ビジネスは戦争である。

こんな常識は確認するまでもないと思っていたが、
これまで結構驚かれたものだ。
強者が共存共栄を叫ぶのは、
弱者を喜ばせてさらにお金を巻き上げるためである。
あるいは弱者本人たちが共存共栄を声高に叫ぶことで自己防衛しているのだ。
これはビジネスに限らない。
この世の中を虚心坦懐に観察してみよう。
あらゆるシーンにおいて弱肉強食が働いていることに気づかされるはずだ。

優れた遺伝子を持つ男女は、
劣った遺伝子を持つ男女を空気の如く見下して差別する。
いかにそれをバレないようにするのかが、
最低限のマナーであり、処世術なのだ。
偏差値の低いままそれをやらかして顰蹙を買うのが、
自称高級ホテルや旅館、あるいはレストランなどの
飲食業界や客室乗務員たちである。
彼らは自分たちの四流の目利きで来客を選別し、
差別するのが束の間のコンプレックス解消法になっている。

そういうのを観察するために、
あえてその種の空間に行くと非常に勉強になるだろう。
多少ムカッとすることがあっても、
「バカだから仕方がない」と超上から目線で許せる。
以上を踏まえた上で、あなたはどう賢く生きるかである。

やはり生まれてきた以上、今いる場所で強くなったほうがいい。
あるいは自分が強者として生きられる場所にさっさと移動することだ。