齢になるからね
親兄弟が空襲で死んだりしていなければ何もないよ 田舎は割合食料も豊富だし 昭和末とか平成初期を再現するのも手間がかかると思う そういえば「名のない男」の主人公「私」に関して過去の話は出てきてないが
過去を描くほど思い入れあるキャラでもなかったかのかな。 ごく単純に連作短編だから書いている余裕が無かったのかも
しかし名のない男の主人公に関しては
最後のエピソードの最後の文、つまり本当に最後の最後に
孤児だったと書かれていたはず
最初から作者がそういう設定にしていたのか
あるいは金持ちの子供が誘拐されるというエピソードに合わせて
半ば唐突に思いついたのかは知らないけど 確かブローニング重機関銃の50口径の弾使う特注のライフルで、1キロ先から狙撃する殺し屋が出て来る話があったな
もしも今大藪先生存命中なら、南アフリカ共和国製の50口径ライフルで2キロ先から狙撃する主人公出たかも 今もしも流浪のワルサーP38を手に入れた主人公の小説が書かれるとしたら
「ああこれルパンが持ってるやつだ」とか主人公が言いそう
今や日本人でワルサーP38という名前知ってる人の7割ぐらいはルパンで覚えた人だろうし
残りの内2割ぐらいが大藪作品で覚え、残り1割はナチスドイツ大好きなミリオタぐらいか その台詞を書かれてしまっては、一気にラノベ感が。
さじ加減が難しいけども。 汚れた英雄といえば今やってるアニメで汚れた英雄ネタやってたな >>323に俺も一票
昭和の『汚れた英雄』映画化はアニメでやる線も一時あったらしいね >>324
いいかも知れないね
カーレースのアニメはいっぱいあったから、ノウハウある人材集めれば不可能じゃない
18禁なシーンをどうするかだけが問題
あの映画の当時は、まだ大友限定のアニメ映画って無かったし
ヤマトやガンダムは子供も見に来てたし アニメ化したらヒロイン(由紀子だっけ?)の髪の色はピンクかな? アニメは『ばくおん!!』第17話の「汚い英雄」かな?
今ヤフオクで映画『汚れた英雄』のイラストチラシが出品されてる >>323
女子高生サイドカーレースもの「つうかあ」
主人公たちのコーチのおっさんがマン島レースでコース全部歩いて路面チェックするシーンがあった
TTじゃなくサザン100だったけど >>327
西崎版『汚れた英雄』イラストチラシなら前からオクでよく見るよ
西崎版はそのスピードチラシまで劇場配布したものの企画難航
西崎義展はもともと『ヤマト』プロデューサーとして世に出た人
チラシも1980年夏のヤマト映画の公開時を利用して配ってる
だからもうアニメでやるかという話も当時出たらしい(>>324)
結局頓挫して角川に映画化権利が移ったけど 激しくグラインドさせ、ヴァンプさせる。
…ヴァンプって何? 「汚れた英雄」
春樹は製作に専念して欲しかった。
あれだけのマシンや舞台をお膳立てするなんて、
仕掛人としては最強。ところが監督てしては…。
同時期の大藪三部作の「野獣」も優作が
いじくり回してグダグダ。「金狼」が一番まとも。
ところで、
レースシーン撮影にポルシェ調達したそうで。
ほんと最高のアホ(誉め言葉) 衣川のワルサーの連射セレクターはどの位置にあるのか?架空の設定とは言え気になる。 トリガーバーがディスコネクターを兼ねているから、トリガーバーが下がりっぱなしの状態でフルオートになるはず。
一番簡単なのは右グリップ上の方にレバーを付けると思う。
実際トリガーシステムの似たベレッタM92Fのガスガンをセレクティブに改造するキットがあるが、
右側のセフティレバーがセミフル切り替えに変えられる構成。 >>331
角川版『汚れた英雄』も監督が決まらず難航したんだよな
春樹が自分で監督しなかったら未製作で終わってたのかもね >>332
ただ9連発(弾倉8発+薬室1発)でフルオートにしても、あまり意味が無かった気もする
一瞬で弾無くなるし
「復讐の掟」だったかで主役の使ってた、弾倉に16発ぐらい装填出来る特注品ワルサーなら、実用的かも知れないけど
もっともあちらはあちらで、何でヤクザ程度でそんなの持ってるのという疑問も残るけど 「沈黙の刺客」だったかな
サイレンサー付きでフルオート機能付きで20連発だか30連発だかの特性弾倉有りの、中二病感覚あふれるベレッタピューマ持ってたの
あんな32口径の小型拳銃フルオートにしても、そんなの使いこなせるの大藪主人公だけだってば まあ、チェコのスコーピオンも.32口径のマシンガンだしw
あっちは一応連射を想定した構造だけど。 そんなオートマチック愛好者なんぞ
スミス・アンド・ウエッスン(S・W)の
リヴォルヴァーを抜き出し、口径四十五の銃口で
でかい死の穴をあけるのみ >>341 おっと、コルト・パイソン,357マグナムを忘れて貰っちゃ困るぜ ローマンやトルーパーだって主演してるんだからな 何かの記事で大藪先生が語ってたことだけど
基本なるべく主人公にはオートマチック持たせる方針だったらしい
弾倉瞬時に入れ替えて連射続けられるし、脛や太腿に隠すのに便利
というのが主な理由みたい
あと主人公の腕なら大して威力の無い弾でも急所に当てて即死させられるから、マグナム拳銃ほどの殺傷力へのこだわりが無かったというのも
後期は次第にマグナムリボルバーも増えるが、それはクイックリローダーの普及で装填が素早くなったせいみたい
もちろん流行りのせいもあるけど あとコルトパイソン等357マグナムのリボルバーが多用されるのは、薬莢の長さ以外の弾の規格が38口径スペシャル弾と同じだかららしい
つまり警官やヤクザから弾の入手が簡単に出来る
(トカレフ台頭以前のヤクザの代表的な拳銃は38口径のリボルバー) リボルバー、オート問わず使用弾薬の普遍性というか、普及してる弾薬も時代によって左右されるしね。9mm×19と,38スペシャルは鉄板でしょ。トカレフと7,62mm×23弾はセットじゃないと使えないしマカロフと9mm×18弾も又然り。 次元大介「オートマチックの弱点を知ってるか」
敵のマカロフ使い「くっ、ジャムらせるために…」 リヴォルヴァーなら手首で反動を逃がしても良いけど、ショートリコイルのコンバット・オートは全身で反動を受け止めにゃいかんぜよ もしも今も大藪先生存命中なら、主人公にモーゼルミリタリー持たせたかも
トカレフと同じ規格の弾だから、今なら弾の入手には困らないし
(元々ソ連がモーゼル輸入して使ってた頃に、同じ弾で使えるように作られたのがトカレフ)
共産圏との国交があまり無かった存命中の頃だと、弾の入手が困難なせいか、主人公で使ってた人の記憶無い
当時としては多い装弾数、ストック付ければ遠距離での射撃も出来る、バージョンによってはフルオートにも出来ると、古い銃ながら利点も多いのに 一方トカレフは主人公のメインアームとしては使わないだろうな
一時の間に合わせか、偶然入手してそれしか選択肢無いなら使うかも知れないけど
モーゼル用の高速の弾に対して、トカレフは小型軽量過ぎてコントロールしづらい
しかも安全装置が撃鉄のハーフコック機構のみというデンジャラスな仕様だし >>350 「輪殺の掟」のヒーローチームがモーゼルM712をストック着けて使ってたよ。日本でも大正〜昭和初期にはストックを固定すれば猟銃として登録・所持出来たんだって。(←by血の挑戦) >>355
PART7だったかな。女優と初詣とファックのくだり。さらっと書いてるんだけど、
ネットリ描写よりエロく感じた。 今「汚れた英雄」の映画を見ている
時代背景その他いろいろ違うのはしょうがないとして、北野晶夫のキャラが全然違う気が
レース以外の晶夫って、男と乱闘してるか女と乱交してるかどちらかのイメージ
あとちょうど映画制作された頃がなんクリのブームだったせいか、やたらと服やら何やらアイテムが羅列されたオサレ映画風味なのも違和感 一般書籍よりもおすすめてきにネットで得する情報とか
グーグル検索⇒『稲本のメツイオウレフフレゼ
9NEBM 原作通りなんて尺もスケール的にも不可能。
大仕掛けは得意でも、話は書けない春樹が主導。
結果、
「思い付く『カッコいい』をブチ込んでみました」
だけになったのが映画「汚れた英雄」。
トレーニング場面はちょっと「ロッキー」
色男場面はリチャード・ギアの「アメリカンジゴロ」が
入ってる。(音楽も似てる) 角川映画のは、どれもね〜
日活だったか、探偵事務所23はよかったよ。 探偵事務所23は鈴木清順監督とは思えない普通の娯楽作品
ヒロイン笹森礼子は可愛いけどあの役には荷が重すぎた
信欣三が意外にも渋くてかっこよかった さて、センセが知ったらどう思うだろうか
https://nikkan-spa.jp/1448802 👀
Rock54: Caution(BBR-MD5:847cfeaf6f31691a42c25abc56bd4433) 若干スレ違いだが,40S&W弾って,45口径並みの弾頭重量と9mm×19パラベラム並みの銃口初速を両立させてるのな ハリー先生なら次元大介と冴羽燎を瞬〇出来るヒーローを描いたろうな 割と最近出来た実包なんだな(1990年)
中途半端なものかと思っていたが(10mmと勘違い)、
評価が高いと初めて知った
調べてみる機会をありがとう あー、モナコでゲップ我慢するくらい
デカいエビ食いたい 銃器の種類は合理性より作者の好みが反映されてる印象もある
ルガーP08
コルトパイソン
シュマイザー
いずれも作品を代表する銃種だがイコール作者が趣味として好きな銃器
時代的に古かったり実戦に不向きな機能があったり
真のリアルからは微妙にズレている 映画は
角川文庫の汚れた英雄と野獣死すべしの脚本をまず読んだが
面白くて良くできてると思ったよ >>372
オンナにヤられたり、精神異常者になる伊達邦彦なんて、ありえないよ。 >>374
原作通り完全勝利にしたら映倫に引っ掛かるんだろ 仕方ない
仲代達矢編・野獣死すべしのラストの事後談みたいなのもも映倫にうるさく言われて無理やり追加されたものだし >>371
昭和40年代だったらルガーはともかく、シュマイザーやパイソンは最新型とまで言えなくても、さほど古くないのでは? 大藪先生って、守衛とか警備員嫌いだね
大抵「警察官の制服に似せた制服の警備員が高圧的な態度で」てな書き方されるし
まあ多くの場合、主人公に殺される敵役だから、殺されて当然って雰囲気にする為かも知れないが 昔の警備員ってヤクザもどきがやってる仕事ってイメージ 警備員はともかく、守衛と聞くとなんだか「定年退職した穏やかな人」のイメージがあるな。 自分はたいして強くもないのにがないのに
権力をかさにきるやつ大嫌いだったんだろうな 晶夫がやってたバイアスロンはあまりニュースでも取りあげられないな >>379 ご明察の通り
>>バイアスロン 五輪での射撃競技って本当に日本のメディアは無視してるよな 23回忌
土に還えるとも、野獣は死なず
ちなみに、22年前の夕方だったそうな その夜、近所のDV家庭での児童虐待を暴いて通報、ヒーロー気分で舞い上がっていたら翌朝先生の訃報に触れた。何とも虚しい気持ちになった事は今でも辛い。 先生を偲んで、ステーキ1キロ食おうかと思ったけど400グラムにしとく 「青春は屍を越えて」
以前は伊達やら西城みたいなスーパーヒーローが任務を受け巨悪を葬るみたいな話が
好きだったが、おっさんになったからなのかどうか分からんが、この手の
「世間に楯突く若造が野望の果てに自滅」する話も改めてグッと来るようになった。 >>392 中には「生け贄」みたいに囮として惨殺された親友の復讐を遂げた勤労青年が居たり、アート・ブレイキーばりのドラマーが貧しい友達と宝石強奪に挑む「拳銃のわかれ」みたいに高度成長時代の影の部分を引き摺った佳作が多いね。
極め付きは「暗い春」、60年安保闘争とは無縁に貧しい大学生がウィンチェスターM70で当時の首相を…(のちのレギュラー) その部類(角川文庫の短編集)では「復讐は俺の血で」が特におすすめ >>394 「白い夏」って言うゴダールの映画みたいな短編が入ってる本かな 「ある刑事が金塊密輸を摘発するが、その金塊には日米両政府の思惑が絡んでいて
事件自体隠蔽された上に刑事本人も口封じされてしまう」
タイトル忘れたが、後味の悪さがダントツで(他にも後味の悪い話はあるのに)
何故か未だに忘れられない。 >>397 徳間文庫の「ザ・戦闘者」に収録されてた「黄金の謀略」だね 沖縄の本土返還に絡む日米間の密約を知りかけた森下警部が…という時代の闇を感じる謀略物
ラストの数行がじわじわ怖い 降りてきたヴェロニカの子宮が独立した生物のように亀頭をマッサージする。 ウィンチェスターM70のプリ'64モデル、口径,338ウィンチェスター・マグナム。コストダウンの犠牲になる前の精度と耐久性のバランスとに優れたモデルだ。 04/12発売 光文社文庫 狼は復讐を誓う エアウェイ・ハンター・シリーズ 第一部パリ篇 今大藪作品が新たに文庫化されるとしたら、萌え美少女の表紙になるのかな
大藪作品でエロいことしてる女は、基本成人なんだけど
(未成年の少女がやってる作品もあるけど、主人公よりも悪役がやってる場合が多い)
あるいは鋭角な輪郭のイケメンのイラストで、本来の読者層と著しく違う読者層が間違って買ったりとか ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています