>Karasawa Shyunichi
>芝居の、特に前半に必要なのがこの“世界観”の構築。と言うとなにやら難しそうに聞こえるが、
>要は「あ、この芝居の中ではこの展開、アリなんだな」と観客に納得させる作業。
>クライマックスの雛型的な小事件を何度か繰り返し、“こういうことが起こり得る世界”なのだ、
>との認識を共有してもらう。
>この世界観と演技やストーリィ展開が合致しないと、観ている方が作品に入り込めない。
>リアルな話にオーバーアクトの演技者がいたり、コメディの中にいきなり暗い挿話が入ってきたりは、
>少なくとも導入部では禁忌。
>セックスと同じで、最初はとにかく優しく。翻弄するのはクライマックスで。
>最近の演出家は、冒頭でのこの世界観構築を丁寧にせず、とにかく観客を沸かせなくては、
>という強迫観念に囚われすぎるから盛り上がりが中途半端になる。前半まるまるを使って、
>世界観、伏線、人物設定をしっかりやり、
>後半で100パーセントはじけさた大成功例が映画『カメラを止めるな!』。


ついにテンテーがセックスまで語り出したよ
童貞疑惑もあるけど