コンサル自体がどの程度の努力をしているか、顧客企業のことを考えているかってのは
そのコンサルに依存するから良くわからんが、それをどう利用するのかってのは、顧客企業
側次第でしょう。提案内容が悪ければ、実施しなければ良いんだし、危機意識を持たせるため
だけに、経営者が依頼してくることも多い。社内の誰かが言うとうまくいかないと予想できる場合に
コンサルの口を借りることもね。

KMに関するIT化に関してですが、各社のツールもKMの捕らえ方が、文書管理に結論付けている
のか、掲示板的なものに結論付けているのか、あるいは、集めた情報から有意義な情報を
抽出するところに焦点を置いているのかなどイロイロあると思うが、いい加減に作っているわけでは
無いので、使い方によってはそれなりに効果がでると思う。

要は使い方のコンサルってのが出来ていないというのが大きな問題なのかな。IT系企業は技術や
ツールを中心に捕らえる志向があるので(それが儲けに繋がるんだから仕方が無い)、顧客側が
どういうソリューションが良いかきちっと分析する必要が本来はある。ただ、顧客側もあまり努力
していない場合が多いので、混乱が起きるわけでしょう。逆になんでもやるから要求仕様を出して
くれってアプローチした場合なんて何にも出てこない。あるソリューションの雛形を出さないと
何にも発想出来ない客が多い。これはKMに限ったことでは無いが、お互いの歩み寄りが良い
ソリューションを生み出すと思うのだが.....