★一人称でイク?三人称カマす?どっちよ★
■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています
どーすんの?
みんな、どーしてる?
私は一人称。わたしはね。わたしわ つか逆に10年位前に
「私、洋子16歳、自分では笑顔がかわいいと思ってる女の子」みたいなのやたらあったよな 僕はよく周りから変な髪形の奴だと言われる。でもこれは生来の癖っ毛と寝癖によるもので、自分で直したくても直せないのだ――前に一度整髪剤を試してみたときには、友人に大笑いされる結果となった。
とにかく! こんな髪形に生まれついたのは僕のせいではないということを強調しておきたい。それもこれも、みんなDNAとかいうやつが悪いのだ。 つか数十年前に、「吾輩は猫である。名前はまだない」ってのがあるんだが。
そう考えると退化してるな。一人称は。 いや、読者との距離感が変わってきているよ。微妙に。 リアリズム気にする現代文学ではご法度と言って良いんじゃね
他では読者が茫然としたりはしない ごめん。一人称で
語り手がいない筈の場面を描く
カットバックっていう方法を、詳しくかつ具体的に
教えて下さる方おられませんか?
お願いします m(__)m 俺は便秘で苦しんでいた、もう何週間も大便をしていない
どうしたもんだろう、こんな便秘ってあるのか?別な理由じゃないだろうか
*
ちょうどその頃、動物園で小猿が逃げ出した
*
仕方ないのでとりあえず俺は下剤を呑むことにした・
これで解消してくれればいいのだが
いつもより強めのやつを買ってきて多めに飲む
*
小猿は街中を屋根から屋根にひた走り、一軒の家にしのび込んだ
*
飲んでから30分もすると腹が猛烈に痛い、
我慢ができない、立っていられない。俺はべットにもぐった。
呼吸がしぜんと「ハーハー、ヒーヒー」となる
*
小猿は疲れていた、あたたかい毛布に包まって眠りたかった。
*
「ダメだもらしてしまう!!」俺はベットの中でうめいた。
下剤が強すぎたのだ、もう間に合わない、俺はついベットの中で脱糞してしまった。
俺は額に脂汗をかき、腹の痛さに耐えながら布団をめくって糞を見た。
すると、どうだ、糞の中に何かいる。
俺はそいつを抱き上げると言った。
「お、おまえ、小さくて糞まみれで、まるでサルそっくりだけど、
俺が生んだんだよな、俺の赤ちゃんだよな」
涙があふれてきた。 俺は頭を抱えていた。文章を書きたい。無性に。
しかし、しかしだ、志は立てたものの基礎が解らん。
今まで文章とは無縁の生活を送ってきたからだ。
どうしたらいいんだ?
※
ちょうどその頃、神は退屈していた。
※
ふと、俺は目の前の箱をみやった。
そうだ。俺は部屋にいて、ここにあるのはパソコンで、その先にあるのは情報の海で、
何より向こう側には、人がいる。経験を積み、知恵を重ね、たゆたぬ親切心を持つ人々が。
※
神の退屈さを紛らわそうとする視線は、空から街へ、高層ビルから屋根、地上へと走り、一軒の家にしのび込んだ。
※
俺は待つ。待つしかできない。
今までいろいろと調べて見たが、やはり素人にはわからない事が多すぎる。
勇気を持って掲示板で訪ねて見たが、図々しかったか? 怒られたらどうしよう?
いや、親切な人だってきっといる。
胃が痛い。それにしても痛い。不安と緊張でキリキリと痛む。
仕方ないのでとりあえず俺は胃薬を呑むことにした。
これで解消してくれればいいのだが。
※
男は疲れていた、あたたかい毛布に包まって眠りたかった。
何日も続いた徹夜仕事が終わる。もうパソコンなんて見たくもない。
自分がモニターの前で何をしているのかさえ、朦朧とする意識では捕捉できない。
限界が来る。ね、眠……、
男の背後に、神の視線が迫る。
眠りに落ちる一瞬、意識を失う寸前、我を忘れ心も体も空になったその時、
神の視線は男と重なり、男の手は神の意のままに動かされた。
人間の作った小箱を気まぐれに触り、情報の海をさまよい遊ぶ神の意志。そこには助けを呼ぶ声が。
「力が欲しいか? ならばくれてやる。 我が教えに従え、人間達よ」
※
俺は待った。呼吸が荒れる。「ハーハー、ヒーヒー」と荒げる。
両手を重ねる。天井に阻まれるが故に見えもしない空を、それでも祈りの気持ちの中で仰ぎ見た。
そう、祈りとは、きっとこんな時に人が頼るもの。
全ての努力を尽くした時に、己の無力を思い知り、それでも何かを望む時、
人は祈るのだろう。
そして掲示板は告げた、神の意志を。その声を、美と慈悲と尊厳に満ちた文字の羅列で。
『「ダメだもらしてしまう!!」俺はベットの中でうめいた。
下剤が強すぎたのだ、もう間に合わない、俺はついベットの中で脱糞してしまった。
俺は額に脂汗をかき、腹の痛さに耐えながら布団をめくって糞を見た。
すると、どうだ、糞の中に何かいる。
俺はそいつを抱き上げると言った。
「お、おまえ、小さくて糞まみれで、まるでサルそっくりだけど、
俺が生んだんだよな、俺の赤ちゃんだよな」
涙があふれてきた。』と。
感謝と、そして別の感情で
俺は涙があふれてきた。
了
これでいいんですか? (><) 分かりません!
要するにカットバックって、一人称の合間に、神の視点的な3人称を挟み入れるってことですか。
ワカサギさんって方は、時系列を扱えない、文章の下手な奴だとみなされるから使うな、と書いておられましたが。
>>73さん。わざわざ、こんなに具体的に技を見せて下さって有難うございました。m(__)m 別に一人称の合間に3人称と決まっているわけではありません
>語り手がいない筈の場面を描く〜方法
っていうから一人称の間に3人称を入れたけど
1人称に1人称でも、3人称に1人称でもカットバック足りえます
「1人称なのに見てないものを書くための手法」ってだけではないからです
一人称の語りの中に1人称の語りいれてとか多いと思います
(たとえば刑務所にいる男の生活に、犯罪の回想なんかを入れるとか)
厳密な英語ではクロスカッティングって言って、その一回の画面切り替えをカットバック
って言うらしいですけど
日本ではバックってついてるせいか回想シーンを指すことが多い気がします
ちなみにワカサギ氏の本は読むの止めたほうが良いと思います
彼は簡単に作家になれる系の本をいくつか書いてますが、彼自身作家として評判が良いわけでもなく
内容も、どうかなと思うことが書いてあります
クロスカッティングは、人称が統一されていなくて、
視点がぶれる
裁定の技法とみなされるのでは?
という心配ですね 一人称作品好きだし、自分もそれで書いてたが、
「一人称=どう書いてもウソくさい(≒不自然)」ってことに気付いてやめた >>4
>三人称はだれでも書ける。本屋にいっていろんな小説ひらいてごらん?幻冬舎なんかいいかもな。
>機械でも書ける翻訳文体三人称であふれてるから。
翻訳文体ってよくないのかな。自分はハヤカワミステリをよく読んでいたので、あの翻訳文体こそ
簡潔で読みやすいと感じてしまう。そのため、意識的にあんな文体を目指したんだが。
やっぱりウケは悪いのか。 翻訳文体(欧文体)じゃなかったら何にすんだ?
和文体か、漢文体か、和漢混合文体、しかないぞ?
現代の書き言葉としての日本語はすべて欧文体。
哀しいかな、プライドゆえにそれを認めないバカが翻訳文体といって、
なにか他に日本独自の文体があるようにいうが、ねーよ!w あれ?
三人称視点に挟まれる一人称のクロスカッティング?
それは視点のブレ、人称のブレではないかという議論は何処へ?
最近気になったものだから興味あるお
どう違うん?
詳しそうな>>77はじめ、色んな人に訊いてみたいっす
最近特に分んなくなっちゃって。みんなはどう? 三人称は書けないなぁ。個人的に難しい
一人称だと、地の文もある程度崩して大丈夫だから、個人的には楽だなぁ
どっちも一長一短だろうけど >>74->>76
なあ、お前の文章が評価されるとして、それは構わんか?
人の書いた文章を、スレ主が評価してくれるっつー、スレがあるんだわ。
既にそこに、ここでのやりとりが、コピペされてるんだがな。
それで色々と、人称についての、書き方議論が生まれていてだな。 >>88
おっけーですお。宜しくです。結果は教えてね。
皆様の議論の切っ掛けになれば嬉しいです。 主人公の感情を緻密に描こうと思えば一人称は比較的やりやすいかな。
一方、三人称は、エンタメなどで場面があちこち移動する場合はやりやすい。
小説全体でみると、三人称小説の方が圧倒的に多いと思う。
一人称の小説読み慣れない頃、初めて読んだときは、私小説なんだと思った。
三人称のほうが圧倒的というのは誤りだがな。
海外の小説も含めたら、一人称もそこそこ多い。
三人称小説がシナリオ的なのはよくわかる。話の筋しか、ウリのない作家は三人称小説しか書けない。 日本は一人称が多いよ。純文学もほとんどが一人称だし。
面白いのは、例えばアメリカのハウツー本には、文学作品を書くなら三人称の神視点にすべし、というのがある。
日本は歌詠みの文化で下地に一人称があるが、外人は三人称の聖書が下地にあるんだ。 歌詠みの文化?
歌詠みだって1人称にかぎらんだろ
普通にリアリズム小説が大流行(だった)国だからじゃねえの?
海外だって3人称神視点ではなく、3人称で登場人物視点のほうが多くないかな
普通にリアリズム小説が大流行(だった)国だからじゃねえの?
↓
普通にリアリズム私小説が大流行(だった)国だからじゃねえの?
>>95
どうだろう? そりゃ純文学だけならそうかもしれないが。
いま、俺の書棚の一段を全部チェックしてみた。
その結果は以下の通り。小説のジャンルは様々だが、純文学は少ししかない。
ほとんどはエンタメ。短編集などは、最初の一作だけで判断している。
それと、すべて文庫。
一人称 6冊
三人称 41冊
まあ、俺の書棚の一段だけの統計だから、これがそのまま
全体に適用できるとは言わないが。
CD-ROM版『新潮文庫の100冊』があるので調べてみた(小説以外は除く)。
短編は一作目のみチェック。
日本文学 一人称 24、三人称 40
外国文学 一人称 10、三人称 15
【日本一人称】
こころ、ビルマの竪琴、一瞬の夏、歌行燈/高野聖、絵のない絵本、狭き門、錦繍、金閣寺、
死者の奢り/飼育、小さき者へ/生れ出づる悩み、小僧の神様/城の崎にて、焼跡のイエス/処女懐胎、
人間失格、世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド、聖少女、草の花、痴人の愛、忍ぶ川、
美しい村、風に吹かれて、放浪記、野火、野菊の墓、檸檬
【外国一人称】
グレート・ギャツビー、シャーロック・ホームズの冒険、ティファニーで朝食を、異邦人、月と六ペンス、
黒猫/黄金虫、若きウェルテルの悩み、長距離走者の孤独、悲しみよこんにちは、嵐が丘
【日本三人称】
あすなろ物語、アメリカひじき/火垂るの墓、エディプスの恋人、コンスタンティノープルの陥落、
さぶ、にごりえ/たけくらべ、パニック/裸の王様、ブンとフン、塩狩峠、花埋み、華岡青洲の妻、
雁の寺/越前竹人形、銀河鉄道の夜、剣客商売、孤高の人、国盗り物語、黒い雨、砂の女、砂の上の植物群、
山本五十六、山椒太夫/高瀬舟、女の一生、女社長に乾杯!、新橋烏森口青春篇、新源氏物語、
人民は弱し官吏は強し、青春の蹉跌、雪国、戦艦武蔵、太郎物語、沈黙、点と線、冬の旅、二十四の瞳、
破戒、友情、羅生門/鼻、李陵/山月記、路傍の石、楡家の人びと
【外国三人称】
O・ヘンリ短編集、アンナ・カレーニナ、クリスマス・カロル、ジーキル博士とハイド氏、チップス先生さようなら、
トニオ・クレーゲル/ヴェニスに死す、トム・ソーヤーの冒険、はつ恋、罪と罰、車輪の下、
十五少年漂流記、赤と黒、赤毛のアン、怒りの葡萄、変身 CD-ROM版『新潮文庫の100冊』があるので調べてみた(小説以外は除く)。
短編は一作目のみチェック。
日本文学 一人称 22、三人称 40
外国文学 一人称 12、三人称 15
【日本一人称】
こころ、ビルマの竪琴、一瞬の夏、歌行燈/高野聖、錦繍、金閣寺、死者の奢り/飼育、小さき者へ/生れ出づる悩み、
小僧の神様/城の崎にて、焼跡のイエス/処女懐胎、人間失格、世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド、
聖少女、草の花、痴人の愛、忍ぶ川、美しい村、風に吹かれて、放浪記、野火、野菊の墓、檸檬
【外国一人称】
グレート・ギャツビー、シャーロック・ホームズの冒険、ティファニーで朝食を、異邦人、絵のない絵本、狭き門、
月と六ペンス、黒猫/黄金虫、若きウェルテルの悩み、長距離走者の孤独、悲しみよこんにちは、嵐が丘
【日本三人称】
あすなろ物語、アメリカひじき/火垂るの墓、エディプスの恋人、コンスタンティノープルの陥落、
さぶ、にごりえ/たけくらべ、パニック/裸の王様、ブンとフン、塩狩峠、花埋み、華岡青洲の妻、
雁の寺/越前竹人形、銀河鉄道の夜、剣客商売、孤高の人、国盗り物語、黒い雨、砂の女、砂の上の植物群、
山本五十六、山椒太夫/高瀬舟、女の一生、女社長に乾杯!、新橋烏森口青春篇、新源氏物語、
人民は弱し官吏は強し、青春の蹉跌、雪国、戦艦武蔵、太郎物語、沈黙、点と線、冬の旅、二十四の瞳、
破戒、友情、羅生門/鼻、李陵/山月記、路傍の石、楡家の人びと
【外国三人称】
O・ヘンリ短編集、アンナ・カレーニナ、クリスマス・カロル、ジーキル博士とハイド氏、チップス先生さようなら、
トニオ・クレーゲル/ヴェニスに死す、トム・ソーヤーの冒険、はつ恋、罪と罰、車輪の下、
十五少年漂流記、赤と黒、赤毛のアン、怒りの葡萄、変身 おっと、もう一個間違い発見。すまん。
「女の一生」は外国じゃねーか。
日本文学 一人称 22、三人称 39
外国文学 一人称 12、三人称 16 つか、>>103 よくそこまでやったよ。
さらなる分類は>>107自身におねがいしよう。
しかし、三人称の方が多数派とはいえ 思ったより差は少ないんだな。
20世紀に入って一人称ブームというのがあったんだよ。
ま、日本は20世紀になって今のような小説の体系ができたからあまり関係ないんだが。
歴史的背景を見ると、第二次産業革命やなんかで明るい電気が行き渡り、
自宅での夜での生活が充実してきたのかもしれないな。
で、その頃総じて一文の長さも短くなっているというデータもある。
不思議なことに日本でもちょっと遅れて短くなっているらしい。
つまりこれはどういうことかというと、庶民が文章を書くようになったからではないかな。
文章を書くことが身近になり、口語により近くなったって感じか。
外国の一人称でも古いやつは、過去のことを外側からの視点で語っていて、
視点としては三人称に近いんだ。
例えばシャーロック・ホームズはワトスンの一人称だが、
三人称の語り手ワトスンが劇中から語っているだけ。
要するに主役のホームズが自ら一人称として語っているんではないんだ。
嵐が丘も確か過去の話を聞いているところから始まるんではなかったか。
ま、古い小説は人称と視点の関係のおかしなのがある。
有名なボヴァリー夫人などは最初こそ一人称だがその後三人称になってしまっている。
外国の小説は、一人称であっても外側からの語り手の視点であり、
悪くいえば、説明的なんだ。特に古いやつは。現代の日本の一人称とは違う。
だから翻訳本の視点は滅茶苦茶といわれるし(人称と視点の区別のついてない者がそういう)、
また過去の話を語っているから、一人称といっても、その過去の自分の姿を語る感じで、
自分の姿を描写することもできる。
日本では一人称では自分の姿を描写してはいけないという珍説があるくらいだが。
ま、しかし、翻訳本ばかり読んで小説を書いているといけないといわれるのも、
そのへんに理由があるのだろう。 ばかじゃねえの、屁理屈こねすぎ
主人公がホームズってだけで、ワトソン目線の1人称を
無理から劇中3人称っていっちゃだめだろ
途中から人称が変わったからと言って、それは変わったというだけでしょ
視点がどうのこうのとは別な話
それと日本人のリアリズム至高主義的な
「俺は顔が赤くなった」的な文章を文句言う人がいるってのも別な話
って言うか視点にルーズなボヴァリー夫人をおかしいって言ったり
そうかと思うと厳しい日本の私小説を珍説って言ったり、あなたはどっちなの?
ま110さんの持論ではなく小林秀雄とか吉本りゅうめいとかの意見だろうけど
歴史はともかくさ、このスレ的には日本のみの珍説かも知れんけど
「1人称なのに見えないはずの自分の外観描写をすると減点になる場合がある」
ってのは覚えておいたほうがいいんじゃないかな
赤面はいいらしいよね、顔が熱ければ赤面(という症状を)してるのは分かるし
でも顔が赤くなったは色だから見えないはずなのでダメとか
馬鹿らしいけど、審査員がそういう考えの人かもしれない 珍説というのは「一人称は」としているところだよ。
三人称でも視点を人物に密着させていると、
人物が見えないところや、人物がいないところでの話は書けない。
つまり人称は関係ないってこと。 そんなことないだろ
3人称で地の文で見えないところ書くのはいたって普通じゃん
たかしは、ポケモンの事を考えていた
ちょうどその頃、からくさタウンではロケット団が怪しげな動きを〜
3人称なら別におかしい所はない おかしいっていうなら例を挙げてみてよ ボクがポケモンの事を考えていた頃、
からくさタウンではロケット団が怪しげな動きを〜
一人称でもおかしいところはないよ。 >>116
君の感覚でおかしくなくても
一人称なら、からくさタウンの事を知れるわけがないからおかしい
って言われる場合があるってことだよ
あなたの感覚的にどうだかはちょっと横に置いておいて
述懐にして
あの時、俺はポケモンのことを考えていた。
ちょうどそこ頃、からくさタウンではロケット団が怪しげな動きをしていたが
俺はまったく気がつかなかった
にするとか >>117
それと同じことが>>155でもいえるんだよ。
三人称で視点を統一して書いている場合、
途中でブレた書き方をすると突然視点がワープしたと感じさせてしまうことがあるんだ。
君の感覚でおかしくなくても、そのときに笑われる。
三人称でも視点の取り方によって種類が分けられているから、
ちゃんとその区別がつけれるようにしておいたほうがいいよ。 ああ、そういう意味か
それならわかる、でもそれは(密着させすぎてると)違和感があるってだけで
文章に矛盾があるとか破綻してるみたいな言われ方はしない 横槍かつ個人的な感想だけども・・・。
違和感が積み重なると読む気持ちが失せて行くよな。
ちなみに117の述懐も要所なら問題ないが、多用されるとうんざりする。 >>104みて気づいたけど小中の頃は一人称の小説が好きで三人称の小説はそれ以降だった。不思議だわ 逆じゃ?三人称の方が読みやすい物が多い気がするが。読んだもののみ判断w だって、三人称って翻訳文体みたいで味気ないからねー 翻訳文体みたいで味気ないってことは翻訳小説が味気ないってことか。
下読みがもしもそういう人ばかりだったら困るな。 >>125
一人称で新人賞とった有名作家だってゴロゴロいるんだぜ?100パーってこたぁないだろ。 一人称はシュチュエーション物がほとんどだな
話に広がりを持たせようとすると三人称使うしかないな
昔は一人称でも章ごとに視点キャラを変えて
壮大な話にするパターンが多かったが
今は三人称に皆慣れてるから一人称にする利点は少ないかと むかしは三人称に慣れてなかったの?w いつの時代?w 131ではないが、3人称でも、3人称神視点と3人称一元視点に別れるけど
3人称神視点は古典だけど、3人称一元視点が今時の流行なんじゃね?
外の世界は主人公を追った3人称視点で書いて
主人公の心理なんかは主語を省いて彼女の1人称風にダイレクトに書いたりするみたいな。
焦点を絞ったり広げたりする感じ。
例えば、宮部みゆきの英雄の書ってのもこんな感じだ。ラノベで多いのかも。
3人称と一人称のどっちの良いところも取れるハイブリッドな形式だが
難しいので素人が書くと、視点がオカシイみたいに言われたりする。 >>133
それそれそれだ!カメラが目まぐるしく切り替わるような文章。
読んでいて目まいがしたり迷宮の散歩をしているような作品、誰か書いてね。
船酔い小説。 俺はそういうのかいててそろそろ推敲や修正をするけど
多分他人からの視点の部分は消していくと思う。
別スレで質問もしたんだけどやっぱり唐突に視点変えて読む人を
そこでつっかえさせても良いことないんだよね。応募用小説は。 ゴーストドラムは長老の猫が一人の少女の一生を語る。
おもすれー児童文学。視点がちょこちょこ変わってスリルのある文章だたよ。 章ごとに、一人称の語り手が変わるのはどうなんだろ?
長所とか短所とかも含めて もちろん全然ありでしょう。
視点を増やすことでテーマを立体的に描くことができる。
また、複数の視点が相互補完的な役割を果たせば
いわゆる謎解きのような、読み手を飽きさせない効果も期待できる。
個人的には一人称と三人称が混在するものより好感が持てる。
そうやって相互補完的に描くのはどうも無粋に感じる。
難しいのは文体の変化のつけかたなのかもしれない。
「ぼく」、「おれ」、「わたし」、このくらいなら誰にでもできる。
文体とはすなわち「ものの見方」であり「考え方の筋道」だ。
例えば同じ部屋を見渡したとき、何を、どこから、どんな順番で
どんなふうに捉えていくか、人によってまるで異なる。
自分のなかのバリエーションをいくつか切り出す程度では、
結局のところ自己完結した狭い世界を描くにとどまるだろう。
そこに「まったくの他者」を感じさせるだけの技量がなければならない。 ソフトビニール人形的なラノベとか、桜庭なんちゃらみたいな、低脳が書く三人称は痛い 一人称の最大の欠点って一人称で書かれた作品の殆どが
「つチラシ」で終わっちゃうトコなんだよね。 三人称 神視点の書き方が分かりません。
三人称 神視点
太郎は振り返り、次郎を見た。
その目には殺意が燃えている。花子を殺した次郎を太郎は許すつもりはない。
同じように殺してやるまでだと、太郎は刀の柄に手をかけた。
三人称 太郎視点
太郎は振り返り、次郎を見た。
おのれの目は、殺意に光っているかもしれぬと太郎は思う。
花子を殺した次郎を、太郎は許すつもりはない。
同じように殺してやろうと、太郎は刀の柄に手をかけた。
三人称 次郎視点
太郎は振り返り、次郎を見た。
太郎の目に確かに光った殺意の色を、次郎は確かに見た。
花子を殺した次郎を、太郎が許すはずはなかった。
おまえも同じように殺してやると、太郎の手は刀の柄にかけられた。
一人称 太郎視点
振り返り、次郎の姿をみとめる。
とたん、体を駆け抜けるような熱を感じた。これが、殺意か。
花子を殺した次郎を、おれは決して許しはしない。今こそ、殺してやる。
一人称 次郎視点
太郎は振り返ってぼくを見据えた。
その目に確かに光った殺意を、僕はゆっくりと見つめ返す。
花子を殺したぼくを、太郎が許すはずはないのだ。殺されるかなと、僕は覚悟をした。 ____ _
/ / / | __ ―――― / \ / /
/ / ―――/―― ――_/_ / // / / / /
/___/ //| ― / / / / / //
/ ./ / ./ | ―  ̄ ̄ ̄ / / / / |
/ ./ /―/― | / ̄/ / ̄ ̄/ | / / / |
. /___/ / /_/ /__/ \_ \_/ / | 正しいか間違ってるかは知らないが、俺ならこう書くわ。
三人称 神視点
太郎は振り返り、次郎を見た。
太郎の目は血走り、殺意が燃えている。花子を殺した次郎を許すつもりはない。
同じように殺してやると、太郎は刀の柄に手をかけた。
次郎は死を覚悟した。
三人称 太郎視点
太郎は振り返って次郎を見た途端、全身に血が駆け抜け、熱を感じた。
これが殺意か、花子を殺したあいつを許すつもりはない、同じように殺してやるぞと
太郎は刀の柄に手をかけた。
三人称 次郎視点
振り返った太郎の血走った目を見た次郎は一瞬で血の気が引いた。
太郎は花子の仇だと言って刀の柄に手を掛けた。
次郎は死を覚悟した。
一人称 太郎視点
振り返り、次郎を見た途端、全身に血が駆け抜け、熱を感じた。これが殺意か。
花子を殺したあいつを許すつもりはない、同じように殺してやる。
俺は刀の柄に手をかけた。
一人称 次郎視点
振り返った太郎の血走った目を見て、僕は一瞬で血の気が引いた。
太郎は花子の仇だと言って刀の柄に手を掛けた。
僕は死を覚悟した。 選考委員だった人が面白いこと書いてるよっ。
日本ラブストーリー大賞攻略法
http://d.hatena.ne.jp/t-hirosaka/searchdiary?word=%2A[%BE%AE%C0%E2]
作者・語り手・主人公、この三者の関係が整理できていない作品は、
たいてい落選します。
>>146
読んできた。
下読みさんの正直な感想ってなかなか知る機会がないから参考になった。
どうもでした。 逆のこといってる作家もいるし、要は中身が面白いかどうかに尽きると思うけどね
視点の出入りだってどうでもいいっていう意見もあるし 三人称太郎視点
のところを、>>143 >>145 からクローズアップするけど
三人称 太郎視点
太郎は振り返り、次郎を見た。
>おのれの目は、殺意に光っているかもしれぬと太郎は思う。
>花子を殺した次郎を、太郎は許すつもりはない。
●同じように殺してやろうと、太郎は刀の柄に手をかけた。
三人称 太郎視点
太郎は振り返って次郎を見た途端、全身に血が駆け抜け、熱を感じた。
これが殺意か、花子を殺したあいつを許すつもりはない、同じように殺してやるぞと
●太郎は刀の柄に手をかけた。
>をつけた所に何か不自然さを感じてしまう。描写の問題?
あと、●しるしをつけた所で
太郎は刀の柄に手をかけた。
この辺りからは、一人称っぽくしてはいけないのかな?
もう一度太郎に戻るのかな?
俺は刀の柄に手をかけた。
じゃ駄目なんだろうか? もしくは「俺は」を抜いてみるとか
そうすれば>>140の
>視点を増やすことでテーマを立体的に描くことができる。
>また、複数の視点が相互補完的な役割を果たせば
に適うと思うんだけど、どうなんだろう?
誰か詳しく解説お願いします。 >>149 この辺りからは、一人称っぽくしてはいけないのかな?
自分は許容するが、応募作でやるのは自殺行為じゃないかな。
視点のブレとかなんとか、ゴミ箱直行させてしまう選考に当たる可能性もある。
危険を冒してトリッキーにゆくか、安全策を取るか、あんた次第ではないかと。 >俺は刀の柄に手をかけた。
こうやると完全に一人称になってしまうのではないかね?
視点が乱れてしまう。
>刀の柄に手を掛けた。
これだったら、まぁ、いいんじゃね?
『太郎は』刀の柄に手を掛けた。
『俺は』刀の柄に手を掛けた。
俺はではなく、太郎を抜いて、三人称の主語を抜いたってことで。
でも実際にやるんだったら
>太郎は振り返って次郎を見た途端、全身に血が駆け抜け、熱を感じた。
>これが殺意か、花子を殺したあいつを許すつもりはない、同じように殺してやるぞと
>目をぎらつかせ、刀の柄に手を掛けた。
これだったら太郎の目を見ているのが太郎である訳がないので
三人称の主語を省くなら、その代わりに入れるのに適してるのかも。
絞った焦点を広げて戻す感じ
最後の部分で視点を三人称で安定させて視点が乱れるのを防ぐ、みたいな。
まぁ、俺も初心者なんでよく分からんがw あぁ、でも三人称 太郎視点なのか……。
じゃ、太郎の目を見ているのが太郎である訳がないので
>目をぎらつかせ、刀の柄に手を掛けた。
これは止めた方がいいのかな?
>刀の柄に手を掛けた。
太郎視点で統一するなら、こうか。
まぁ、でも、同じ三人称なのだし
神視点が混じっても別にいいような気もするし
よく分からん。別の人に聞いてくれ。 面白そうなので乱入。
三人称 神視点
太郎は振り返った。視線の先には次郎が立っていた。
「殺してやる」太郎の血走った目がそう語っていた。花子を殺した次郎を許すつもりなど微塵もないのだ。
花子と同じように、今度は次郎を俺の手で殺してやるのだと刀の柄に手をかける太郎。
次郎は死を覚悟した。
三人称 太郎視点
振り返ると次郎が立っていた。それが何かと理解した瞬間から太郎は怒りを隠そうともしなかった。
花子を殺された当時の記憶が鮮明に太郎の脳裏に蘇り、太郎の表情が石のように堅く不恰好に歪んでいった。
同じように殺してやる。
太郎は刀の柄に手をかけた。
三人称 次郎視点
目の前で太郎が振り返ったとき、次郎は恐れのあまり身動きできなくなった。。
花子の仇だと太郎が叫び、刀の柄に手を掛けるのを見ても次郎の足はいう事を聞かずその場に踏みとどまっていた。
次郎は死を覚悟した。
一人称 太郎視点
振り返ると次郎がそこにいた。まるで俺に殺されるのを待っているかのようにそこに佇んでいた。
花子の仇。どうするかはもうすでに決まっていた。
俺は刀の柄に手をかけた。
一人称 次郎視点
まさか太郎が振り返るなどとは思いもしなかった。
太郎は花子の仇だと叫びながら刀の柄に手を掛け僕に向かってきた。
僕が死を覚悟したのはその美しい日本刀の刃が上段の構えから打ち下ろされる直前だった。空は青く遠くに鳥が飛んでいた。
>>149
>をつけた所に何か不自然さを感じてしまう。描写の問題?
不自然さがあるのは「太郎は振り返り、次郎を見た」と言う一歩引いた描写から
いきなり「おのれの目は……」と太郎の心理描写に移っているからかな。
ただ一人称っぽくするなら、>>143 の原文に近い方が良いと思う。原文の心理描
写の前に何かましてみると良いかもしれない。うまく行くかどうか――、ちょっ
とやってみる。
三人称 太郎視点
太郎は振り返った。茫然と立ち尽くす次郎の引き攣った顔が、まるで笑っているようにすら見える。
呆けたような笑い――。怒りが湧きあがり、脳髄が痺れる。
おのれの双眸には、殺意が宿っているだろう。花子を殺した次郎を、許す事など出来るものか。
俺は、刀の柄に手をかけた。
と、ここまで書いて気付いた。動作を自分で語らせるとその後がかなりムリ臭い。
心理描写なら割と簡単に一人称っぽい文章を出し入れ(笑)出来る気がするが――。
正直、この後三人称に戻せそうもない。力量不足も加えて大減点だな、これはw >>149
主語を飛ばすのは基本的なテクニックじゃないの?
動きの多い話で一々書いてたらものすごく間抜けな文章になっちゃうよ。
太郎は駆け出した。太郎は刀を振りかぶる。次郎も抜刀し、二人の刃が激しくぶつかった。
太郎は衝撃にうめいた。太郎の手にはまだしびれが残っている。
「台詞」太郎は叫んだ。
こんなんやってらんないから
太郎は駆け出した。刀を振りかぶる(略)
太郎は衝撃にうめいた。手にはまだしびれが残っている。
「台詞」叫び語をあげた。
くらいには省略するのが普通じゃないか? >>149
何か意味を間違えてないか? 俺が何か勘違いしてるのかもしれないが。
>視点を増やすことでテーマを立体的に描くことができる。
これを、一つの文章の視点をあえてぼかす事だと勘違いしてない?
一人芝居をイメージすればいい。
「ようアニキ、いい天気ですね」
「おうおめーか。最近どうだ」
「へい、ぼちぼちでさー」
みたいな話を、一人の人間が右にいったり左に行ったりして一人で演じてるイメージ。
これを文章の視点でやれって意味。
だから、「太郎が次郎を殺そうとする場面では、太郎視点で太郎の憎しみを描く」
「切りかかられた次郎視点に移動。次郎がどうして罪を犯し、今どう思っているかを描く」
コレを両方いれるのと片方しか入れないのでは、確実に話の奥行きは変わるよねって話だと思うんだが
コレをスムーズにできないと、いわゆる視点のブレで気持ち悪い文章になる >>157
149 がどう受け取ったかは置いといて。
一人称っぽくしてより人物に接近する事(という意味合いにおいて)は、良い方向性じゃないか?
まあ3人称で段落も変えず、クッションも置かず行ったり来たりされるとイラっとするが。
いずれにしろ新人が簡単にモノにできるようなもんじゃないね。俺は自重してる。
というか1節1視点に固定してる。固定した上で立体的に表現できる力量身につける方がいいとすら思ってるよ。 >>157 独り芝居の意味わかりにくいな。太郎と次郎の例文でやってみてくれると分かりやすいかも。たのむ。
私は初めて文芸スレに徘徊した本当の素人ですが、一人称って一人で書いた小説。
三人称って3人で書いた小説という事なのでしょうか?
友達若しくは恋人と2人で書き合う2人称小説って駄目なのでしょうか?
1人で書く小説というのは普通に分かりますが、どうして、2人ではなくて、3人で書く人が多いのでしょうか?
2人で書いて、コンクールに送っても、つまらないと思われる?のでしょうか??
知人と2人で勝手に書き合って2人称小説を試してみようとは思いますが、お互い、ありきたりのものしか書けないので、読み手には、恐らく私らの作品の刺激はないかと・・・。でも実験小説としてやってみます。 >>160
マジレスだと思って書きます。
一人称と三人称はwikiで調べればわかるよ。
>>154 確かに例文として相応しくなかった。再チャレンジ。
三人称ダイアナ・パーマー風神視点。
不穏な気配を感じ取り、その時キングはゆっくりと振り返った。その気配こそ木立の脇に隠れ身を潜めていた次郎が、
恐怖のあまり鼻孔をふくらませた微かな動きに他ならなかったのだが当の次郎自身はそれに気づいていない。
ゆっくりとキングの顔が自分に向かってくる動きを見つめながら、次郎は内心恐れおののいていた。まさかキングが
振り返るなどとは思いもしなかったのだ。目の前でキングが振り返りおえたとき、次郎は驚きのあまり身動きできな
くなった。「殺してやる」キングの血走った目がそう語っているように次郎には見えた。
二人の視線が合う。キングの視線の先には次郎が立っていた。それが何者であるか理解した瞬間、キングは怒りを爆
発させた。愛するティファニーを殺された当時の記憶が鮮明にキングの脳裏に蘇り、キングの表情が無意識に堅く不
恰好に歪んでいった。
見つめられた次郎の顔に、なにやら諦めに似た表情が現れた。その時にはもう次郎は死を覚悟していた。死を覚悟し
た諦めの表情。
まるで俺に殺されるのを待っているようではないか。キングはそう思った。ティファニーの仇なのだ。どうするかは
もうすでに決まっていた。ティファニーを殺した次郎を許すつもりなど微塵もない。同じように殺してやる。ティフ
ァニーと同じように。今度は俺の手でこいつを殺してやるのだ。刀の柄に手をかけるキング。いつしかキングの顔に
はあやしい喜びの笑みが浮かんでいた。
「ティファニーのカタキー!」海沿いの中山道にキングの叫びが響いた。
次郎の目に刀の柄に手を掛けるキングの姿が映った。次郎の足は大地に根が生えたように動かなかった。刀を手にし
たキングが迫り来る。
次郎が自分の死を実感したのは、その美しい日本刀の刃が上段の構えから打ち下ろされる直前だった。目の前にキン
グの顔が迫り、その向こうに空が青く広がり、遠くに雲雀が飛んでいた。 >>154 確かに例文として相応しくなかった。再チャレンジ。
三人称ダイアナ・パーマー風神視点。
不穏な気配を感じ取り、その時キングはゆっくりと振り返った。その気配こそ木立の脇に隠れ身を潜めていた次郎が、
恐怖のあまり鼻孔をふくらませた微かな動きに他ならなかったのだが当の次郎自身はそれに気づいていない。
ゆっくりとキングの顔が自分に向かってくる動きを見つめながら、次郎は内心恐れおののいていた。まさかキングが
振り返るなどとは思いもしなかったのだ。目の前でキングが振り返りおえたとき、次郎は驚きのあまり身動きできな
くなった。「殺してやる」キングの血走った目がそう語っているように次郎には見えた。
二人の視線が合う。キングの視線の先には次郎が立っていた。それが何者であるか理解した瞬間、キングは怒りを爆
発させた。愛するティファニーを殺された当時の記憶が鮮明にキングの脳裏に蘇り、キングの表情が無意識に堅く不
恰好に歪んでいった。
見つめられた次郎の顔に、なにやら諦めに似た表情が現れた。その時にはもう次郎は死を覚悟していた。死を覚悟し
た諦めの表情。
まるで俺に殺されるのを待っているようではないか。キングはそう思った。ティファニーの仇なのだ。どうするかは
もうすでに決まっていた。ティファニーを殺した次郎を許すつもりなど微塵もない。同じように殺してやる。ティフ
ァニーと同じように。今度は俺の手でこいつを殺してやるのだ。刀の柄に手をかけるキング。いつしかキングの顔に
はあやしい喜びの笑みが浮かんでいた。
「ティファニーのカタキー!」海沿いの中山道にキングの叫びが響いた。
次郎の目に刀の柄に手を掛けるキングの姿が映った。次郎の足は大地に根が生えたように動かなかった。刀を手にし
たキングが迫り来る。
次郎が自分の死を実感したのは、その美しい日本刀の刃が上段の構えから打ち下ろされる直前だった。目の前にキン
グの顔が迫り、その向こうに空が青く広がり、遠くに雲雀が飛んでいた。 デリヘルならチェンジ対象だぞ。
わざわざフォーカス外してどーすんだ。あったま悪いなぁ。 ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています