《法律や会計の専門書版元はボロ儲け》

その答えは役所や組合と癒着しているから。
書籍は市販(配本)される前に10万〜20万部が組合を通し全国の有資格者へ直販される。価格は7掛〜5掛。また役所へは必要分だけ献本される。

直販が一段落したら取次店に見本を送り市販の段取りを組む。初回製作部数が10万〜20万部もあるのに、この段階では5000部ほどの残本。
配本して全国にばらまくのは宣伝効果を狙っているだけで売れなくても良い。直販でpayしてるから廃棄なっても構わない在庫だし。
直販終了後でも組合へ出向けば組合員は常に8掛で購入できる。だから実際の売上げは書店売上げの何十倍もあるカラクリ。
また著者や編者に多少なりとも手伝ったり協力した役人は現金10万〜100万の謝礼と接待が今でも行われている。だから監査が入っても絶対に摘発されない。

つまり取次店と書店はそういう裏事情を知らずに単価が高く分厚い本を扱っていたって事。専門書版元は最初から取次店も書店も必要としてないんだよ。版元の口車に乗せられて労力を無駄に使わされてるんだよね。