城塞ではない? かな? 徳川家の小田原攻め、関東転封に伴う
土木を得意とする松平家の小田原攻めの小説 タイトル、作者を忘れました
(便乗して)タイトル、作者を教えて欲しいのであらすじを紹介。

三河の郷士(兄が次々と松平家・・・土木を得意をするに出仕したが、討ち死して)
最後の末弟が参加、
前半は土木(工兵)の準備、行軍、野営、小田原に行くまでの出城、
砦の攻め落としが描かれてる、行軍が進むに従って、小田原方の斥候の排除などで
功を上げて、出世していく
行軍の途中で茶屋四郎次郎も出てくる

後半が箱根の出城、小田原城本体の攻め、土塁の構築など、
小田原攻めの時点では使番(武将間での重要な項目を伝達する)
所謂、戦闘のヒーローを描くのではなく、「集団」としての動きがメイン
軍に同行する坊主、小田原攻めの理由の惣無事令、
秀吉による徳川家康の関東転封、三河の一向宗(武士、足軽にも信者が多かったらしい)を
引き金とする内部分裂、
郷士が持ってる土地を安堵してもらう代わりに、家から、兵を出す、戦闘が終わったら
農に帰る、から、農と武を分ける
(行軍に参加してる武士が関東転封を嫌がって勝手に帰郷したら処罰する=討ち取ると宣言)

最後は武士としての身分が固定されて三河に帰れなくなった主人公
(屋四郎次郎の配下で衣服の仕事をする事になる。
が縫製を得意とする母親+姉2人を江戸に呼び寄せる。 
母+姉2人がその移動の最中に秀吉の正室の寧々との邂逅をするエピソードで終了