群像新人文学賞70
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>>395 の人ので整形はされた あとはサンドイッチが煩いのを処理するぐらいで拙くは見えなくなってくる しかし原作者がコンビニ内の動きを綿密に描写した意図は何だろうか 客が並んでる、客の持ってるサンドイッチを見た、ボリュームがある、それが食いたくなって棚に移動、棚には商品が一杯だ、めぼしいものを物色する 原文はこの描写に色気のない文を六つも使ってる 何か意図があればいいけどとりあえず考えは無さそうな所が致命的、さすがだな、し、という感じ >>351 大学生活が始まって二週間が経過した。 初日に話した連中は消えて無くなった。消えて無くなったというのは、自己中心的な考えかもしれない。実際に、連中が消えたわけでも、無くなったわけでもないのだから。これは私の感覚的な問題だ。 連中は同じ大学にいて、日常を過ごしているはずである。 大学生活の初日、山根や鈴村さん(ボブカットの女の子)、一条さん(これはセミロングの女の子)とも連絡先を交換したが、 私から連絡することも、彼らから連絡が来ることもなかった。 スマホのアドレス帳には九十六件の連絡先が保存されている。二十件は地元の友人知人、十件は親兄弟やかつての塾やバイト先やらの連絡先だから、六十件近くが新たに登録した連絡先ということになる。その新たに登録された人間とほとんど交流はない。 同じゼミの子に、「ずいぶんメアドの件数少ないね」と言われたが、人の連絡帳を覗く方がよほど失礼だと思う。 何様だと思う。 >>402 ただ書いたものを垂れ流すタイプだと思うわ こんなんで○○枚書いたとかもし言ってるのだったら半分は文章削った方がいいと思う ここ数日の一連の冒頭の投稿者が同じ人だとするならば そうとう孤独な心を抱えているぞ 心配になっちゃうよ でも文章は半分削れ 無意味な言葉が多すぎ 情景描写にせよ舞台背景の描写にせよ、ほんとに散文的な説明に終始してる印象があるよね。 やっぱり物語である以上、そこに詩情が織り込まれてないとまずい。 >>401 給料日は適当に意味もなく書いたことだと思う ふつう、忘れないよね ATMで残金確認も店内でするのかと思いきやしないし 何も考えてないんだろう >>407 詩情のある文章は難しいので、 この作者はまず徹底的に意味のあるひと文を書いた方がいいと思う そのひと文に意味はあるのか? >>403 >日常を過ごしているはずである。 なんかオカシイ感じ…。彼らなりの日常を過ごしているはず…とかならありかなあ。 あと、入学後二週間で60件も登録なんかするものなのか? とかいくつか疑問がわくし、 >私から連絡することも、彼らから連絡が来ることもなかった。 という直前の淡々とした一文の効果を単に薄めてしまっている蛇足感があるよ。 >同じゼミの子に 「ずいぶんメアドの件数少ないね」と言われたが これは「キャッチャー・イン・ザ・ライ」でもそうだけど、なんか悪意のある嫌な奴の 行為となるはずだけど、なんとなく女の子という風にも読めて、それが女の子だったら、 屈託のなさ、の表現っぽくもあるから、「何様」との心の声? と整合性が取れない。 一言でいうと「他者」がいないわけだ。 まあ勝手な感想書いたけど、なんか色々気になってイライラさせられる文章だよ。 このスレは受賞が目的のスレだから、読んでイライラする奴がいる、という事実を作者 としては少し考えてみても損はないんじゃないかなw >>410 リライトだから内容はどうにもならない 俺もいらいらしながら書き直したよ でもたぶん作者は孤独なんだよ それだけは伝わった 大学でも会社でもコンビニでも居場所のないやつなんだよ あとは文章がうまくなればいいね >>411 そりゃそうですなw まあ今の若い書き手の小説は、人気作家も含めて、結構、安直に孤独 な「主人公」を描くし、またそれが多くの共感を呼んでいるから、なんだかなあ…と 思ってたりするわw >>408 「きょう、ママンが死んだ。もしかすると、昨日かもしれないが」 という天才的な書き出しがあっただろ? それをちょっと思い出したものでw これって貧しい境遇とコンビニのぎらぎらしたのの対比なんじゃないのと思って >>358 をドライな感じでリライトしてみました 吐く息が白い。気温はどれくらいなのか。空にはうっすら、白い放射霧がかかっている。冬が着実に近づいてくる。 コンビニに入ると、コーヒーの匂いが立ち込めている。マシンから取り出したばかりで熱そうなそれを携えた人が私とすれ違い、店の外へ出ていく。 いつもの通りたくさんの人がいて、レジには数人の客がそれぞれ商品を手にいっぱい持って並んでいる。ひとりは右手に美味そうなサンドイッチを持っている。でっぷりと分厚いハムが挟んである。 それに目を惹かれながら、それを目当てに、奥の棚へ向かう。搬入が終わったばかりなのか、いまだ商品は隙間なく、所狭しと並べられている。 そのなかから目当てのサンドイッチを取り出してなお、目敏く、なにかに憧れるように棚を睨みつけていると、新作のハンバーグ弁当が堆く積まれているのが窺える。 この肉はいい挽肉を使ってそうだ、機会があれば食べてみよう、などと考えているうち、ふと、今日が給料日であることを思い出した。 少しばかり贅沢をしてもよかったが、明日、明後日のことを考えれば、そうしないでおくほうがいいだろう。 会計を済ませて扉に手をかけると、傍のラックに差し込まれた新聞の一面が妙に目についた。 レジの方を見やるとちょうど人が引いたので、それをひょいと引き抜いて、再び金を払った。 >>417 ドライな感じはしないのは原文のせいだと思うけどw かなりイライラ感はとれた気はする。 そうすると却って、新人賞エントリー小説の冒頭としてはどーなのよ、という…。 >冬は着実に近づいてきているのだ。 この部分だけは原文の方が良いような気がする。 コーヒーは匂いでなく、香りかなあ? 匂いは肉まんかなw ワタナベの話もコンビニ描写も描き途中のもの。 確かに意味のある文章ではない散文に終始していたかも。じゃあ、次の文章載せるね。 大学のキャンパスに初めに足を踏み入れた時、私は俄かに緊張したのを今でも鮮明に覚えている。 広いキャンパスは人でごった返しており、サークルの勧誘やビラ配りなどで路は塞がれていて、歩くところがなかった。 人が流れているところに沿って、歩き出すと、さっそく私はサークルの勧誘に取り囲まれた。どこかのサークルには入るつもりだった。 が、今入部を即決するつもりはさらさらなかった。何故ならそのサークルに目ぼしい女の子がいるかどうかわからなかったからだ。 私のこの時の一番の望みは彼女を作ることだった。とにかく可愛い女の子がいる場所を求めていた。 大勢女の子がいる場所であれば、私はどこへでもいったし、女の子がいない場所には全く興味が湧かなかった。 アルバイトを決めるのにもサークルを決めるのにも、望むものは同じだった。サークル選びは充分に吟味して入会しようと考えていた。 私はひとつ勧誘を断って歩くと、また別の勧誘が私の行く手を塞いだので、顔を逸らして無視してあるいていくと、 今度はビラを手渡して、検討するだけでも検討してよ、と言って私の手にビラを握らせ、その人は別の新入生に声を掛けた。 ビラを見ると、テニス・バスケ・サッカー、冬はスノボー、と言う見出しが目に付いた。どこにでもあるチャラいイベントサークルのようだった。 百メートルも歩くと、五枚ものビラが手に収まっている。私は立ち止まってビラを眺めた。 出会い目的のイベントサークルのビラの他に演劇サークル、文藝サークル、ワンダーフォーゲル部、空手なんてのもあった。 続き 百メートルも歩くと、五枚ものビラが手に収まっている。私は立ち止まってビラを眺めた。 出会い目的のイベントサークルのビラの他に演劇サークル、文藝サークル、ワンダーフォーゲル部、空手なんてのもあった。 ようやくお祭り騒ぎの中央広場を抜けて、大学生活一発目となる教養課程の講義が行われるB党に着いた時、 私はどこに行っていいのかわからずに、掲示板の前でキョロキョロしていた。 講義のある部屋がどこにあるか、それを探しているのは私だけではなく、他に四人ほど立ち止まって、掲示板を見つめていた。 B党の掲示板がある場所は、東南に位置していて、午前中は陽が当たらない。 私はそこでジッとしているのが寒さの故に、耐えられなくなってきて、軽く体を揺すって熱を取り戻そうとした。 日影で春風に吹かれているととても寒く、底冷えがした。私は掲示板から離れて、陽の当たる場所へ移動した。 B党はモダンな建物で立体的に上から観ると歪な形であることが想像できた。掲示板のあるところからみて左手にB党の入り口があった。 私はB党に入ってラウンジまで行き、ソファに腰掛けた。このソファも芸術的で、ソファの形や配置は、なんと表現したらいいか、まさにアートと呼ぶに相応しいものだった。 色は肌色のピンクやら赤やら橙やら、たくさん色付けされたソファが幾重にも折り重なっていてルービックキューブのようだった。 あのー、文章も比喩もあまりにも稚拙ですし、この短さに誤字も見受けられます。 まず、なにが言いたいのか、平易な場面をただ淡々と書いてるだけなのでルポルタージュの域を出ていないかと思われます。 もっと読書量を増やして、文章に触れてから作家を目指した方が得策かと思います。 >>420 以下のような箇所が気になったよ、個人的な感覚でチャックしてみた、当たり前だけ原作者の感覚とは違うと思うがw >大学のキャンパスに初めに足 → 初めて >私は俄かに緊張したのを → 私はにわかに緊張してきたのを >歩くところがなかった → 前に進もうにもすり抜ける隙間さえないように思われた >人が流れているところに沿って → それでも緩やかに流れている人並のうねりを捉えて >どこかのサークルには入るつもりだった。が、 → だった。しかし >今入部を → ここで入会を >さらさら → 削除 >目ぼしい女の子 → 自分の好みの魅力的な女の子 >大勢女の子がいる → 女の子のいる >また別の勧誘が私の行く手を塞いだので → 塞いだ。 >私の手にビラを握らせ → 握らせたかと思うと、その人はすぐに >顔を逸らして無視してあるいていくと → 歩いて >今度はビラを手渡して → 今度はビラを突き出して >百メートルも歩くと、五枚ものビラが → いくらも進まないうちに、何枚ものビラが >出会い目的のイベントサークル → 女の子との出会いだけを目的としているようなイベサ れつだんよ! いつからyou lose who you are! >>421 こちらの気になったこともチェックしてみた。ギャル目当てのチャラ男が、チャラいイベサの勧誘にあって、チャラい学生 生活をはじめようとする話なのか? なんか、こういうチャラい奴は主人公でない他人である方が面白いと思うけど。まあ第三者が読むとこんな感想になる一例として…。 >大学生活一発目となる教養課程の講義が行われるB党に → 大学生活の始まりを告げる教養課程の講義が行われるはずのB棟 >私はどこに行っていいのかわからずに、掲示板の前でキョロキョロしていた → 私は講義がどの教室であるのか、そのことを確認するのを忘れていたのに気づいた >講義のある部屋 → 講義のある教室 >他に四人ほど立ち止まって、掲示板を → 他に四、五人の学生が立ち止まって掲示板を >B党の掲示板がある場所は、東南に位置していて、午前中は陽が当たらない → B棟の掲示板はロビーの左手の隅に位置していて、午前中の陽が当たらない場所にあった >私はそこでジッとしているのが寒さの故に、耐えられなくなってきて → 私は痴呆のようにその場にじっとしていたのか、春の空気の意外な冷たさに震えている自分を発見した >耐えられなくなってきて → 削除 >日影で春風に吹かれているととても寒く、底冷えがした → 日陰にいるとエントランスから吹き込んできる風を冷たく感じるのだった。 >B党はモダンな建物 → B棟は昔流行った馬鹿げた感じのポスト・モダンな建物 >掲示板のあるところからみて左手にB党の入り口があった → 削除 >私はB党に入ってラウンジまで行き → 私は館内案内図にあったB棟のラウンジを探しあて >このソファも芸術的で → 内装やソファは建物のスタイルとは真逆のモダニズム風のもので、 >ソファの形や配置は、なんと表現したらいいか、まさにアートと呼ぶに相応しいものだった → そのフォルムや座席の配置は、こんな風にでもすればそこそこのアートっぽい空間が演出できるかと言わんばかりの安直さが透けて見えた。 >色は肌色のピンクやら赤やら橙やら、たくさん色付けされた → パール・ピンクやらカーマイン・レッドやらカドミウム・オレンジなどの多彩な配色を施された >>429 >吹き込んできる風 → 吹き込んでくる風 ヘボ以前にありきたりのシーンがダメ 読む気が失せる 文章というのはある程度は「技術」だから、ある程度は上手くなる。 文章センスが良くなるかどうかは知らんが、良くなると信じて書かないと 辛いだろw >>429 原文は、B棟の掲示板が屋外にあると書いてあるが、屋外の東南にあるのに午前中の陽射しが 当たらないのは不可解だし、大講堂の影で、とか挿入するのもダルいので、(ファサードが ガラス張りのありがちな)校舎のロビーに陽が射し込んでいる描写にしてみた(勝手にw) 春風は肌寒かったりするが、「底冷え」と書いていると「季語」的にも落第だから訂正した。 モダンな建物、というのは現代風とかいう意味だろうが、そんなのは昭和の感覚だろ、 それにモダンな建物はだいたい左右対称だったりするwのでポスト・モダンに改変した(勝手にw) 学内の備品を「芸術だ、アートだ」と手放しで賞賛する描写はいかにもナイーヴなので、否定的な感想に改変した(勝手にw) まあさっさと講義に出ろ、と思いながら読んだけどw きっとラウンジで「女の子」に出会うんだろうなという気がしたので許したw あと「描写」っていうのは近代文学の一つの特徴だったりするけど、小説は別に「描写」がなくても成立するのだから、結局、 自分は近代文学の延長線上で書くのかどうかを一応考えてみた方がいいと思うよ。まあ老婆心だけどw >>437 横からだが、ひとこといいか? 君、レベル高っ! 勉強になった やっぱ俺の文章駄目っすか? もうちょい挑戦させてくれますか? 晒してもいいのかよ? 途中さらそうか?数行、一場面。 そうだよ、群像なんて、なにが良くて、何が悪かったのかさえわからない、ブラックボックスみたいな 賞だから、とにかく書き続ける以外に突破する方法はないんだよ。 オープンマインドでオリジナル文章をアップしてくれる人がいると、いろいろスレ的にも楽しめるから。 >>439 編集者って立場を仮定したら「直し甲斐のある文章」という感じかなw もしあなたが高校生なら「前途洋々」。 もしあなたが大学生なら「自分より文章が書けるすげー同級生がいる」といった存在。 もしあなたが「カルチャーセンターなどの文章教室に通っていないなら、これからいくらでも作文技術が向上する」でしょう。 あなたが本当に書きたいストーリーと、自身の文体への信頼&作文の技術が釣り合っているかどうかのレベルの話なら、第三者にはなんとも言えない。 つーか、「あなたの文章診断します」みたいなスレでやった方がよくない? 「あなたの文章真面目に酷評します」のスレなら大畑に滅ぼされた 因みに「新・あなたの文章真面目に酷評します」というスレな。 こっちで存分にやっとくれ >>454 そりゃおまえ、創文板と言えば、大畑中島でしょ >>455 頼むからやめてくれ そいつらの名前入ったスレッドあるじゃん そちらで存分にどうぞ >>456 興味を持っては駄目だ。知ってしまったら、君はもう戻れなくなるぞ。 普通の人間でいたいなら知らないでおくべきだ。 いいか、二度と興味を持つんじゃないぞ。 絶対に、だ。 それほど面白い人間でもなし、薄っぺらで、精神病理。 大江 全集でるよな 政治少年読みたいんだけど 一冊が高いんだよなぁ…… >>463 大江も安部も中上も龍も春樹もみんな人称「僕(ぼく)」デビューだ >>467 だからこそのマンネリだろ! ダウナーな大学生というキャラも もういいだろ? やるなら大江超えるつもりでやれ 「ジニのパズル」の次の一節はなかなか気に入った。 「空色は心模様」私はそう日本語で呟いた。 「なに?」 「同じ景色を見ることがないのは良いことだね。同じ気持ちでないということだから」 「あら、良いこと言うわね」ステファニーは感心するように言った。 空は赤く染まり、オレンジ色と混ざっていった。そして、徐々に紫色になり、そこにピンク色も加わったと思ったら、 あっという間に深い青色へと変わった。気の多いアーティストのようだ。 空はすっかり暗くなり、うっすらと星が出てきた。私は、日本にいる友人を思い出した。 『ジニのパズル』チェシルより @blueirisr8 5ちゃんねるで匿名が威勢のいいことを言う。私を「こそこそROM厨」という。 社会から分離して無責任に社会性も責任も無く、攻撃しては、名無しの群れに逃げ込み、私は、記名でカクヨムにもあげているし、どっちが社会からこそこそ自分の鬱積した精神を表明しているのはどっちだろう、と思う。 人の攻撃する前に自分は自分の望みをかなえる、自己実現に夢中な人と交流するし、今、ツィッターで言葉を交わしている人は、コミティアやテキレボ、文フリで実際会った人たちなので、女と口を利いただけで、 自分のため込んだはけ口の無い性欲の塊の名無しの、的を射ない攻撃は自分には当たらないと思う まあしかし。文学は「自意識の劇」である必要はなーんもないんだから、 Dont mind! ぼくの応募作はいまどこにありますか まだ編集部によるチラ見捨ての期間かしら 大畑はもう新作のプロット作ったみたいだけど、お前らは何してんの? >>477 編集部は読まないでしょう 新人作家や我々の先にいる作家の卵が チラ見捨てするんですよ!くそったれ! 荒らしに絡むやつも荒らしという 基本すら抑えられないならromれよマジで 「ジニのパズル」より いつか誰かが言っていた。よく笑う人間は、沢山傷付いた人だと。 心から優しい人間は、本当に深い傷を負った人なのだと。でも、と私は考える。 沢山傷付いた人間が、数え切れないほどの人たちを自分以上に傷付けてきた場合、それは果たして優しいと言えるのだろうか? 自分の傷を言い訳に、よりによって最も大切な人たちを、傷付け、騙し、欺き、追いやり、日の当たらぬ闇の底へー 自ら這いつくばって抜け出すしかない奥底まで突き落とした人間。 それが私だ。 これは、そんな私の物語なのだ。 群像新人文学賞の当選作を読む。 物語の構成や構造が、うまくハマっている作品。そういった作品は、まさに比喩表現を遣えば、パズルのようなものなのかもしれない。 ジニのパズル、とはうまく言ったものだ。 パズルのような作品であるためには、どうしたらいいか? それは主体である自分という存在が抱えている問題を深く掘り起こして、真摯に向き合って書く必要がある。 精神分析学の理論に「いま、ここ」という概念がある。「いま、ここ」というのは、無意識に沈殿している過去を反復している現在を指す言葉である。 精神分析学では過去とは現在であり、現在生きている自分が向き合っている対象は、すべて過去の母親や父親であったりする。 現在に抱えている問題は、すべて過去の対象関係と結び付いている。無意識のなかで、私の「いま、ここ」は、過去と結び付いてある。 だから、物語性を語り出す時点で「いま、ここ」から出発しないと、それは真摯に自分と向き合っていることにはならない。 「いま、ここ」から離れた自分を語る場合、それは物語としては成立し得ない。 物語の構成や構造が上手く、パズルみたいにピースを嵌めて完成させるために、「いま、ここ」にいることは必須なのだ。 「いま、ここ」を語るということは、過去を語るということである。それができれば人は小説家になれる。 私はそのように思う。 「いま、ここ」という概念は現在=過去。 現在の人間関係、恋愛対象の人だったり、友人だったり、職場の人たちだったりは、あるいは全然知らない街を歩いてる人だったり、 その人たちは「いま、ここ」にいる自分の存在を取り巻いている。その対象関係のすべてが、無意識に抑圧された過去そのものである、ということだよ。 現在は、無意識に押し込めた過去の対象関係の反復でしかない。それを認識することで「いま、ここ」にいる自分の存在が本当の自分だということだ。 物語を書く上で「いま、ここ」にいる自分を語ることが、パズルを完成させる鍵になっている、ということだよ。 現在の対象関係は、過去の対象関係と結び付いてるってこと。 今、現実に抱えている問題は、過去の対象関係の密接に結びついている、ということ。 愛着を抱く、嫌悪感を抱く、相手に投影する等々。 物語は、自分の「いま、ここ」という現実のなかにある実存を掘り返していくこと。 706 名前:中島英樹(ブルーアイリス)@カクヨム ◆1pVQTmlaVU :2017/11/19(日) 17:05:05.08 ID:fz9YNRhX ワイさんお久しぶりです。9月に自分の中でもっとも良く書けた、と思う作品があります。 https://kakuyomu.jp/works/1177354054883979748 評価よろしくお願いします あしびきの 山鳥の尾の しだり尾の ながながし夜を ひとりかも寝む (柿本人麻呂) 長い夜をひとり寝るさびしさの嘆き 垂れ下がった山鳥の尾羽のような長い長いこの秋の夜を、離ればなれで寝るという山鳥の夫婦のように、私もたった一人で寂しく寝ることになるのかなあ。 The autumn night is as long as the tail and wings of the peacock. Like the pheasant pairs who sleep apart, I spend this night in lonely solitude. ネットからコピーしました。のののの連続はリズムがあっていいですね。 スナックでジョッキを頼む、無粋な奴がいるか!w 瓶ビールでお酌してもらうのを楽しむ 中島さんはほぼ推敲してないじゃん 大畑の推敲無しなんて酷いもんよ?見た事ある?小学生より下手くそでwww 幼稚園児とどっこい程度www でやっぱり力の差は歴然だなあと >>493 そういう意見を待ってたわw 玉袋筋太郎の「ナイトスナッカーズ」みたいなスリルを味わいたいのにw やっぱ、小説にはリアリティってものがないとな。わざわざ読まないよw 【ナカジ祭まとめ】 和泉カオルさんが中島をフォローする ↓ http://mevius.2ch.net/test/read.cgi/bun/1510577426/885 のメッセージを送る ↓ 和泉カオルさんが久しぶりにツイッターを開くと、なぜか中島にブロックされていた ↓ http://mevius.2ch.net/test/read.cgi/bun/1510577426/881 ↓ 名無しの中島が「全部悪いのはストーカーの大畑だ!」と暴れる ↓ 名無しの中島が「全部悪いのは和泉カオルだ!」と暴れる ↓ 壊れてしまった名無しの中島、1人で安価つけて大畑disを続ける 落ち着いたね。 次に賑わうのは年明けてからだろうね。 よいお年を! 530 名前:中島英樹(ブルーアイリス)@カクヨム ◆1pVQTmlaVU [] 投稿日:2017/11/22(水) 12:50:28.94 >>日雇いさん 【告知】 それでは、いよいよ明日は文学フリマです。色々な人と新しい技術について 話すが今から楽しみです。 開場から会場に入って、12時に文学フリマの名物のターリー屋のカレーを休憩所 で食べていますので、見かけたら声をかけてください。あんまり話す事は合わないかも しれませんが、実際会って話す事がなによりの相互信頼になると思います。 よろしくお願いします。 中島英樹(ブルーアイリス) ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています
read.cgi ver 07.5.1 2024/04/28 Walang Kapalit ★ | Donguri System Team 5ちゃんねる