@lullymiura
新国立劇場で椿姫を聴いてきた。最後は頬を涙が伝った。
中村恵理さん、とても素晴らしい。コロナ禍中にピンチヒッターで歌い手として演じられて、でもそれが評判をよび、今回ははじめから主役に。
でもひとつ残念だったのは、会場の拍手。
拍手を送りたい気持ちはわかる。でも歌い終わった瞬間に間髪を入れず拍手をしてしまうと、オーケストラの音も歌手の息遣いさえも聴こえなくなる。
そしてアリアの連続のときに途中で拍手をしてしまうと、情感が途切れてしまうし、オーケストラもたいへん。
咳よりも、気になってしまうのです。
だから、せめて感動のための一拍をおくことをお願いしたいな。



「最後は頬を涙が伝った」