太田光のアナルからは、毒とも蜜とも区別のつかない愛液が溢れ出していた。それは蠢く蛇のごとく僕のぺニスを締めつけ、愛児を慈しむ母の手のように優しく撫で上げた。
「ああん、村上春樹ぴょん、らめえええええっ! オレのアナルが裂けちゃうううっ! ひぎいっ!」
太田光が激しく喘いだ。それはアナルセックスをする時の、男としての正しい反応だった。
甘やかな声に耳が疼く。時の流れの片隅に留め置かれるように意識が遠のく。締めつけが最高潮に達した時、やれやれ僕は射精した。