【小説論】創作技術総合スレッド【方法論】
創作上のテクニカルなことを語る、相談するスレです
ただし、違うやり方をするひとの存在は認めましょう
メリット・デメリットを客観的に話し合うのはいいけれど
特定のやりかたを布教・強制したり、ひとのやり方を全否定
するのは自重してね
議論と罵倒の区別のつかないやつは、作家になれないぞ♥ 「優れた芸術は見るものを雄弁にする」←誰が言ったの? >>295
なんでそう短絡的で極端な発想になるのやら ファンタジー書こうと思ったんだが、国の大きさとか都市の大きさと人口の関係をどんなもんにすればいいのかさっぱりで困ってる
後は地形をどういう風にするかとかも
こういうの詳しく勉強できるような本とかサイトないのかな
>>298
普通に国別の統計要覧とか買って、
あとは都市構造論とかの新書でも読んでみたら
結構詳しくなれると思うよ
地図も併せて見ながらね 「食料をどうしてるのか」を中心に考えてみてはどうか。
自給してるなら地形には穀倉地帯とか良質な漁場かなんか設定してやらないと。
自給できないなら、輸入するか飢えるか。
輸入するなら、何か稼げる他の産業がいる。時代設定にもよるけど金鉱山とか?
飢えてるなら、あんまり高度な文化や莫大な人口を持つのは難しいかな?とか。
でも、なかなか全部を合理的に作るのは難しいぜ。
ほどほどに切り上げた方がいいかもしれんな。 >299
話書いてる途中で「やっぱ設定いるなぁ、しゃあない作ろう」ってなってから、1週間ぐらいずっと設定考えてて執筆してないw
やっと国とか歴史とか種族分布とか宗教とか魔法の設定はおおまかにできたんだけど、舞台にする都市を具体的に考えようとすると妄想だけでは手に負えなくてな
>300
なるほどなぁ。上手く中世〜近世のヨーロッパがどんな感じだったのか書いてある資料があればいいんだけど。確かに現代の資料でもおおよその数の感覚は掴めるか。
都市システム論は読んでみようかな。
>302
そう、食料も、10万人を食べさせるためにどれぐらいの面積の耕作地、牧場地帯があればよくて何人ぐらいがそれに従事すればいいのか、とかがいまいち分からないんだよな
だから、ある程度は都市周辺で自給してるけど残りは輸入に頼ってる事にしてごまかそうとしてたw 都市の成立する要因として
・交通の要所であり物流が盛ん(街道の交差点や、港町、鉄道のジャンクション等があり物資が集積)→ロッテルダム等
・政治の中心地が置かれ、多くの人が集まる(政治的意図に基づいて立地する場合もアリ。巨大都市化しやすい)→パリ等
・自然境界(川や峠など、あるいは国境)の付近に立地し、交易都市あるいは宿場町として発達する→セントルイス等
・宗教施設を中心とした門前町として発達→ソルトレイクシティやメッカ等
・資源、工業に必要な原材料の産出地として工業化とともに発達→デトロイト等
・観光資源があり、遠方からの集客能力に長ける観光都市として発達→ニースやモナコ等
などが挙げられて、それぞれ都市の色合いが違ってくる
都市のあり方はその時代背景の政治経済状況にも大きく左右されるし
そのへんも考えてみるといいかもしれないね
>>298
もし商業作品として出すつもりなら、悪いことは言わないからやめておけ
基礎となる知識を簡単になぞるだけで半年はかかる
その労力と時間と金、現代を舞台にした作品に注ぎ込んだ方が絶対いい
趣味ならお好きにどうぞ ちなみにそういった都市の特色は重複することが存分にあり得るので一応。
城下町は結局、交通の便が良いところに置かれることが多いので
市場町(交易都市)や宿場町を兼用している場合が多いです
あと鉄道の発達していない中世や近世辺りでは物資の運搬は水運を使うことが主だったので、
港町が現在と比べても非常に大きな意味を持っています
海だけでなく、河川や池沼の港町についても同じです
特に城下町や鉱山町に近接する港町は「外港」として主要都市化することがあったようで……
一方では逆説的に、都を置く際の条件として港町が近い必要性があったと言えます
(もちろん流出河川の流域内にあることが前提ですが)
アジアでは、淀川で京と繋がれた大坂、漢江で漢城と繋がれた斉物浦(仁川)等が当てはまりますが
後者の場合は自然港としての性質が悪く(遠浅で砂地底)、港湾施設整備に難をきたしたため
朝鮮の実質的な貿易港の地位を釜山に譲ったという経緯があります(洛東江での水運を利用)
大きな港町から陸繋島が見えたりしたら矛盾した設定になるということですね
そのへんの注意も必要かと思われます
>>303
お前が言ってるものを小説に詳細に書き込んでも読み飛ばされるだけだよ
中途に調べて書いても鼻で笑われるのが落ちだしなぁ。時代小説家は大変そうだ。なんか中世の暮らし方書いた本がなかったけか。イギリスのやつ。 講談社学術文庫で見た記憶があるな
たしか3冊ぐらいあった
あれ読んで実際に生かすのは大変だろうな >>304
おお、凄い参考になったわ
歴史とか地理とかほぼ素人だから、こういう感じで分かりやすくまとまってる情報が欲しかったんだ
>>305
それは思わなくは無いんだけどな
ただ、現代を舞台にしちゃうと色々問題ありそうだし面白くなさそうな話を今まで作ってて、なんとかファンタジーでやりたいんだよね
ラノベの例えで悪いんだけど、たとえば狼の香辛料に出てくるぐらいの中世の街とか都市だと、人口と面積はどれぐらいになるのか、結果だけでも知りたいわ
>>307
流石にそれがダメなのぐらいは分かるw
書かないにしても設定はある程度決めておかないと後で矛盾しちゃいそうで怖いやん。風景描写とか都市の中を移動して回るような展開を書くにも困るし 世界遺産をモデルにすればどうかな
城塞都市とか交易都市とか、いろいろあるでしょ
>>311
なるほど、世界遺産か!恥ずかしながらその発想は無かったw
実在してたんだからもちろんリアリティあるし、世界遺産なんだから風景としても美しいし、世界遺産とか好きな人にはモデルにするだけで受けそうだしで名案すぎるな
早速候補を探して調べてみるわ 分かるよ。
最近のラノベッてエンタメ小説と遜色ないもんな。
ラノベwなんて馬鹿にしてると一生デビューできない。 アニメ化した時のために応募作を3,4話に分けて、それぞれにアニメっぽい山場とか引きを入れようと思ったんだ
コードギアスとかまどマギとか、毎話ちゃんと視聴者を驚かせて、盛り上がる場面を作って、最後は強い引きで終わらせて、って感じで凄いと思うんだよね
ああいう感じにするためには、やっぱアニメ化した時のこと妄想して、シーン毎の時間を計算して話を構成するべきなのかな >>314
それはアニメの技巧であって小説のではないだろう?他でやってくれ >>316
連載小説の構成とあんまりかわらんのでは? >>314
実際にデビューしてアニメ化が決まってからでも間にあうんじゃね?
あと、このスレには偏狭な奴が住み着いてるから、ネタの振り方には気をつけた方が良いぜ。 >>316
「TVアニメ化しても面白い小説を書く技巧」って事じゃダメ?
今参考にしようとギアスもっかい見てたんだけど、あれ改めて見ると凄いな
1話とか、最初の2分ぐらいで既に、面白い物語だって事が強く伝わってくる
遊ぶ子供→大量の戦闘機が富士山の向こうからやってくる→日本、戦争に負け占領される→ボロボロになった日本→子供ルルーシュ「スザク、俺はブリタニアをぶっ壊す」
OPまでの2分にこれだけ必要な情報を詰め込んでる
OP後も、成長したルルーシュ対貴族の賭けチェスの場面から入って、意表を突きつつまず主人公の魅力を強くアピールしたりとか、参考になるわ 悪いけど、ギアスとやらを見ていない俺が321を読んでも、どう凄いのかさっぱり分からない
君の文章の構成能力では、314に書いてあるようなことに挑戦するのは早いのでは?
319にあるように、君にそのチャンスが来てから対応してからで遅くないと思うぞ
あと、「シーンごとの時間を計算して」といっても、
小説のアニメ化って、原作とはだいぶ「シーンごとの時間」が違ってるような気がするが
小説書いてるときに計算できるもんなのか? >>321
それをやるとなると三人称しか方法がないんだよ
けど、三人称でそれやると「視点のブレ」とか、一行開けの場面転換ばかりの罠に陥る。
いずれも落選ポインツ。
狙いは理解できるが入賞はまず無理。 >>322
そうか…
言い方を変えると、キャッチーで目新しく面白そうな展開と、物語について必要な事項の説明を両立しつつ、それを高い密度で詰め込んでるのが凄いと思った、って感じかね
後はやっぱスピード感と盛り上げ方、引きが凄い
例として3話をあげると、
戦闘の末に敵国の王子の部屋に侵入、王子と会話を交わし主人公の正体が判明して2話終了→3話冒頭で王子と会話、開始4分で主人公が王子を射殺→翌日の学園描写、主人公が前日の殺人を思い出し吐く
→夜、主人公が盲目の妹と和やかに会話する描写→妹の未来のために手段を選ばず敵国を滅ぼす事を改めて決意
→翌日、先日出会った女テロリストが同じ学園に通ってる事に気づく→女に接触した際、ミスで正体がばれそうになる→女と主人公それぞれが、自分の正体がばれているようなら相手を殺すと決意→
→さらに女が主人公の所属する生徒会に入る事に→2人きりのとき、いきなり女に腕をつかまれナイフを突きつけられ詰問される→主人公、録音機を使ったトリックと演技で疑いを回避
→安心していると、ニュースで主人公の親友の日本人が王子暗殺の罪で逮捕されたという報道が流れ衝撃を受ける。3話終了
展開自体も面白いし、20分ちょっとの話としては相当速いテンポで展開が進んでると思う
トリックの部分で盛り上げて、最後に続きが気になるようにする工夫もばっちりで、やっぱエンタメとして出来がいいと思うわ
まあ俺の文章力はともかく、ギアス自体は近年のアニメではかなり面白い方だし、演出も脚本もエンタメを書くなら学べる事は多いと思うから、機会があったら見てみるといいと思う
こういうのが売れるんだ、ってのは少なくとも分かるだろうしな
>>小説のアニメ化って、原作とはだいぶ「シーンごとの時間」が違ってる
そうそう、会話とか、動きとか、情景描写とか、それぞれで映像化した時に時間がどれぐらいかかるのかは違うから
やっぱ実際にアニメ化した時を妄想しながら計算するしかないのかな、って思ったんだ >>323
確かに1人称小説でこの冒頭はどうやっても書けないな…
まあギアスで多用されてるような演出をそのまま真似するのは、俺も無理だと分かってる
けど1人称でも、あの20分単位で章を区切って盛り上がりとサプライズと引きを入れるような感じの構成にする事自体は出来ると思うんよね
そしてそれを意識した小説は、適当におおまかな1巻での起承転結だけで書くよりは面白いんじゃないかと思ったんだ アニメ化したときを考えるなんて、トラタヌもいいところだ。
まず小説としての完成度が高くなければ、アニメ化した際の仕掛けは全部無意味。
やるならお好きにどうぞ。
他人事ですもんね。 アニメ化される小説なんてのはたいした価値のない代物だよ。文字や表現の限界に挑んでない。
ただの脚本。 >>326
まあおっしゃるとおりだわな。そろそろ黙ってもう少し執筆するかな…
でも映像化して面白そうな作品ってのはラノベならきっと評価ポイントだし、これを考えるのはデビューにプラスだと信じてる
>>328
そりゃあ俺もカラマーゾフの兄弟とか読んだ時は、こういう魂の篭ったような小説が書きてぇなぁとか思ったし、春樹とかも文章力はやっぱ凄いと思うけどさ
けど、それはただのワナビには遠すぎる境地だしね。カラマーゾフとか、ドストが何十作も小説書きながら人生経験を重ねた末に、50歳とかになってから年単位で長い時間をかけてやった書かれたような作品なわけだし。
とりあえずは俺なりの文章で面白さとテーマ性を詰めたようなラノベを書いて、あわよくばそれを面白いアニメにして色んな人に見て貰いたいと思ってるわけなんだ
最近はラノベ原作のアニメが糞ばっかでラノベ自体の風評も悪いし、ギアスぐらい面白くて売れるアニメの原作になれるラノベを書いて空気を変えたい プロがすでにやってる。
つーかよくしゃべるなこの人形って思った >>330
ちょっと待て、春樹が文章力がある?
翻訳調でインパクトのあるモチーフ使ってるから読みやすいが、文章自体の技巧はそんなにレベル高くないぞ >>334
雰囲気作りの上手さも文章力の内だと思うけどな。やっぱ言葉の選び方が、そこらの作家とは違うと思うわ。 村上春樹の文章力はたかいよ。まあ編集入ってるんだろうけどあの作品を一から作ってるんだから売れて当然。アンチ多いけど逆にいえば批評の対象になる新しいものが作れてる証拠。 自分で実際に2〜3ページ書いてみたら、春樹批判なんてとてもできなくなったなw
春樹どころか石原慎太郎でさえ尊敬してるわ 俺なんか、訳の分からないWeb上の作品ですら尊敬するわ
俺のと違って、少なくとも終わりまで書いてあるw 小説ってのは一般大衆に向けて書くもんだから
「小説を書いたことのある人にだけ価値がわかる本」なんて事実上ゴミと同じ その通りだな
長期間、曲がりなりにも一線で活躍し、一般大衆に読まれている作家の文章
一般大衆に読まれたことすらないが、自己評価だけは高いワナビの文章
どちらが事実上ゴミと同じかは言うまでもないだろ まんこに入れるつもりがアナルに入れちゃったみたいな 初めて小説を投稿しようと思うのですが
受賞数が一番多い 賞ってどこのでしょうか?
(最優秀、金賞、銀賞2つ〜など) >>345
そういうことを気にするよりも、まず書き終えてから枚数・ジャンルに応じて調べろ。 >>341
そんなことはない。小説を自分のためだけに書いてるプロはやまほどいる。某直木賞作家以外にも。 >>345
5000人応募して5つ受賞する大賞と1000人応募して3つ受賞する大賞があったとしても、5000の方を選ぶってこと? 銀賞になら引っかかるかもしれないって思ってるんだろ まあ確かに各賞の受賞数と応募数まとめみたいなのは持って損は無い情報
自分で調べろという話だが >>347
そういうアマチュアみたいな連中はこのスレの対象ではない すまん。心理描写って、どういうのを言うんだろう?
「ほっとして、すっかりぼんやりして、彼女は両手を腹の上に走らせた。
彼女は自分の体にたいして、ある悔やみ、後悔、恥を感じた」
みたいに感情を表す単語を使って直接書くのもあるけど、
「低い繁みのなかに古い馬の頭蓋骨を見つけると彼はしゃがんで両手でそれを拾い上げ、
あれこれひっくり返してみた」
みたいに象徴的な物や動作を描いて感情を暗示させるのは心理描写って言って良いかな?
正直心理描写が苦手で、自分で書くと
「あわててドアノブを引くと鍵がかかっていなくてラッキーと思った」みたいなダサい文章しか
出てこない。 >>353
心理描写っていうんだから、心理を描写しないと言わないだろ。
象徴的な動作で暗示ってのは、それはそれであっても全然問題ないけど
それ自体は心理描写とは言わないと思うよ。
> 「あわててドアノブを引くと鍵がかかっていなくてラッキーと思った」
字の文と心理描写が混ざってるからでは?
全部が一人称の語りなら、文体がキャラを表すからそれがダサイか別だろう。
一人称の語りでも、状況描写と心理描写は分けて語らせた方が
分かりやすいんじゃないかな。
「あわててドアノブを引くと鍵がかかっていなかった。ラッキー。」※1
第三者からの視点なら
「彼があわててドアノブを引いたところ、鍵はかかっていなかった。
自分の運の良さに苦笑いを浮かべながら彼はドアを開けた」※2
(実際開けたかは知らんけどさw)
要するに心理描写ってのは
・一人称から直接心情を語る(※1パターン)
・神の視点から心情を描写する(>353の最初のパターン)
・第三者から心情を明示する情景を描写する(※2パターン)
の3種を言うんじゃないかな。
ああ、ちと訂正
> 「彼があわててドアノブを引いたところ、鍵はかかっていなかった。
> 自分の運の良さに苦笑いを浮かべながら彼はドアを開けた」※2
これだと第三者には分からないはずの苦笑いの理由が書いてあるから
「彼があわててドアノブを引いたところ、鍵はかかっていなかった。
苦笑いを浮かべながら彼はドアを開けた」※2
こうしとくw
鍵がかかってない、ラッキー
ってのが直接的すぎるってことなら
「慌てて飛びついたドアノブが、すんなり引けたのでにやりとした」
とか。 「心理描写」がいつのまにか「心情の説明文」になっているんだが、
恥をかかせることになるから黙っていよう。 慌てている状況でラッキーだと思うことが不自然だから
違和感を感じるんじやね
幸運にも、と地の文にするとか
ほっとした、とかがいいと思う
レスありがとう。
心理描写ってやっぱり「苦笑いを浮かべ」とか「にやりとした」なのかなぁ。
一人称で、心のなかで考えや推理を述べていくのは書けるのよ。
そこに「私は非常にうれしかった」とか書き加えるとなんか違和感が出る。
一人称で人が喜ぶときに「私は非常にうれしいぞー」って言葉を脳内で反芻しながら喜ぶ
やつっていないじゃん? 一人称の喜びってホルモンが駆けめぐる感触でしかない。
かといって「ラッキー!」とか「うわははは」とか書くとマンガみたいになるし。
マンガみたいな主人公だったら構わないけど、真面目な地位のある主人公だと困るだろう。
三人称だと、現実に苦笑いしたりにやりとしたりほっと息を吐いたりしたときには
そう描写できるけど、現実のみんなは始終にやにやしているっけ?
日本でやったらリアクションが大げさだって笑われる気がする。外国人は知らんけど。
なのに小説では書いてあるから、そこだけ浮いているというか、リアル度が下がるというか。
いや、ベストセラーでも「にこにこして」とか「ばかみたいに言って」とか書いてあるから
世間的にはいいんだろうけどさ……。自分は心理描写を疑っているから、書くタイミングや
内容が分からん。 >>359
なんの捻りもなく表情とか感情を地の文で書くだけってのは辞めた方がいいと思うぞ
台詞とか行動とかで心情を象徴させた方が絶対にいいし、地の文で心情を書くにしても鮮やかな表現を工夫するべき
一回自分が読んで感動したり面白いと思った小説がどういう風に心情を描写してるか観察してみたら?
まあはがないみたいなのが書きたいなら別だけど
ドストエフスキー 貧しき人びと 1人称 書簡体(本文が手紙として書いてある)
きのうわたしは幸福でした。とびきり幸福でした。いや、もうこのうえもなく幸福でしたよ!
〜
蝋燭を取りだし、紙をひろげ、ペンをけずって、ふと、目をあげたとたん、わたしの
胸は思わずドキンとおどりだしてしまいましたよ!
阿部和重 シンセミア 3人称 事件録 週刊誌ほどじゃないけど俗っぽい文章
フフフと笑声を漏らしながらも、大きな瞳を潤ませて話す会沢慶子の面立ちと言葉に
心を動かされて、中山正は鼻の奥がむず痒くなり、釣られて涙さえ零しそうになった
――中山正は、情に脆い面も持ち合わせている男ではあるのだ。感傷的な自己陶酔
の口調に微かな嫌悪を抱きはしたものの、
>>360
俺が好きなのは三人称 ハードボイルド。視点主(主人公)の心情が直接的な言葉
で全く語られなくて、淡々とした行動しかない。かわりに周囲の人々は気楽ににっこり
笑ったり怒ったりする。
マッカーシー すべての美しい馬 三人称 ハードボイルド
彼女が手を差し出すとジョン・グレイディは思わず前に進み出てその手をとりそうに
なったがふと相手は右側の椅子を勧めているだけだと気づいた。
こんばんは、と彼はいった。ジョン・グレイディ・コールです。
〜
クイーンをとられると彼女は敗北を認めにっこり笑って彼の腕を誉め少しくやしそうに
チェス盤を手で示した。二回目の対戦がかなり進んでジョン・グレイディがすでに
両方のナイトとビショップのひとつをとっていたとき彼女が二度続けて駒を動かした
ので彼ははっとした。彼はじっと盤を見つめた。
まず大前提として、これ全部心理描写に含めていいんだよな? それは今に限らず、大昔からそうなんだよな。
しかし知識のかわりに感受性がある若い頃にハマった物は後々までその人の中で残っていく。
YMO、タモリ、ガロ、ガンダム、みんなその当時は当たり前の流行りモノであって
上の世代にはバカにされた。伝説化するのはハマった人間が大人になってから。
いつまでも偉そうに語らずに、好きな物に素直にハマっていたいものだ。
下の世代の知識不足を偉そうに叩くような大人は、新しいものに感動できなくなってるんだろうな。
と、ガンダムAGE制作スタッフは意味不明な供述を繰り返しており、
動機は依然として不明。 /::::)(:::)(:::::::::::)(::::::^::::::::::\
(::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: ::::::::::\
/::::::::::/ノ::::::::ノ::::::::ヽ:人::::::::::ヽ:::::::::::::::)
(::::::::::/ ):::ノ::::ノ ) ソ ヾ::::::::::::丶::::ヽ
(:::::::::/ 彡 ノ ノ :: 彡:/)) ::::::::::)
(::::::::::/彡彡彡彡彡 ミミミミミミミ :::::::::::)
( :::::::// ̄ ̄ ̄ ̄ヽ===/ ̄ ̄ ̄ ̄ヽ |:::::::::)
| =ロ -=・=- ‖ ‖ -=・=- ロ===
|:/ ‖ / /ノ ヽ \ ‖ ヽ|ヽ _________
|/ ヽ`======/ .⌒ ` ========ノ. ..| | / 数年前にラノベは流行していない、その時はいろんな人も読んでいない
.( 。 ・:・‘。c .(● ●) ;”・u。*@・:、‘)ノ / 今、いなくなったのではなく、今、増えてきた
( 。;・0”*・o; / :::::l l::: ::: \ :。・;%:・。o ) < ラノベ業界はチャンスを逃したのではなく、ラノベだけが出版不況を乗り切った
(; 8@ ・。:// ̄ ̄ ̄ ̄\:\.”・:。;・’0.) \ オタ読者だけではなく、年代を超えて読者を取り込んだおかげで、
.\。・:%,: )::::|.  ̄ ̄ ̄ ̄ | ::::(: o`*:c /.. \今、ラノベだけが熱い!!
\ ::: o :::::::::\____/ :::::::::: / \_________
(ヽ ヽ:::: _- ::::: ⌒:: :::::::: -_ ノ
\丶\_::_:::::_:::: :::::_/:::: /
| \ \ ::::::::::: :::::::::: ::: ::__/ |
 ̄ ̄\ 丶  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ / ̄ ̄ 「小説を書くのに技術らしい技術は不要なんですよ」と彼は言った。
朱色に染まった紅葉、黄金と変じたイチョウ。それらを踏みしめて、僕は数歩あるいた。
ちらほらと降り始める牡丹雪が、秋の豪華絢爛な毛布を隠してゆく。
ふと振り向けば、白。たった数分の出来事のはずが、数刻の時間が過ぎたかのように
全てが白銀に包まれている。彼は再び言った。
「彫刻に技術らしい技術が無いように、小説にも技術らしい技術は無いんです。後世に
後付けで、あれはなんとか風だ、これはなんとか調だと騒ぎ立てる者こそいますがね。
掘っている、あるいは、書いている本人にしてみれば、そんな分類が何の役に立ちますか」
では。それでは僕が、僕が必死でやろうとしていたことは。
溶けた雪の合間から、草木が芽吹き始める。すくすくと育つ草花。ただ上を目指す若木。
「無駄、でしょうな」「そ、そんなはずは。僕はこの作業を十年やってきた。そ、それが」
僕の耳には蝉の鳴き声が聞こえ始める。クマゼミ、ツクツクボウシ、次いでヒグラシが
それぞれ特徴的な声で鳴き始める。
「だから、無駄だと言っているんです。御覧なさい、あなたが書かないうちに、もう一年も
経ってしまった。あなたは、紅葉の形のような細部に拘って、春夏秋冬を見逃してしまった。
そしてまた一年が始まる。あなたは今幾つです? これからどこへ行くんです?」
嗚呼、瞬きのように過ぎ去る一年。僕は何歳だったのか? 一体何を書きたかったのか?
「無駄、なんですよ」風鈴がちりんと鳴って、僕はこれが夢であってくれと希った。 「彫刻 基礎」で検索したら、美大や美術教室のサイトが大量にHITするな
下調べしてないのが丸分かりなのもどうかと思うよ 350 :名無し物書き@推敲中?:2012/11/19(月) 21:15:17.48
まず除算の定義をはっきりさせましょうね。
P……∃d∈N s.t. p,q,r,s∈N p=dq ∧ r=ds ⇔ p=r ∧ q=s
命題Pを上のように定義し、Pが真であるときp÷q=dと割り算を定義します。
さて、Pにおいてq=0の場合を考えて見ましょう。
q=0 ∧ p=d*q ∧ r=ds ⇔ p=0 ∧ q=0 ∧ r=ds ∧ ∀d∈N
⇒ p=0 ∧ q=0 ∧ d=1 ∧ r=s
このとき例えば r=s=1などとするとPは偽となりますよね。
つまり割られる数が0のときには除算は定義できないという訳です。
まあ、しかし除法の定義を変えれば5÷0も計算可能にはなる訳ですが。 380 :名無し物書き@推敲中?:2012/11/19(月) 22:46:38.77
文系が理系ぶると平気で間違いを書くから気持ち悪いわ
どっかいって シンデレラ曲線て知ってるか? たぶんサインカーブでいいと思うんだが、中盤で極大かつ最大値をとるように物語を配置する?
 ̄∩∩ ̄ ̄ ̄∩∩
((-.-)__(・。・))
っцyυ ̄цυ⌒υ
□υ`υ「 ̄υυ□
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ そうでもない? 前>>379
 ̄∩∩ ̄ ̄ ̄
((-。-)サインカーブ
っцyυ だと思うんだ
□υ`υ「 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ 起承承承承承転転転転結結みたいな
 ̄∩∩ ̄ ̄ ̄ ̄
((-.-)
っцyυ
□υ`υ「 ̄ ̄ ̄ ̄前>>380 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ 起承転起承転転承転転結
 ̄__∩∩____ぐら
/~⊂(-_- ⌒ヾ,/|いか
 ̄ ̄ ̄ ̄`υ ̄‖/
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄´前>>381 たまに小説を読むと小説の文章の自由な広がりを痛感する。
人称も視点もプロットも時系列もぐちゃぐちゃ。 正直引きこもり程度では感覚遮蔽には程遠い。
日常のつまんねえ時間にも常に何らかの刺激がある。
イヤホンの音量を上げすぎて鼓膜がやられているなら知らんが。 ジャンルの様式美ってあるんだろうけど、
そのジャンルのファンでもないと読もうと思わない作品ってそういうもんだろうね。
内輪で楽しむみたいな。
まあ、ラノベ読むくらいならって思っている内は読まなくてもいいか。
死ぬほど忙しい時に読もう。 スケジュールを決めるスケジュールを考えよう。
そうすればスケジュールが必要になる。 いいかげん歩いてるのはブサイクばかりでもないだろ
ナンパのおすすめは
やっぱり渋谷かな A layer of dust covered the floor.