タイトルも「なぜ〜は〜なのか」こればっかりだよね。
数年前の手法だよ、これって。

文章はど素人なのは間違いない。
なかった。だった。なかった。だった。
子どもみたいな文章。同じ書き方は普通しない。

その書店、天王星書店は、どう見ても繁盛しているようには見えなかった。
キーボードの音が鳴り響いて聞こえるほど静かだった。
見渡してみても、七海の他に客はいなかった。
ただ、その男と、カウンターの上に置物のように背筋を伸ばした黒猫が一匹いるだけだった。