どうやって検索しても出てこないのでお願いします。
長年気になってます。

[いつ読んだ]15年〜20年位前 古本屋で買ったような記憶
[あらすじ] 愛人の女性が正妻に呼び出されてレストランに会いに行く。
[覚えているエピソード] 不倫していることがバレた愛人である主人公(20代位)が、
正妻に2人だけでランチをしようと呼び出される。
イタリアンレストラン(イタ飯とかが流行ってた時代と思われる)のため、主人公の女友達が、
「ミラノ風カツレツだけは頼んじゃだめ、ダサいから舐められる」というようなアドバイスをする。
正妻はくたびれたおばさんでヒステリックに喚いたりするだろう、と予想してレストランに向かった主人公だが、
実際にあってみた正妻は落ち着いた上品な女性で、にこやかに、不倫の話は全くせずただの世間話をして、
しかもダサいはずのミラノ風カツレツを注文し、美味しそうに食べて、諸々のことから主人公は「負けた…」と店を後にする。
[物語の舞台となってる国・時代]日本 90年代頃
[本の姿(ハードカバー・ソフトカバー・文庫等)・装丁・挿絵]短編集、文庫、この話は30ページ位 ?
[その他覚えていること何でも]作者は女性。わりと有名どころの作家だったと思います。
舞台がバブル期まっさかりの雰囲気なので、書かれたのがおそらくその頃で、その頃売れていた作家かもしれません。
はじめは花井愛子が一般向けに書いた小説かと思いましたが、違うようでした。
不倫だのなんだのはこの話だけですが、他の短編も20代のOLが主人公で、90年代トレンディドラマ的な話だった気がします。

読んだ時に、ミラノ風カツレツというものを知らなかったので、
そんなにダサい扱いの食べ物なんだと変に感心した記憶があります(笑)
まったく愛人だの不倫だのに興味なくて、なんでこんな話入ってるんだと不満に思いながら仕方なく読んだのに、
予想外の展開だったので最後まで(かなり短いのですが)読んでしまい、
未だによく覚えています。

もう一度読みたいわけではないのですが(これだけ覚えているし笑)、
作者が誰なのか、なんというタイトルだったのかが分からず、モヤモヤするので、
ご存知の方、どうかお願いいたします。