【ジャンル】小説を書こう【フリー】
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小説を書こう
ジャンル、世界観 >>50
それからは自由で
主には文才は無いので
小説は書きませんが(たぶん)
どうぞよろしく 古典にエナメルを塗りたくったような作品でもいいから書いて 世界が核の炎に包まれようが、俺にはどうでもよかった。
俺にとっての世界とは、小説の中だけで十分に満たされていたからだ。
だから当面の問題は、残った図書館を探してまわり、そこから無事だった小説を
取り出せるかどうかだった。 そんなある日のこと、俺はいつものように崩壊しかかった図書館に忍び込んだ。
がれきの山をかき分け、かつては書架が並んでいた地下の閉架書庫に足を踏み入れた俺は、
そこで一冊の安っぽい新書を手に取った。
表紙にはありふれたゴシック体で「【ジャンル】小説を書こう【フリー】」とあった。
「なんだ、駄スレのログかよ」
そう思った俺は、一度は投げ捨てようかと思ったが、ふと思い直して表紙をめくってみる。
50まで雑談?気の長い話だ。
なに?あらすじだけで書き始めるだと?そんな小説はこの崩壊した世界ですら拾ってやらん。
とおもったら、設定だけで書き始めないだと?存在価値のないやつだ。
古典にエナメルを塗りたくったような小説?ふっ、書けるものなら書いてみるがいい。
やっぱり読むだけ無駄だったか……。そう思いながらも俺は次のページを開いた。 すると驚くべきことに、そこには俺が今考えていたことが詳細かかれていた。
俺は目を疑った。まさか、と思いつつ何度もそのページを読み返したが、どうやら俺のことで間違いない。
俺はまるで不思議な世界に紛れ込んでしまったようで、ひどく混乱した。 混乱した俺は地下書庫からよろめきながらも脱け出した。
地上に出たとたん、明るい日差しが目に入る。まぶしい。何日ぶりだろうか。
核の炎に包まれてからと言うもの、こんなさわやかな日差しにお目にかかることはなかった。
「そうだ。核は?核はどうなった?」
そういえば地下で遭遇したあの本には「世界は核の炎に包まれた」などとは書いていなかったな。
そうひとりごちた俺は、地下書庫へとつながる通路を振り返った。 小説、執筆中。
プロットのアイデアが、一週間苦しんだけど、どうしても突き抜けてこない。
しんどい。苦しい。
このまま凡庸な起承転結が書ききるしかないのかも。
もう発表、来月だし。 突き抜けないまま、本文を書き始めた。
書いてみると、なかなかマシかな、と思い始めた。
この父と息子の葛藤というテーマで書きすすめる。
あと締め切りまで、三週間だ。
頑張る。 じゃあ俺は、願い事が3つかなう何かを使った軽い小話を……って、どこに出すんだか
まあよい 自分の作品と、村上春樹の筆致を比べてみると、
情けないほど、自分に筆力がないことが、
ありありと分かった。
情けないし、村上は、すごいと改めて思った。 地震への募金箱を設置します!*
募金!☆
ぜひ!*
お願いいたします!☆ 【幻冬舎、小売り進出構想】
幻冬舎の見城徹社長は、数年内に新しい「 書店」を展開する方針をが明らかにした。
「本だけにこだわるビジネスモデルは崩壊した。
極端に言えば、本が一冊も売れなくても利益を出せる会社にしたい」と話している などとわけも分からないことばかりが頭の中に展開されては消えていく。
精神分裂がひどいらしい。
七日かけてようやく振り返った俺の視界に飛び込んできたものは、
大勢の人で埋め尽くされた東京ドームであった。
「おめでとうございます! あなたは、一億番目の被害者です!」
わぁーという歓声がドームを埋め尽くした。
「こ、これは一体?」
その光景は俺の理解をはるかに超えていた。 >>21
段落の頭でちゃんと字下げをしているとは見上げた心がけだ。
君は大物になる(かも……) ドームを埋め尽くす、沢山の俺。毎朝鏡で何気なしに見つめるあの姿が、そこには・・・
高みの観客席に、満員電車もかくやとばかり、すし詰めの俺、俺、俺。とにかく、誰もが皆「俺」なのだ。
「一体ーー何なんだ」
360度を見渡す。ここには「俺」以外存在しないのか。誰もが皆、狂ったように両の眼球を爛々と輝かせ、新しい来訪者を迎える。
・・・1億人目? 一体、何の話だ。
我が目を疑う俺は、暫し口を開けっ広げて立ち尽くした。目元を擦り、頬をつねっても、眼前に広がる世界は消えたりしない。
常軌を逸している。
いつの間にか隣に立っていた別の俺から、何かを手渡される俺。
ハードカヴァーの何かの本、そしてレッドブルのエナジードリンク。
「これは・・・アルギニンじゃなくて、タウリンが入ってる奴じゃないか!?」
200ml入りのアルミ缶の成分表示欄を見つめ、俺は思わず感嘆する。
今まで、シベリアの永久凍土層に埋めて保存されていたかのように、缶はキンキンに冷えている。
そして、俺は唐突にある感情を思い出す。
・・・そうだ。俺は喉が渇いているんだ。
あの日、「同時多発核攻撃で世界が滅亡した」などという世迷い事の記された、一冊の小説を見つけたその日から、今この瞬間まで俺はずっと飲まず食わずだった。
身体の深淵から沸き上がる感情を、俺は押さえることなどできなかった。
プルタブを起こす。炭酸が弾ける音と共に、独特なあのケミカル臭が溢れ出す。
喉に流れ込む冷たいエナジードリンク。
頭のなかで錯綜し、分裂していた「世界」が、ある一点へと収束していくのが解る。
霞んだ目が冴えていく。
そうだ・・・俺は、「生き残った」のだ。
片手のハードカヴァーに、視線を落とした。
「終わってしまった世界へ、ようこそ」
唇から垂れる滴を片手で乱暴に拭うと、俺はニヒルな笑みを浮かべ、レッドブルの空き缶を視界の外に投げ棄てた。
空腹で渇いた身体へと、エナジードリンクが染み込んでいく。タウリンとカフェインがキマって、俺はいやにハイテンションだ。
・・・こうしちゃいられないぜ。 >>ルーク ◆HmpkCnvYKI
スレの立て捨ては禁止 ああ、そういえば50まで雑談するんだったな
すっかり忘れてた
スレ立て人はどこへ行きおったか ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています