受賞するための秘訣
・アイデア(発想力)とスキル(構成力・文章力・キャラ作り)の両面があること。
 求められるものはアイデアとスキル両面を備えた完成度。
 完成度は劣るが何か光るものがある場合は二次まで行く。
 一次で落ちるものは書き手が好きなものを書いているだけで、読み手を意識していないものが落ちる。
・商業的に使えるために、読者にすり寄る姿勢が見える文章が好まれる。
 作家性4:読者にすり寄る姿勢6くらいのバランス。
 それよりどっちかに片寄っても良い作品にはならない。
 「自分の書きたいように書くのではなく、読者を満足させるように意識して、そこに書き手の個性を活かして書く」ということ。
 映画でいうとヨーロッパの文芸作品よりハリウッドの娯楽作品を書ける人が望ましい。
 応募作ではそこまで要求されないが、そういう姿勢が“見える”作者が好まれる。
・差別化。マネ(マンネリなネタ)ではなくオリジナリティーのあるものを(はずすなら大きくはずす)。
・何が書きたいかはっきりさせる。見せたいことが明確に描けていること。
 けっきょく何が言いたいのか伝わってこないものは駄目。
・会話の口調だけでキャラ作りしないこと。人物の描写は地の文でする。
・応募作のほとんどは心情、情景ともに描写が足りない場合が多い。
 書き手の脳内で画になっていても、それを文字にして描写しないと読者に伝わらない。
・人称を紛らわしいものにしない。誰かをはっきりさせる。