文体確立への長い道程
手段は問わない。各人が己の文体を確立するまでの、長い道程を歩みとおすのだ。
その軌跡をつづる、感動のスレ。道程を卒業セヨ! いま、村上龍先生の文体を研究しています。
・・・ある時、野田知佐が、弱みを見せるとだめなんだよ、と言ったことがあった。
(二行後)・・・みたいな話になって、野田知佐がみんなにアドヴァイスしたのだ。
直近で同一人物を示す時も、同じ呼び方でおk φ(..)メモメモ 龍、読んだことないが、フルネーム二回も言うかなぁ、僕は嫌、という感じ。
それが本当なら。
だいたい、のだ文体が嫌。
「〜のだ」は音便化するんで「〜んだ」になるはずなんだ。
そういう文体みてよく思ったもん。
ああ、おれは小説じゃないなぁって。 >>3
今読んでいるラブ&ポップの中で、頻繁にフルネームを繰り返してるんですよね。何かの効果があるのか・・・、よく分からないんです。
たしかに、のだ文末は堅苦しい響きがあって、おっさんくさかったです。
この作品では、おっさんが女子高生をねっとりと描いている感じして、いやらしい雰囲気になってる気がします。(笑)
〜実験〜
佐伯愛美は、ため息をついて携帯をベッドに放り投げた。「やだよ。もうやめたいよこんなの」ベッドの上の携帯は、執拗に明滅を繰り返している。
そもそもは、佐伯愛美が複数の男をメール恋愛の相手にしていたことが原因であるのだが。 佐伯愛美は要らない。
二ヶ所とも。
女または女性でいい。
呼ばれたり自然と名前がでたりわかったりするもんだと思う。
人によっては彼女だったり先生だったり娘だったり妻だったり犬だったりいろいろで、名前で呼ぶとも限らない。
むしろ相性で呼ぶこともあるし、佐伯だったり愛美だったりどっちかになるほうが多いだろう。 龍なんか低学歴のバカなのに芥川賞もらって舞い上がって勘違いした猿にすぎないと思ってるので読んだことない >>10
その人は創作する以前に東大受かった時点で舞い上がってるので論外 安部はいいな。しかし古典ばっかじゃただの懐古厨になるぜ。
>>11
舞い上がっただっけ?
舞い降りるじゃなかった?
灰だったら降り積もるじゃ駄目なん? イナはなにか精神的な問題を抱えているのか?
間違いなく薬は飲んでいそうだな。 安部公房は真似したくても無理だろ。
彼は天才だから。 公房先生の文体を学びたいですが、ええと、箱男どこいったけ・・。あれ?
ググってたら、箱男を実践してるサイトがありました。
ttp://yattemiyou.net/archive/hakootoko.html
本文より <見ることには愛があるが、見られることには憎悪がある。見られる傷みに耐えようとして、人は歯をむくのだ。
しかし誰もが見るだけの人間になるわけにはいかない。見られた者が見返せば、こんどは見ていた者が、見られる側にまわってしまうのだ。>
〜実験〜
私が彼を見るとき、そこには愛がある。彼が私に見られるとき、そこには憎悪がある。彼は見られる傷みに耐えようとして、私に歯を向く。
しかし私も見るだけの人間でいられるわけではない。彼が私を見返せば、こんどは私が見られる側にまわってしまう。
>>16
コーヒーのことかな?
((^o^)あまり自分から飲むことはなかった。
それが去年の年末辺りから文学賞にちょっと集中的に向き合うようになったからか、家でコーヒーを飲むようになった。
もうかなり決まってきているが、今年中に文体を完成させたい。 伊坂面白いな→やっぱり春樹だわ→町田康すごいな→アゴタ・クリストフの悪童日記すごい→やっぱり春樹だわ→龍もすごいな→舞城面白いな→古川日出男も面白いな→チャック・パラニュークすげー→春樹も良いけどブローディガンのが良いわ(いまここ) >>20
すばらしい……ゴールが近いのですね。私もかなり遅れているけれど、頑張らねば。 >>21
ブローディガンとか、知りませんでした;知れたのは収穫です。
(ウィキwより→かなり飛躍した比喩を用い、深い心理描写を故意に欠いた文体で独特の幻想世界を築く。アメリカン・ドリームから遠く隔たった、どちらかと言えば落伍者的、社会的弱者風の人々の孤立した生活を掬う。)
これは、興味が湧きました。かなり独特の文体のようです。村上春樹に影響を与えたとか。
さっそくアマゾンで注文しました。
フォルマリズムとは1910年代半ばから20年代末にかけてロシアの若手研究者や言語学者を中心に展開された文学運動である。“文学ではなくて、文学性、つまりある作品をして文学作品たらしめているもの”こそ文学研究の対象とすべきであると主張した。
虚構が立ち上がってくる条件とは?それと文体の関係とは。これをあいまいにせずに、文体確立について論じたい。 ミ∩∩>>22どなたか
(`.´⌒ヾっ゙わかり
ミυ∩υっυませんが
ミ(;^。^υ~∩∩ゎん
ミ~っцυ(^o^ ⌒ヾ,
__υПυ_υυυυ がんばっておられますか? 僕はもうそろそろ脱稿です。 どんな文体でもいいから、とにかく何か一つ文体を獲得して小説書きになりたいという考えもありだとは思う。
一方で、自分の審美眼を持って、自分が納得のいく文体を獲得したいという人もいると思う。
そのためには文体を客観的に見る方法論が必要だし、そういうことで盛り上げるスレにしたいんだけども。 2ちゃんえるには、知的巨人がうようよいると聞いてスレ立てたのにぃ
知のきょじんさんたち、きてよ!! 文は必ず句点で終わるのかと言えば、会話の鍵括弧
“」”で終わることもあるろ?
“――”で終わることはなくて“――。”になるわな。
地の文から会話に移るとき“、「”なのか“、”なしで“「”なのか“、改行「”ってのもあるし三通りですかね? “、改行「”って最近はないんですかね? >>6
ページ数増やすのが目的だろJK
察してやれ トーマス・マンの長い文章を応用して、カフカの描写性のない表現や会話、
ドストエフスキーの会話の多さ、トルストイの普遍性を取り込むようにして
いる。あとは魯迅の持つ悲壮感を撮りいれたり、している。ゲーテの作品を
応用し、ユリシーズの展開を取り込み、バルザックのシーンを現代におき、
スタンダールの一場面を応用している。戯曲からの転用も考えている。 世の中には、会話文だけで成り立つ小説。手紙だけで成り立つ小説、会話文のない小説などがある。
だいぶ昔から。 ひええええ。スレがつづいていた・・・。
スレたてしたものの、自分のした行為(スレたて)に対する恐怖がわき起こってきまして、
しばらくスレを離れていました。もう、怖くて怖くて・・・。
あーこわい、こわい。
こわわ、こわわ。
>>28 僕は、改行して、「 を書くたびに、なにか恐れを感じています。どう書くのが正統なのかと・・・。
>>30 龍せんせいでも、ぼりゅーむ不足に悩まれているのですね。
>>31 そうそうたる文豪の特徴をとらえて、取り込みまくってるのですね。まじですか・・。
>>32 名前がカッケー!!! 手紙だけで成り立つ小説って、楽しいんでしょうか。若きウェルテルの悩みとかですか。あれ読んでて、頭がぼぅっとなりました。
芥川賞取った諏訪哲史が書いたりすんも会話だけだよね トーマス・ハーンズはリーチがあった。
ハグラーは踏みこんでテンプルを打った。
右だったかな左だったかな――駄目だ、気になって寝られない。 >>34 元車掌の人ですね。会話だけなのですか!
>>35 語り手はベッドに横たわってる感じでしょうか? ベッドなんてないよ。
太陽の熱と光で乾いたいい匂いがする蒲団――その上にごろんと横になっているだけ。
年いると寝なくなって駄目だな、少しずついい方向に向かっていかないと駄目だな。 数多の書物を読もう。
今の僕に出来る事はそれぐらいしかないから。 なるほど、そう言われると、たしかにボクサーのやさぐれたストイックな感じと
ベッドはそぐわない気がしてきました。
小説の文体なのですが、機械的に部分部分を組み立てて全体を作り上げるやり方と
なにか受精卵が卵割して発生してくる時のように、細部と有機的な連関が同時発生的に生まれたようなやり方がある気がします。
うまく言えないのですが、作り物感がある小説と、まるで生命のような小説と言いましょうか。
村上春樹の小説は、たまに生命感を感じます。東野圭吾の小説は鉄の部品でできた機械のように感じます。 生身の体温は感じないねえ、東野圭吾やら宮部みゆきやらは。  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄//\____
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僕は二階のロフトで横向きになって眠った――ライオンの夢を見ていた。 イナは本気でやるつもりなら自意識を便宜上ちょっと抑えないと永遠に芽が出ないよ ライオンの夢とか、重松清が使いそうなフレーズ・・・ 文体なんて、作り上げるもんじゃないよ
自然に出来上がっていく
文体ってには俺らの生活習慣みたいなもの
漱石は幼少期、漢語を書いて写して、ああいう美文になった
ある趣味に倒錯すると、自分がそれにシンクロして、慣れから文体は生まれる
強制的には
和歌や漢語の音読、なるべく意味を理解しながら。徹底的に覚える
それと、好きな本を読むことかな
審美眼を育てるのは、自己分析かな?わからないから教えてくれ 小説における言語の機能や、小説の文章の構造についての本格的な分析は、
ロシア・フォルマリストによるものが最初だと思われます。
その後、言葉による虚構はどのように成立するのか、そこにはどういう類型があるのか
等についても、客観的な分析が(徐々にですが)進みつつあります。
音楽における交響楽は、様々な様式を発展させてきましたが、
それは音楽学において、様々な技法が概念化され客観視されたことが大きい。
文学もそろそろ、そういう段階に来ているのではないかと思われます。 何か書いていくうちにかわっていきますね。一年前書いた私の
作文と異なっています。進化か退化かわからないのですけれど。
比べてみて、よし素直になっている、そんな気がします。
どっか前の文章が固いかな >>46
すばらしい体験だと思います。文章には、まるで生き物のようなところがありますね。
私は自分が書いた文章に実在感や、生命感を感じた時、とても感動します。
それがさあ、なかなか次に入れねえの。書き始めるとはやいんだ。
でもとっかるまでがさ。で、つい2ちゃんにひっつく。我ながら困ったもんだ
そういうことなら仕方ない。
わたしは生理で眠くとても何か書ける状態ではないから
ケータイから2ちゃんだ。明日は飲み会たのしみだな あのとき見ていたライオンの夢は、二次通過のかたちになって現れた。前>>41
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 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄僕はあの小説をどうすればいいんだろう?――直してほかに送るか、シナリオ化してはたしてすぐ映像化したいって人が現れるかどうか。 中上健次は「秋幸」しかり「龍造」しかり、枯木灘以降、奇跡や賛歌でも一切、人称代名詞使わんぞ
ずっと固有名詞のまんま、一文の中でも重複お構いなし
それを柄谷が擁護して、「彼や彼女という人称代名詞を使うことに疑問を感じない小説家は屑だ」と言っちゃうんだが
龍は中上に影響受けてるんじゃないの ‖∩∩‖∩∩‖ □ ‖><
((^o^)(^o^))遠ま ‖◇
(っロ_)(っц) わし‖>/
「 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄]_で ‖/
□/_UU__UU□///もさ///////>>53やっぱ認められるとうれしいよ。まぁ中傷とか誹謗にも見えるかたちだけどね。長い下積み時代に一回ぐらい脚光浴びときたいね。前>>52知名度はキャスティングにかなり関係あると思うし。 ‖∩∩‖∩∩‖ □ ‖><
((^o^)(^o^))遠ま ‖◇
(っロ_)(っц) わし‖>/
「 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄]_で ‖/
□/_UU__UU□///も///////やっぱうれしいよ。長い下積みが身に染みる。脚光を浴びるときだ。前>>55お前は仕(つかえる)ね、なんてね。 ‖∩∩∩∩Л‖「_Л‖
((^o`^o^))」‖|_」‖
(っцっロ_)‖ ̄ ̄‖
‖≡UUυυ≡‖__‖
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄翻訳文体が紙を無駄にしなくていいよね。前>>56今の時代は紙っていうかフロッピーだけどね。
今の今だって前に書いたやつ、保存するかどうか迷ってる。受かったら残しとかないし、けどフロッピーに空きがないし。2ちゃんが頼りだよ。情報いちばん速い。 >>57
お前、ここにも出張してたのか?
仕事やってるの? 。∩_∩ 。 ゜。゜゜
(´ー`) 。 ゜。。。
γ´ ̄`ヽ/~ 。 ゜。
(。∩∩゜)。゜ 。゚
~~(-.-))⌒ つ~ 。 ゜。~ ~~ ~~~ ~アアアアア ~。 。>>57アイム クイック トゥ グラスプ アン オポーチューニティー。トゥクワン ポムキトワー タムンガーン イッパイイッパイ。 文体が定まらないよお
そもそも一定の調子で書きたくないんだよお では偶然ここを見た文芸の神が特別に教えてやろう。
文体は読者を意識してこそ確立される。
日常生活を鑑みてみろ。
友人と話すとき、教師やお偉いさんと話すとき、子供や赤ちゃんに向かって話すとき、
それぞれしぜんと口調が変わるはずだ。
読者を意識せず書いていると、文体は定まらない。
しかし裏を返すと、実はそこには、文体を定めたくないという意識が働いている。
読者を限定することは、自分自身の可能性を限定することである。
子供や赤ちゃんに向かって話しているボクの話し方は、本当のボクじゃない。
教師やお偉いさんと話すときの、こびへつらった話し方は、本当のボクじゃない。
友人と話しているボクだって、本当のボクじゃない。本当のボクはもっとすごいんだ! すげえ
確かにそうだ
いま何かがはっきり見えた気がした! 2ちゃんねるの上から目線文体はなるべくしてなった
そういうことだな? なあ
それってただ単に、子供と偉い人で使い分けができる人っていう本当のボクじゃね?
人って描写の役に立っても、たんなる行動と口調だけだから
その描写は、美辞麗句で飾り立てた文体でも、そっけないぶっきらぼうな文体でも
実現可能だよな