>>468
これまで新人賞作家が何人出ていると思う?
大中小の賞すべてだと数百、いや、数千人いるだろう。
その中には芥川賞、直木賞を獲った人間もいる。
が、そんな選ばれた作者にあっても執筆だけで食っていける
人間がどれほどいるだろうか?
いわゆる一発屋がほとんどなのだから出版社も「長期に
わたり多作出来る作家の発掘」などを最重視しても
現実離れの幻想と認識を正すべきだろう。
つまり一生に1作しか傑作をかけない人間が圧倒的に
多いのだから、その1作で儲かればいいと考えれば
使い回し禁止令の無意味、というより愚策と認識出来るだろう。
それから人間というものは、チャンスを与えられ得ると勢いづく
習性がある。1作を使い回して受賞となり、それをきっかけに
秀作多発作家に変身出来る可能性にかけた方がよほど賢明と
出版社は考えるべきである。