モロッコへの道、スンニ派のイスラム教徒の部族同士が和解しようとする席で、ボブ・ホープとビング・クロスビーが仕組んで仲違いさせてまた戦争させるという内容が、これまで中東でアングロサクソンがやってきた狡いやり口そのものでなんとも不快な映画だった
 中東の人が一番嫌うラクダのステレオタイプ、ことあるごとに異文化を不思議な国から呼ばわり
結局は女性を奪ってアメリカに連れ帰るエンディング
 いくら時代の制約と言ってもやはり差別感に溢れた映画だろう
 作中で障害者のモノマネでタダ飯を食おうとするとこともどうなんだ