これが20年書き続けた男の本気だぞw

290 名前:名無し物書き@推敲中?[] 投稿日:2017/07/17(月) 21:15:21.23
酷評お願いします^^


 どれぐらい待っただろうか、奥の部屋から僕の名前が呼ばれ、看護師二人の手によって奥の部屋へとベッドごと移動させられた。見覚えのある太った医師と看護師数名が立っていた。
「渡辺さん、エナジー二百、――百――」
 呼吸器を口に嵌められる。そして看護師が続ける。
「では、これから全身麻酔をしますからね。大きく息を吸って、はい、吐いて――」
 そこで意識がなくなった。

 名前を呼ばれながら肩を何度も叩かれる。そこで意識が戻った。目の前のテーブルには菓子パン二個とヨーグルト、牛乳が置かれている。
「終わりましたよ! このパンを食べてください!」
 意識が朦朧とする中、適当に返事をし、促されるようにしてそれを食べる。味はしない。というより、僕はなんでここにいるんだ? ここは、どこなんだ?
「あの」と看護師に声をかける。若い女の看護師は、カルテかなにかにペンを走らせながら返事をする。
「どうしましたか」
「ここはどこですか?」
「ここは病院ですよ」
「なんで僕が病院にいるんですか?」
「緊急に運ばれてきたからですよ」
 そうか、僕は今病院にいるんだ。じゃあ……。
「今なにをやったんですか?」
「電気治療といって、全身麻酔をして体に電気を流し、痙攣を起こす治療です」
「なるほど……」
「じゃあ三階に戻りましょうか」
 僕は看護師に連れられるまま、三階へ行った。