世界が注目する中で、いち早く「米朝が接近して朝鮮戦争が終結することになる」と断じた人物がいる。

 佐藤優がそれだ。

 今日発売のアサヒ芸能(9月27日号)「ニッポン有事」で書いているのを見つけた。

 筆者(佐藤)が某筋から得た情報では、ポンぺオの突然の訪朝延期はトランプ大統領が硬化したのではない、国務省と言う官僚組織に縛られているポンぺオでは北朝鮮と取引が出来ない、だから、金正恩委員長が、直接トランプ大統領と交渉したいと、トランプ大統領に申し入れ、トランプ大統領がそれに応じたからだというのだ。

 そして、金正恩委員長は段階的に核兵器廃絶に踏み切るつもりだという。そうすればいますぐ「完全かつ検証可能で不可逆的な非核化」を北朝鮮が実施しなくてもトランプ大統領は、朝鮮戦争終結宣言に踏み切る可能性があるというのだ。

 この点に関しては、偶然にも今日発売のサンデー毎日(9月30日号)で浅川新介氏も書いている。

 じつは北朝鮮は相当譲歩した非核化に向けたロードマップ(行程表)を用意している(北京の情報筋)と。

 そして佐藤優は続ける。

 そうなれば、米軍を中心とする朝鮮国連軍が解体される。

 それが直ちに在韓米軍の撤退にはつながらないとしても、朝鮮半島における米軍のプレゼンスは著しく低下すると。

 私もそうなるだろうと思っている。


天木に褒められるマサル。
https://go2senkyo.com/seijika/68237/posts/24322