美也も作品クオリティも全く擁護するつもりはないんだが、読者的に無理矢理辻褄合わせるなら

結婚後、貫一のことを全く気にしなかったのは、結婚前に、手段を選ばず変化を手にしたいいう渇望があって
その変化前の全てである貫一を、自分の過去と共に想い出から抹消した
当初は変化の手応えがあったけれど、やっぱり何かうまくいかないことを富山の変態発覚と共にはっきりと自覚してしまって
自分で築いたはずの世界が全て壊れた
そこに以前献身的に愛してくれた貫一の声を聞いて、過去が甘美なものだったことを噛みしめる

という解釈だろうか?と思うんだが、美也が別人になるなこれだとw