れつだん新作の冒頭部分!ポッポ評求む!

 今日はいつも以上に、外出する機会が多い一日だった。まず、十時ごろに訪問看護の女性に起こされた。金曜日は僕が密かに狙っているとある女性なのだけれど、先週に引き続き、月木と来る女性がやってきた。

 それからYoutube等でラジオを聴きながら、インターネットに勤しんでいた。今日も、特に変化の無い一日なんだろうな、と、半ば諦めの感情でもって、煙草に火をつけていた。

 昼間に買い物を済ませ、その時に買ったイカの天ぷらを食べながら、二時頃に地域庁舎へと行く。
これから呼吸器内科に罹らなければならないので、医療券の発行のために行く。用事が無ければ行きたく無いところだ。
 前回は、精神科や皮膚科で診て貰っている呼吸器内科に行ったんだけれど、そこの対応が、非常にカチンと来た。
どうせ五年ぐらい彼氏がいないんだろう、と思わせる、モテないオーラを漂わせた、少々キツめの女医だった。何も、その女医の全ての意見がカチンと来たわけではない。カチンと来たのは、この通りだ。
「ちゃんと毎回診察に来ないという事は、喘息を治そうという気が無いと、こちらは捉えます」
「喘息という持病を持ちながら、煙草を止められないというのは、はっきりと言って、喘息を舐めています」
 こういう風に言われたものだから、僕も、「もういいです。紹介状書いてください。街医者に行きます」と言ってしまった。
 紹介状が無いと、医療券が発行されない。