徳川家最大のライバルは、島津でも前田・伊達でも公家でもありません。
尾張徳川家です。

初代・義直は、家光のライバル。
家光は、2代・光友に長女を嫁がせることで用心しました。
7代・宗春は、吉宗のライバル。
14代・義勝は、倒幕軍を素通りさせて、協力しました。
19代・義親は、没落する旧大名を支援しました。
私財を手放し、財団化することで、家宝を残しました。
こうして、徳川美術館が生まれました。
維新・恐慌・空襲の3大危機を乗り越えて、
保存の美しい国宝9件を保有するのは、なみたいていのことではありません。
さらに、本好きの家康の蔵書を引き継ぎ作られた、蓬左文庫。
7月26日(日)名古屋校体験塾で、江戸よりも、家康DNAが濃い徳川美術館で、
武家の魂に触れましょう。

P.S.
企画展では、妖怪を通して、疫病や不安を乗り越える日本人のしぶとさを
吸収します。