>>159
(三人称 太郎視点)
太郎は振り返り、次郎を見た。
沸きあがる怒りと殺意に全身が震える。
花子を殺したこの男を許す事など、決してできる事ではない。
太郎は刀の柄に手をかけた。

(ここで視点チェンジ 三人称 次郎視点)
太郎の目に宿った殺意の光。
その指がゆっくりと鯉口を切り、白刃が露となる。
次郎は唇をぎゅっと結び、高鳴る胸を押さえる。
すべては自業自得なのだ。
甘んじて死を受け入れようではないかと。

あんまりうまい例文じゃないけど、そうだなぁ

この後、観念した様な次郎の態度にいらつく太郎の心情を太郎視点で切りかかるところまで書く。
それが済んだら自分に襲い掛かる太郎の様子を次郎視点で描くみたいに交互にはさんでいくとか。

>視点を増やすことでテーマを立体的に描くことができる。
>また、複数の視点が相互補完的な役割を果たせば

って役割はこういう使い方って事じゃないかと思うんだが