ワタナベの話もコンビニ描写も描き途中のもの。
確かに意味のある文章ではない散文に終始していたかも。じゃあ、次の文章載せるね。

大学のキャンパスに初めに足を踏み入れた時、私は俄かに緊張したのを今でも鮮明に覚えている。
広いキャンパスは人でごった返しており、サークルの勧誘やビラ配りなどで路は塞がれていて、歩くところがなかった。
人が流れているところに沿って、歩き出すと、さっそく私はサークルの勧誘に取り囲まれた。どこかのサークルには入るつもりだった。
が、今入部を即決するつもりはさらさらなかった。何故ならそのサークルに目ぼしい女の子がいるかどうかわからなかったからだ。
私のこの時の一番の望みは彼女を作ることだった。とにかく可愛い女の子がいる場所を求めていた。
大勢女の子がいる場所であれば、私はどこへでもいったし、女の子がいない場所には全く興味が湧かなかった。
アルバイトを決めるのにもサークルを決めるのにも、望むものは同じだった。サークル選びは充分に吟味して入会しようと考えていた。
私はひとつ勧誘を断って歩くと、また別の勧誘が私の行く手を塞いだので、顔を逸らして無視してあるいていくと、
今度はビラを手渡して、検討するだけでも検討してよ、と言って私の手にビラを握らせ、その人は別の新入生に声を掛けた。
ビラを見ると、テニス・バスケ・サッカー、冬はスノボー、と言う見出しが目に付いた。どこにでもあるチャラいイベントサークルのようだった。
百メートルも歩くと、五枚ものビラが手に収まっている。私は立ち止まってビラを眺めた。
出会い目的のイベントサークルのビラの他に演劇サークル、文藝サークル、ワンダーフォーゲル部、空手なんてのもあった。