森本敏(拓殖大学教授)「あの作品は全然おかしいんだよ。
“話せば分かる”“対話が重要”それで平和になるという考え方を、
子供のときからずっと植え付けているという思想そのものが間違い」

三宅久之「だいたい、授業をサボってたやつがああなるのは、
おかしいと思いませんか? ちゃんと“いけません”ということを言わなければいけない。
平和主義に合わせて物語を作るなんてことは、世の中万事そういうふうにすれば、
鬼でもすぐ話に乗って、虎の子の金銀財宝を半分くれるなんていうようなことはね、
私は百害あって一利無いと思う。世の中そんなふうに出来ていないんだよ」

辛坊治郎「絵本として良いか悪いかという議論は別として、
あれを教科書に載せていいのかという問題がある」

『にゃーご』に限らず、宮西達也のどの絵本にも、「たかじんのそこまで言って委員会」で批判された思想が貫かれています。
私は以前から宮西達也の絵本には違和感を覚えていたのですが、今回こうして取り上げられたことで、その違和感の正体を知ることが出来ました。
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