>>590
まあ小谷野敦先生もこう言ってる

新聞の文藝時評も、昔は批判をしていたが、一九七〇年代半ばから、褒め批評に変わって行き、今では「産経新聞」が荒川洋治、石原千秋を起用して批判的文藝時評をやっているのを除くと、褒め時評の場と化している。
文学専門の人はどうしても批判的になるので、今では片山社秀や佐々木敦など、文学の素人にやらせているありさまで、文藝雑誌もそれに準じ、批判的な文藝評論家は遠ざけられて久しい。
『芥川賞の偏差値』