その日の事は人生で忘れない2つ目のこと。

泣いてるんだか自分でもよくわからない感情で座り込んでゲホゲホしていたら少し楽になっていき。少しずつ駅に向かった。

改札が近づくとあの子も気づいて駆け足で近づいて来て最初に一言謝ってきた。
無理させましたか?って聞かれた声は返事ができなくて、顔すら見なかったな。無理だった。
それでも心配そうに話しかけてくれてる子になんとか答えないとって思うと、自分が悲しくもなり、タイミングを呪った。
なんで居るんだよ。って。