>>45
私の勘では、あなたは描写力や構成力を感じさせるような作品を
書ける方なのではないでしょうか?
あなたの言う、「全く違った小説世界と意味とを創造」できた作品こそが、
正に私の言わんとする「目新しさ」のある作品なのです!
そのような作品を書けるよう、互いに頑張りましょう。

私は出版社の商業主義ゆえ、(人間が稼業として行う以上、いたしかたなし。)
売れなさそうな本を売らないことについて述べました。
繰り返しますが、書籍は現代人にとって貴重な「時間」もかなり消費させる商品です。
読者は星の数ほどもある無数の書籍の中から、
他の何より貴重な「時間」を払うに堪えるものを探しています。
そのためのラベルこそが、「目新しさ」「話題性」「権威」「実績」などの
要素だと考えています。
そして、それらの要素は分かりやすくなければならない、
なぜなら、おそらく普通の読者が本を選ぶための情報は、
帯、背表紙のあらすじ等、冒頭数ページ、ネット購入なら一般読者によるレビュー。
その少ない情報の中で、いかに時間を裂いてもいいと思わせるか。
出版社は、逆にいえばそのことしか考えていないのかも知れませんよね。