【最高峰の】江戸川乱歩賞82【新人賞】
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【最高峰の】江戸川乱歩賞81【新人賞】
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ミステリー賞で権威を保っているこの賞のように、孤高を保つスレでありたいですね。 書けばいいと思うけど、編集者がパヨクだったりしたら日の目を見ないというだけじゃないか かなり追い詰められてるからな、キンペー
イギリスの空母が着く前に動くぜ アメリカが大混乱になってる隙に既成事実を作るんじゃね
なんか国際ポリティカルスリラーのスレになってきそう 結局、わた消えは「新しさ」がほとんどないのに受賞している
型どおりの作話技術を守ったことが評価されたみたいで、
それも江戸川賞らしいと言えばらしいのか 推理の部分を大事にって綾辻言ってたよね
謎の提示の部分は面白いけど
回答編がさっぱり 叙述トリックの最高峰は
「十角館」
「弁護側の証人」
「葉桜の」(これは途中でわかったから個人的にはつまらんかった)
などだろうけ、謎の提示よりも回答で「あっ」と驚かせる
これがあれば、途中までは退屈でも、読後感がいいんだよね サスペンスやスリラーもあるから作中人物による推理はなくてもいい
読者にあれこれ考えさせればいいんだが
ワタ消えはその部分が弱い
ただ690が言うように乱歩賞らしいとは言える 矢ッと規定枚数下限超えた〜
あと30枚くらい書いて終わりにしよ
長編苦手なんで、一人ずつ目線が変わる短編みたいな話になってしもうた >>692
十角館は叙述トリックじゃないと思う。
あれが叙述なら、本格もの何割かが叙述トリックになってしまう。 ちょっとAmazon見てたら、あの世紀の大傑作だと思ってた「わらの女」が☆3.5で、
「相手方に弁護士がつかないのはおかしい」とか、ちょっと的外れのようなコメントが
付いてた。
江戸川乱歩賞の最高傑作と思ってた「大いなる幻影」も☆3.5。
自分いまでも松本清張を超える作家はないと思ってるんだが、東野圭吾でも伊坂幸太郎
でも、自分には読むのがしんどいんだよね。なんか学ぶとこがない作家の作品は
幼稚で退屈に思ってしまう。 >>698
今さらながら、松本清張はちょっと別格だよね
トリックどうのというより、人間の醜さやズルさ、滑稽さを絡めて犯罪を描かせたら
誰も敵わないもんな >>698
時は流れるし、人の考え方も変わるから。
松本清張や森村誠一作品も何作か読んだけど、会社を守るためや出世のために人殺すわけねえだろってしか思わなかったもんなあ、俺はね。 松本清張は好きだが、
「それでいいのか」っていう動機があったり、
動機が書かれてなかったりするのがあって…
名作「点と線」だって動機不明(犯人の自供なし)のまま終わるし >>700
世相や社会が変化したんだからしゃあない。その当時はそういう社会だったと思って楽しめばいい。乱歩や横溝読むときだってそうじゃない? >>702
読んで楽しむのと
小説を書くのとでは違う 叙述トリックって、一見、普通に謎解きはやってるよね
で、謎解き自体はがっかりだけど、叙述で「え?」って引っかえる。
こんな感じじゃないの? 有名どころが
「十角館」
「アクロイド殺し」
「その女アレックス」
「はさみ男」
上記は叙述トリックで認識されてると思うけど
「そして、誰もいなくなった」も作者によって意図的にある事実が隠されているから叙述
作者は知ってるけど読者は知らない (これが叙述)
作者は全て提示して、「読者への挑戦状」 (これが叙述以外)
だと思ってるけど >>706
> 作者は知ってるけど読者は知らない (これが叙述)
作者が意図的に書き落とすあるいは紛らわしい書き方をすることにより読者が誤認する
がより詳細な定義かな
ついでに、誤認してるのは読者だけで登場人物は正しく認識してる、ってのもあるか >>707
おおむね同意するけど
叙述トリックには登場人物は絡まないと思う
作者 対 読者 だけかと 「叙述トリック」って言葉が一人歩きして、範囲が広くなりすぎている気がする。
折原みたいなのは純粋に叙述トリックだけど。 そういう定義づけごっこはやっても意味ないよ
それよりも書いているのか? 「この世界はこれからどうなるのか?」という謎だけではミステリーにならないのかな?
既に起きた事件の謎解きをするのがミステリー? 乱歩賞は本格ものばかりを求めている訳じゃないから、極論すれば
分からなくても応募は出来る。 将棋ミステリーを書いたんだけど、藤井聡太の活躍で
類似の作品が多くなるのが懸念される。
独自色を出せたと自負はしているけどね。
今は脱稿して寝かせているから、年末くらいからまた改稿する。 >>710
ミステリは定義がわかってなきゃ描けないよ。そこがわかってないと選評でご都合主義と叩かれることになる。 別スレから持って来た、本格の定義(横溝スレ・レス508の抜粋)
・(殺人などの)事件で謎が提示される。
・謎を解くのに充分なヒントが文中で示される。
・誰もが納得のいく論理的な手法で真相が示される。 その定義からすると、テレビの2時間ものも含めてほとんどのものが
本格になりま〜す。
そういう解釈でよろしいでしょうか?
逆にフツーの推理小説というのは極端に少ないイメージになりませんか? ミステリベスト100なんて企画に上がってる本を、国内版、海外版問わず、片っぱしから読んでみ
何が本格で、サスペンスで、社会派で、ハードボイルドで、スパイ冒険ものなのか体感として分かるから
読者はみんなそれぞれ言ってることが違うけど、そんななかでも自分だけの基準が見つかると思うよ それぞれは必ずしも別物ではなく、単に分類方法が違うだけ。
当然、オーバーラップしているのも多く、
社会派だけど本格ものなんていくらでもある 逆に同じ本格名義でも
チェスタトンとクリスティじゃ
ぜんぜん違うしねえ だから定義はイキモノなの
一度決めても、すぐにそこからはみだす
だいたいの感じをつかんでいればいい >>721
謎と答え合わせがあれば、すべて推理小説
本格……設定、キャラ、動機のリアリティ<<<<謎とカタルシス
社会派ミステリ……リアリティ>>>謎とカタルシス
乱歩賞は割と社会派しか獲らなかった
QJKJQは雰囲気としては本格に近い
社会派ミステリとして読んだ人には不服があるとは思うけど(実際の殺しではないという点で)
本格として読んだ人は納得できると思う 最近は各ジャンル
型が決まりすぎちゃってマンネリになってるから
特殊設定ものが受けてるんだろうな >>729
>乱歩賞は割と社会派しか獲らなかった
それはかなり異論があるな。まあこれも誰がどう定義するかによるけど。 ハードボイルド
一匹狼、キザなセリフ、格闘、流血、やくざ>>>>>>>謎とカタルシス 警察小説
キャリアvsエリート、裏切り者、やくざ、手柄の取り合い、足の引っ張り合い、新米刑事vsベテラン刑事、「捜査は足でするもんだ」>>>>>謎とカタルシス >>732
俺も異論派
まだ乱歩賞にないのは連作短編と日常の謎だけだと思う >>730
幻想って全て幻想で終わるでしょ
それなら、匣の中の失楽、も幻想になっちゃう
一応推理小説だよね、あれ 本格とそれ以外という定義では
乱歩は本格少なくない?
東野圭吾とかは本格だけど >>738
西村さん、森村さんなんか初期の受賞者は
松本清張由来の社会派本格という定義になるから
一応本格ってことになるんだと思いますよ 出版社が売りたくて売りたくてキャッチーかな?って思ってジャンル分けしたら
お前らゴチャゴチャ抜かすからスルー決め込んで
批判浴びん様にしてるんや
ってのが本音と思うが違う? 清張以前は、非リアル設定の推理小説が多かった
ホームズとか探偵明智小五郎とか
とにかく謎がメイン
でも清張以降(清張のみとは限らない)、ストーリーにリアリティがあるものが増えた
で、推理小説はそういうもんだってことになったけど、
で綾辻の登場で謎解き重視を「新本格」っていって、乱歩やら横溝やらの本格に復古した感じ
まあ定義はどうでもいいね確かに
乱歩賞は清張以降のリアリティの高い小説がほとんどでしょ >>741
たしかに!以前はなかった括りの良い例だね イヤミスっていうのはそういう定義づけが最近出来ただけで、かなり以前からあったと思う。
読後感の良くない、アンハッピーエンド作品はおれが知っているだけでも10以上ある。 最終候補までいって落とされたらKindleで売る? 新本格って島そーからじゃないの
今はそれも一段落して特殊設定本格がブーム 特殊設定をブームにしたいが、読者がついてこないように見える >>745
いや、だから括りとか定義の話をしてんじゃん >>749
わかってるって。君の意見は否定してないんだから、そう食ってかかるなよ(笑) >>747
島そーの後押しで綾辻デビュー
「死人壮の殺人」のような特殊設定は乱歩では無理かと思ってたけど
今の選考委員ならいけるんじゃないかって気もする
QJKJQが出てきたし
まあ自分には書けないけど >>720
貫井徳郎(乱歩賞選考員)はプリズムっていう小説で3個目の要件を満たしてない >>759
その作品は最終的に真相が示されてないよね
だから本格とは言えないんじゃないの
Amazonのレビューでも「本格じゃない」って指摘がいくつかあるし 選考委員の作品がすべて本格である必要なんてまったくないからね。
むしろ、なんで >>759 氏がそんな小さなことをいちいち指摘するのかと思った。 プリズムはバークレーの毒入りチョコレート殺人事件に挑戦した意欲作だよ
だから多重解決が作品の妙であって、最初から、読者がその中で一番気に入った推理を選んで下さいという趣向
つまり探偵が大威張りで真相を解決してみせる、いわゆる本格ミステリへのアンチテーゼになってるんだよ >>762
ひとつの事件に対していくつもっともらしい解決を提示出来るかが勝負の作品だったわけだよね まず、おもしろくないとね
あんまりこだわると、SFみたいになっちゃうぞ たぶん、他の作家や書評家からは受けがよかっただろうね ひとつの地味な事件に三つも四つも違う解決を考えるのは大変だったと思うけど、プリズムじゃどの新人賞は取れなかったと思う >>761
759は読書量が少ないか、かなり偏っているのでは? >>768
デビュー作の慟哭くらいは読んでおかないと 受賞できなかったやつでしょ。
昔は次点ぐらいでデビューできたから良かったよね。 慟哭は傑作だと思うけど
賞取ってないのに売れたしさ >>715
駒の裏側に血がついちゃって
成ることができずに負けちゃうって話はどう? >>770
そりゃ、読書量が多いに越したことはないが、選考委員に読んでもらえるのは
最終選考に残った場合だけだからね。選考委員の作風や好みに合わせることは、
あまり意味がないよ。 >>774
そのトリックには既視感が・・・
多分ツリだよ。 773にさらにマジレスすると、プロの場合、対局前に記録係が駒を確認する
拭くなどして手入れすることもある
だから血が付いてたらそのときに気付く
対局中に駒(あるいは盤)に血が付くのは対局者が指に怪我したときくらいだろうが、
それなら対局を中断して拭くなり駒を取り替えるなりするだろう >>776
ちがうちがう
別に選考委員の作風や好みに合わせるわけじゃなくて
貫井さんを知らないっていうから
純粋に貫井さんには慟哭って傑作がありますよ
読んでおいたらどうですか?ってこと
ただの作品のおすすめ
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