あのね、当たり前のことだけど、読書をしたら、こういう風にマッピングみたいなことをした方がいいよ。

例えば、過去にAという作家の本を一冊だけ読んだとする。
そうしたら、次にもう一冊読む時には、両方の本の内容を関連付けた方がいい。
ついでに、作家のイメージも作っていく。この作家はよい作家か、駄作しか書かない悪い作家か。

それから、自分が書くものに、内容を取り入れることができるかどうかも考える。
ついでに言うと、自分より優れた作家か、劣った作家かも考えた方がいい。
それを考えてから、優れた点を自分のものにすることを考える。劣った作家からは、
まず自分はこのような作品は書かないことを意識する。巷に溢れる小説の中でも劣っているなら、
忘れること、そしてこの作家はつまらない作家だということでレッテルを仮に貼っておいて、
くだらない本として分類する。

面白かった本のことは覚えておく。作家も同じく。単純に劣ったものから優れたものまで、数直線の上に並べる。
書かれた月日などの情報をそれに加えて、適切に配置する。この本はここ、この本はここ、と適当でいいので配置する。

長々と語っちゃったけど、要するに、ただ濫読して、どの作家が面白くて、どの作家がつまらないかわからない状態にさえならなければいい。
それだけのことをこんなに長々と……これで本当にIQ148なのか……疑問符が……。