「進駐軍は、エエとこ、知っとんねん」
と、父親が言ってました。

進駐軍は、占領後に自分たちが接収する所は避けて、空襲していました。
久しぶりのナカタニズ・テーブル東京は、東京會舘。
GHQの上層部のクラブになっていたところです。
ホテルと書いていないところが、
一流の証です。
1922年の初代からあるバカラのシャンデリア。
6億年前の化石のある壁。
猪熊弦一郎の壁画を、鑑賞。
参加者5名が、ソーシャルディスタンスを取り、
静かに食事を楽しむために、
老舗ホテルは、最高に安全な空間となります。
皇居に参代する海外からの国公賓を招くホテルとして、
あらゆるセキュリティーとして、これ以上安心なところはありません。

良家の子女が、東京會舘のクッキングスクールに来ていたのは、
料理だけでなあく、この空気を学びに来ていたのです。