>>319
犬猿の仲と言ったら脚本家の荒井晴彦もそうだったんだけど、
荒井脚本の映画『Wの悲劇』が、アーウィン・ショーの小説『憂いを含んでほのかに甘く』のパクリだと常盤新平が告発した際、
小林は、荒井の方を擁護し、
「インスパイアを受けてはいるが盗作ではない。
常盤新平の主張は言い掛かりだ」
と言ったんだよね。

そのしばらく後、荒井晴彦は、小林の『イーストサイド・ワルツ』のVシネマ化に際して脚本を担当している。

しかし、その『イーストサイド・ワルツ』は、かつて荒井自身が、雑誌「シティロード」での連載コラムで罵倒していた作品だった。

この辺り、我々には見えないところで様々なドラマがあったんだろう。