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日本語教育は、受けているようだが敬語の受け答えが妙なので笑える。
ちょっと込み入った質問を出すと、回答内容で相当あたふたしているのが
ばればれと分かってしまう。

SAP自体は、できることできないことをちゃんと分かっているコンサルタントに
めぐり合えれば、プロジェクトは上手くいく。言い換えれば、SAPの標準機能に
ない機能をアドオンしようとすると、破綻することが多い。標準機能にないのは、
それなりの理由がある。パフォーマンスの悪いバッチ処理になってしまうとか、
データの不整合が発生してしまうケースがこれに当たる。既存システムをそのままSAPに
置き換えようという発想でプロジェクトを進めるのも失敗例となることが多い。
大体、現場の勝手な要望でアドオンばかり作っていると、バージョンアップ時に
30%くらいは書き換えが必要になって、相当な金が掛かる。
導入する側の企業も、いったん導入すると決めたらそれなりの覚悟で自分たちも相当の
努力が必要。 良いコンサルタント、プロジェクトマネージャ、顧客側のリーダーシップに
成功の要因があるのは、どのパッケージを使っても同じこと。作ってみたがお蔵入りになるアドオンが
多いので、作ってよいアドオン、作っちゃいけないアドオンの見極めができる経験豊富なコンサルタントを
どう確保するかは結構大事。 アドオンを作る、ABAPERの人でも、専門教育を受けている人は極少数だから、
最適なアドオン作りできる人は少ない。 従来のCOBOLのバッチ処理の延長線上でアドオンを作ってしまうと、
SAPのそれなりに良いところを引き出せない。